第3回プランニング変更
第2回の記事から2ヶ月以上放置してしまいました。
GWは遊び呆けて、noteの更新も忘れておりました(笑)
さて、前回ですが既存店舗を活用するプランで検討してました。
が、この間うちの父親、不動産会社さん、私の3人で打ち合わせした際に土地を有効活用すべく、既存の母屋の方を残した方が良いのではないか、という話になり、実際に検討していってもその方が確かに土地活用の観点ではいいかな、と思うようになてきております。
そこで今回は変更したプランを紹介したいと思います。
母屋を残し土地を有効活用
築50年はあろう母屋ですが案外柱などはしっかりしており、屋根、壁、外装、内装などをリニューアルして、住宅として賃貸に回そうかという案が浮上し始めました。確かにこっちのプランの方が素直に駐車場も確保できるし、色々面倒だった店舗改修案よりもしっくりくる気がしてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715989098600-2TJWcIooIt.jpg?width=1200)
県道に面する西側に2台分駐車場を確保して、東側の住宅を賃貸として貸し出します。
元々の住居は古い作りになっており、メインの居間に面して南側と西側に廊下があり、居間は障子で仕切られておりました。住宅建材もこの50年でかなり進化しており、特に半屋内的な廊下を設けなくても十分な断熱は確保してくれる2重サッシなどを組み合わせれば、居間と廊下をくっつけてリビング・ダイニング・キッチンとしてリフォームできる、と見込んでおります。
1階北側は台所でしたが、ここを風呂・トイレ・洗面所にして水回りを集約させようと思います。
2階は2部屋(正確には1部屋が2つに襖で仕切れるようになっており、2.5部屋です。)の部屋があり、こちらはそのままの間取りで内装を新しくしていこうと思います。
西側オープンスペースの効果
今まで既存の店舗を有効活用しようという案で進めてきましたが、土地の使い方が色々検討してもしっくりきませんでした。
今回の案は西側にあった店舗用の建物を取り壊して駐車場として貸し出す案です。
この案は母屋を壊して店舗を残す案より2点ほどメリットがあります。
1つ目:建物の解体に困らない
店舗を残して母屋を解体する場合にどうしても今の土地形状では重機を入れられず隣接する土地所有者の方にお願いして、一時的に重機搬入経路を確保するか、もしくは、やりたくはないけど手作業で建物を解体していくかの解体案を検討していかなくてはなりませんでした。
道路に面した西側の店舗自体を解体すれば、上記のちょっと面倒な方法を取らなくても素直に重機を入れて建物の解体が可能になります。
2つ目:オープンスペースを駐車場として貸し出せる
母屋を解体すると東側がオープンスペースとなり、以前検討した市民農園など何か土地を有効活用できそうな案を別途検討していく必要がありました。市民農園は役所の人の反応もイマイチで、農業NPO法人の組織に管理を依頼するのもちょっと土地が小さすぎ、現地の人の協力を十分得られませんでした。
西側の店舗を解体して駐車場として貸し出せば、土地も有効活用できて管理も不動産屋さんに任せられますし安心です。
第3回まとめ
不動産の有効活用に正解はないんだな、と改めて実感したのが今回のプランニング検討です。空き家や土地をどのようにすれば、有益で持続可能な維持ができるのか考える良い機会となりました。
こういうのは1人で考えるよりも、ブレストしながら誰かと一緒に検討していった方がより良い方向にまとまるものですね。
土地の所有者がいて、親族が協力して、不動産屋さんがいて、といった協力者を探すのも1つ重要なポイントであると学べました。
次回は現在対応している不用品の片付け方のヒントか、もしくはもう少しプランニングに関して突っ込んだ内容にしたいと思ってます。