公認ジャッジ、はじめました。
ポケカプレイヤーの皆様、ごきげんよう。
熊本でアラフォープレイヤーとして活動しているゴンヌと申します。
いよいよ今期の公認ジャッジ資格受験エントリー時期となってまいりましたが、何を隠そう私も昨年度の試験で合格し公認ジャッジ資格を取得いたしました。
エントリーから現在に至るまで、ちょっと書き殴りたい気分だったので書き殴ります。(語彙力)
これからジャッジ資格受験される方、また取得されたばかりの方などに少しでも参考になれば幸いです。
【志望動機】
誤解を恐れず言えば、使命感持ってた訳ではなく「面白いイベント企画したいな」がはじまり。
ただ自主大会やるだけならいくらでも方法はあるんでしょうけど、実際に開催するとき知識と経験があれば解像度を上げる助けになると思ったので個人的には取得一択でした。
ジャッジが足りていないみたいな話もふんわり各所から聞こえてはいたので、何かお手伝い出来ればよいなくらいの軽い気持ちはありました。
【エントリー】
そんな中迎えたエントリー日。
はじめにはっきり言っておきます。
ここがジャッジ試験最難関です。
昨年応募出来なかった方はご存知でしょうが、仮想待合室に時間内に入れたら後は運次第。自分の順番が回ってくるよう祈ることしか出来ません。
私を含め、前期ジャッジ資格取得した方は運試しチキチキマシン猛レースを勝ち抜いた方ということですね。
【受験】
そんな運勝ちされた皆様に待っているのは一次試験。ナメてると普通に落ちそうなので、ちゃんと勉強する必要はあります。
幸い出題範囲は公開されているのでどこを勉強すれば良いのかは分かりますが、「どう勉強すれば良いか」はなかなか分かりづらいところですよね。
試験内容や出題傾向を口外出来ないのも相まって、勉強方針が迷子になる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、個人的に助かったのはLikey3156さんの上級ルールガイドを読み解く生配信。これを見ればもう試験は7割大丈夫(当社比)
配信時間は驚異の5時間超え。
長くはありますが、アーカイブなのでスキマ時間にちょこちょこ見るだけでもかなり理解が深まります。
見終わった頃には「もう合格出来るんじゃないか…?」って気持ちになること請け合いです。
一次試験合格すれば次は面談ですが、一般常識と最低限の社会性があれば特に問題ない気はしますね。
そこも合格すれば研修を経てジャッジとして活動出来るようになります。おめでとうございます。
【はじめてのジャッジ活動】
▶活動開始するまで
さてジャッジ資格を取得したは良いものの、実際どうやって活動すれば…?という壁にブチ当たりました。実際ジャッジ資格持ってる人もこの悩み持ってたりするんじゃないでしょうか。
私の場合は、幸い精力的にジャッジ活動されてる方が近くにいたこと、またシティ開催店舗の店員さんとも交流があったことで比較的スムーズにジャッジ活動を始めることが出来ました。
地域によって方針の違いはあれど、シティにせよ自主大会にせよジャッジ活動を始めたい場合はその地域で既に稼働されているジャッジの方に相談するのが一番早くて確実な気はします。
どの方がよく稼働されているかのアンテナは張っておくといいかもしれませんね。
▶活動開始
私はひとまず自主大会のお手伝いからはじめました。
ありがたいことにジャッジ交流会で実際に起こり得るプレイエラーの勉強などは出来たものの、現場の雰囲気はまた違います。「裁定を下す」という行為はいくらアラフォーおじさんといえど緊張もします。
オフシーズンということもあり、シティリーグに向けて自主大会で練習を詰みたいと考えたのです。
そこで実際に体験してみて気づいたのは、「現場の裁定は一筋縄じゃいかない」ことと「1回の稼働で得られる経験値と必要な経験値が比例しない」ことです。
ペナルティクイックチャートにも裁定基準はありますが、現場では複合的な状況を加味しての判断が必要となります。
それを踏まえての復旧処理と裁定を出すのはなかなか大変です。もちろんその場で裁定は出すのですが、後から他のジャッジの方に相談することもままあります。
その都度「先輩ジャッジありがてえ…」という気持ちになるのは御愛嬌。
また経験値に関しては、今まで自主大会4回とシティリーグ2回稼働させて頂きましたが本当にエラー頻度が本当にバラバラなんですね。
前提としてジャッジは「スムーズなゲーム進行の助け」としての役割なので何ごともなく大会が終われば一番良いのは間違いないのですが、何ごともなかった大会ではジャッジとしての裁定経験値は貯まりにくいです。
逆に色々ジャッジ案件が発生する大会は皮肉なも学びがたくさんあります。非常にジレンマを抱える部分ではありますが、そういう意味でも場数を重ねて初めて一人前のジャッジになっていくものだと感じています。
▶やりがい
ここまで「ジャッジ、意外と大変よなあ」的な話が多かったのですが、実際やってみてどうかというところに関して。
個人的には、かなりやりがいはありました。
まず、プレイヤーとは別枠でコミュニティが広がるところ。先輩ジャッジと話していると、大会運営側の内情も分かるぶんポケモンカードを取り巻く環境全体の話になることも多く、非常に勉強になりますし楽しいです。
あと裁定部分など難しい部分はありますが、難しいなりにポケモンカードへの理解が深まりますし自身がプレイヤーとして身を正そうという気にもなります。それでも自分のプレイエラーが無くなるかどうかは別の話ですが
そして何より大きいのは、参加者の方が楽しんで帰られる様子をみることですね。少しでも楽しいポケモンカードの助けになったのならと思うと、純粋に嬉しくなります。
もともと全然別の界隈でイベントやっていたこともあって、みんなで一つのことを楽しむ場を作るのがそもそも好きなのかもですね。
▶地方、ジャッジ足りない問題
私がいる熊本も然り、シティリーグや大型自主大会などしばしば「ジャッジ足りない問題」に苛まれます。
思っていた以上に実稼働しているジャッジというのは意外と少なく、また有志コミュニティである以上それぞれ家庭や仕事、その他の用事などでスケジュールが合わない場合もしばしばあり県外からジャッジの応援に来てもらっているケースも多々見受けられます。
そういう意味でも、今後取得される方は是非稼働始めてもらえると嬉しいなあとは思っています。あくまで個人的にはですが。
【最後に】
まあここまで色々言ってきましたが、ジャッジ資格エントリーからのこの1年を総括すると「刺激があって楽しかった」ですね。
これからジャッジ資格を受験される方はそれぞれの志望動機はあると思いますが、稼働するにせよしないにせよジャッジやオーガナイザーの資格を活かして更にポケモンカードを楽しんでもらえるのならそれが一番かなと思います!
まあ何とも捻りのない締めとなりましたが、今回はここまで。長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。
それではまたどこかでお会いしましょう。バイ。
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