紫雲丸事故から69年 瀬戸大橋
宇高連絡船の事故から69年ということです。
1955年5月11日に乗員乗客168名が犠牲となった大海難です。
この事故を契機として、瀬戸大橋が作られました。
1978年から建設が始まった瀬戸大橋は1988年4月10日に完成しました。
この瀬戸大橋が完成した年に、青函トンネルが完成して、
青函連絡船が廃止となっています(1988年3月13日)。
同じ年なんですね。
青函トンネルも、昭和29年の洞爺丸台風による大海難を契機に建設が行われました。
これら巨大プロジェクトは尊い犠牲者を出した災害や事故の教訓から実行されました。
瀬戸大橋の完成の後、岡山県の宇野港と香川県の高松港を結んでいたフェリーも2012年10月17日に運航を停止して運航会社出会った国道フェリー株式会社も2021年に清算されたようです。
フェリーに乗った時、長距離トラックのドライバーさんとお話ししたことがあります。
時間もお金もかかるけど(当時は高速道路を特定の時間に料金所を通過したら格安で走行できました)、乗っている間にご飯も食べれるし、風呂にも入れるし、朝までゆっくり寝ていたら目的地に着くから楽なんだよねと。
(その分、フェリーの船員さんは大変でしょうが)