見出し画像

義父の介護認定


要支援かな…と思っていた義父が「要介護1」に認定された。
「特発性血小板減少性紫斑病」と言う難病指定の病気になったこと。老夫婦のみで暮らしていること…等が要因かなと思う。

申請していた介護保険の認定連絡が届いても、義父母は何も手続きしていなかった。
せっかく認定されても手続きを進めなければ何も始まらない。
他の親戚も確認していたのに、まだ何もしてないの??と思ったが、申請書を市役所に提出した身としては、その先にも責任がある。
お盆の帰省を平日にして、とにかく担当ケアマネジャーさんの決定に繋げられれば…と考えた。

義母との電話では「1になった」としか分からなかった為、県のホームページから要支援の連絡先を調べた。
また、要介護のみに交付されるタクシー補助券の申請書も「無駄になるかな…」と思いつつプリントアウトして、義父のハンコを貰えば代行申請出来るよう準備した。
さらにGoogleマップで、すぐ近所にある施設を確認した。


いざ帰省してみると「要介護1」
とにかくまずはタクシー補助券の申請書を出すため、ハンコと介護保険証を預かり、夫と市役所へ向かった。
窓口を転々としながら、無事タクシー補助券をゲットし、さらに認定後の連絡先を教えて貰い、義母も持病持ちなので介護申請してみてはどうかと申請書類を頂いた。

酷暑の中、ハワイアンカフェで涼みながら、早速目星を付けていた施設へ電話。
ケアマネジャーさんが不在なので、折り返し連絡下さるとの事。
レモネードを飲みながら、15枚のタクシー補助券に必要事項を記入。
ひとまず家に戻り、義母へ利用方法を説明して渡した。

糖尿病のインシュリン注射を打っている義母に、次回の診察時に介護申請の為「医師の意見書」を貰うよう専用の用紙を渡していると、ケアマネジャーさんから電話。
門から建物が見える程すぐ近所なので、すぐ訪問可能との事。
面談の結果、ケアマネジャーさんを引き受けて下さる事になった。

困りごととして、薬の管理に難儀していると伝えると、訪問看護をお願いして薬のチェックと健康管理をして貰っては?と提案され、お願いする事となった。
義父は「もう少し先でも…」と言い出したが、「手伝っているお義母さんの気持ちが楽になるから頼んだ方が良い」と却下した。

重い物や嵩張るものの買い物のみ、代行もお願い出来れば…と言うと、義母は気乗りがしない表情だったが、義父が車を運転する機会を避ける為、出来れば支援を受けて欲しい。
ただ、そういう生活面での援助は、義母も認定されていた方が受け易いとの事。義母の介護申請を先に進める方針で、申請手続きも代行して下さる事になった。

仮に義母が「要支援」であっても、2人とも一緒に担当して頂ける事も確認出来た。
やはり担当のケアマネジャーさんが決まると、スムーズに話が進み安心だ。

離れて暮らす家族にとっては、有り難い存在だと思う。
若い女性で、第一印象はとても良かったので、私としてはお任せしようと思えた。
あとは義父母との相性が合うかどうか…?
ここから先は、自分達でコミュニケーションを取って貰う方が良いので、もう口出ししないつもりです。

自分の母の時も感じたが、制度を利用するには「意思表示」しなければならない。
自分達の時は頼る子供もいないので、気配りしてくれる人は居ないと自覚して、早めに自分で対応していこうと思う。


もう一つ。
義父母宅の軽自動車を処分した方が良いと思い、折々に話していたが、夫を含めて3人の子供がいるのだから、私はこれ以上は口出ししないでおこうと思う。
金額は少ないが、今回のタクシー補助券を活用してくれる事を願っている。

いいなと思ったら応援しよう!