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お菓子の習慣をやめる方法6選

お菓子の習慣をやめるためには、お菓子のない環境を整えることが重要です。

私たちの周りには、甘いチョコレートやクッキー、クリームたっぷりのケーキなど、魅力的でおいしいお菓子がたくさんあります。

しかし、
・甘いものを思わず食べ過ぎてしまう
・体に悪いのは分かっているのにやめられない
・お菓子が原因で太ってしまった
このように、お菓子を適度に済ませられずお悩みではありませんか。

本記事では、スイーツや甘いスナック菓子をやめられない原因とお菓子断ちのコツについて紹介します。


お菓子をやめられない原因

お菓子が習慣になっているのは以下のような原因が挙げられます。
・砂糖の依存性によるもの
・ストレス解消のため
・やることがなくて退屈だから
・ホルモンバランスの乱れ

お菓子をやめられない要因は、自分の意志が弱いからではありません。
砂糖の中毒性や体の構造、脳の仕組みなど、様々な要因が重なって習慣になっています。
つまり、お菓子をひたすら我慢すること以外にもとれる対策はあります。

「なぜ食べてしまうのか」「なぜ買ってしまうのか」「なぜ習慣になっているのか」など、至る所に解決のヒントが隠れています。


お菓子をやめる方法

ここからは、お菓子をやめる方法を6つ紹介します。

1.家にお菓子を置かない

お菓子の習慣をやめるための究極で最善の方法は、家にお菓子を置かないことです。
周りにお菓子があるとつい食べてしまうのは当然のことです。そこで、食べられない環境を徹底的につくりだします。
どうしてもお菓子が食べたくなった際は、欲しいと思ったタイミングで必要なぶんだけ買いに行くのがおすすめです。

しかし、すぐにやめるのは気がすすまないという方もいらっしゃるでしょう。
抵抗のある方は、まずスーパーやコンビニのお菓子コーナーに立ち寄らないところから始めてみましょう。


2.お菓子を取りづらい場所に置く

手持ちのお菓子を目につかない場所や取りづらい場所に置くのが効果的です。

口寂しさを感じなくなったときにお菓子が目に入ってしまい、再び食べたい衝動に駆られた経験はありませんか。せっかく気が紛れていたのに、また食べたい気持ちと戦うのは気が滅入ることでしょう。
やめたいと思っている対象のものが視界に入るだけで食べる原因をつくってしまいます。

戸棚の下の段や、背伸びしなければ届かない場所に置くのが適しています。
しゃがむ、踏み台を使用するなどの手順を踏まなければ食べられないので、お菓子を取るまでの時間に思いとどまる可能性があります。

買い物から帰ったらすぐ、お菓子を見えないところに隠すとよいでしょう。


3.グルメ情報を自分から探さない

SNSや検索サイトなどでグルメ情報を自分から検索しないように心がけましょう。

新作のドリンクやコンビニのキャンペーンなど、世の中には誘惑がたくさんあります。
息抜きにスマホを見ると、インスタ映えしそうなスイーツの画像。
動画サイトを開けば、和やかな音楽とできたてスイーツのショート動画。
街を歩くと、たっぷりの生クリームとフルーツが散りばめられたおしゃれなパフェの看板。
あらゆる情報は私たちの購買意欲や食べたい衝動を刺激します。

開発・製造・販売に関わる全ての人が熱意をもって売りにきているので、綿密に練られた経営戦略に抗えないのも無理はありません。
とれる対策は、情報に触れる機会を減らすことです。最初から情報を知らなければ欲しい・食べたいという気持ちと戦わずに済みます。
たとえ最新情報を取り逃したとしても、すぐに興味を惹かれる新作が出てきますし、キャンペーンが好評であれば翌年も同じ商品が販売される可能性もあります。

本気でやめたいと思っている期間のみSNSのフォローを外したり、別のアカウントを作ったりして食べ物系の情報をシャットアウトするのが効果的です。


4.コンビニに行く機会を減らす

コンビニに行く機会を減らし、なるべくスーパーを利用するよう心がけましょう。

なぜならコンビニには誘惑が多く、買いすぎてしまいやすいからです。
レジの近くにはおいしそうなスイーツがあったり、会計しようと思ったらホットスナックが目についたり、次々と欲しいものや好きなものを発見しやすいです。

一方スーパーの場合は、広さがあるため目当てのものにたどり着くまでかなり歩く必要があります。つまり、大好きなスイーツやチョコレート菓子のある場所まで移動している間、思いとどまる可能性が出てきます。

また、店舗がコンパクトなことも相まって、購買意欲を刺激する宣伝文が目に入りやすいです。のぼりや看板、商品のシールなど、至る所にマーケティングの専門家の技が仕掛けられています。

【例】
・今だけ〇円引き
・お得なクーポン
・まとめ買いでお得
・新発売
・〇〇キャンペーン

お菓子をやめたいと考えている人にとって、コンビニは相性が悪いです。
スーパーもしくは広めなコンビニで買い物するよう心がけましょう。


5.買い物する時間を変える

続いて、買い物する時間を見直しましょう。
夕食前や夜中は買い物を避けるべき時間帯といわれています。

以下の4つの精神状態の際に依存行為への欲求が高まりやすいとされています。

【HALTの法則】
Hunger 空腹
Anger 怒り
Loneliness 寂しさ
Tired 疲労

仕事帰りにお菓子を大量に買ってしまったり、寝る前にお取り寄せスイーツを買ったりするのは上記に挙げた状態が関わっています。

買い物は朝にするのが特におすすめです。
比較的スッキリした頭で買い物ができるため、糖分が高そうなものやジャンクなものに惹かれる場面が少ないです。もし購入したとしても、ベストコンディションで買ったものなら仕方ないと簡単に諦められます。
オンラインショッピングの場合は、カートに入れたものを決済せず翌朝まで待ちましょう。


6.食事以外でストレス解消する

また、食べ物以外でストレス発散の方法をつくることも効果的です。

「今日は辛い仕事を乗り切ったからアイスを食べよう」
「高級チョコレートを食べて明日頑張ろう」
というように、楽しみをお菓子だけに見出してしまうのは習慣化の原因になります。

本を読んだり、Netflixで映画を見たり、自分の好きなことをすれば自然に気が紛れます。
爆食いしたい気持ちを抑え、夢中になれる趣味に打ち込むことから始めましょう。


まとめ

今回は、お菓子の習慣をやめるための方法を6つご紹介しました。

  • 家にお菓子を置かない

  • お菓子を取りづらい場所に置く

  • グルメ情報を自分から探さない

  • コンビニに行く機会を減らす

  • 買い物する時間を変える

  • 食事以外でストレスを解消する

お菓子好きの私たちにとって、あったらある分だけ食べてしまうのは当たり前のことです。私たちは誘惑に弱い生き物であることを念頭におき、お菓子断ちの対策をしましょう。

そして、「適度に楽しみたいのに…」と悩んでいるのはあなただけではありません。
世の中にはたくさんの「依存症」で溢れています。
例えば、毎日のお酒をやめられない人もいれば、化粧品をたくさん買ってしまう人もいます。
ある人は空き缶のゴミをまとめながら。
ある人は一度しか使っていないアイシャドウを眺めながら。
やめようと思ってもやめられないことにもどかしさを感じているかもしれません。

多くの人が何かしらのやめたい習慣があり、自分の好きなものがたまたまお菓子だっただけです。誰もが悩んでいることなので、落ち込む必要はありません。

最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事がお菓子を適度に楽しむための手助けになれば幸いです。


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