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Midjourney:プロンプトの基本:後編
1.プロンプトの基本構造は
【テキストプロンプト + パラメーター】
Midjourney(以下MJ)公式ドキュメントでは、プロンプトを「基本的なプロンプト」と「高度なプロンプト」の2種類に分けて解説しています。「高度なプロンプト」の図は、下記の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1704548000762-TgXLBGV57M.png?width=1200)
緑の部分が、「イメージプロンプト」で、画像のURLを入力。続いて青紫色の「テキストプロンプト」が続き、その後にオレンジ色の「パラメーター」がきます。プロンプトはこの3つの要素でできています。とてもシンプルです。
実際によく使うのは、基本的なプロンプトでもなく、高度なプロンプトでもなく、その中間的な「テキストプロンプト」+「パラメーター」という組み合わせです。
2.基本パラメーターは、18種類
基本パラメーターは、18種類あります。--ar、--c、--fast、--iw、--no、--q、--style random、--relax、--r、--seed、--stop、--style、--s、--tile、--turbo、 --w、--niji、--v、以上です。
パラメーター(変数)は、ひとつでも強力な働きをし、イメージの変化させます。例えば--arは、イメージの縦横比を決定します。--vは、どのバージョンで描くのかを決定します。--seedは、MJで描き出した絵を、もう一度全く同じ絵を描画するときに指定します。---no、-style、--sも重要なパラメーターです。
fast、--relax、--turboは、書き出し速度の設定です。イメージには影響しません。
パラメーターは、正確に入力しましょう。コンマやピリオド、スペースなどのちょっとした間違いで、反応しなかったり、エラーが返ってきます。バージョンによって使える使えない、指定できる設定値に差があります。
3.実は勝手に設定されているパラメーター
例えば、縦横比(アスペクト比ともいう)は、初期設定で1:1の正方形に設定されています。混沌さを設定するカオスパレメーターは0に、品質は1に設定されています。見えないので、認識し辛いのですが、パラメーターをチューニングすることで、大きく、イメージを変化させることができます。
この記事で伝えたかったのは、「パラメーター」の重要さです。
注:本著「Midjourneyの教科書」は、Midjourney使用者を対象に書いています。また、記事公開後に、加筆修正、あるいは記事そのものを削除することもよくあります。あらかじめご了承ください。