ゼミ第2回
初回から早くも1週間が経ち、今日はゼミ第2回目でした。
最近は気温も下がってきて、やっと秋を感じられる気候になりましたね🍁🍂
私は季節だと秋冬が好きですし、秋冬の服装が好きなので寒くなってきて嬉しいです!
さて、今日のゼミでは、まずある写真から人の無意識的行動を見つけるというグループワークから始まりました。
そのある写真とはこちらです。
パッと見では何の変哲もないパーキングエリアの写真ですが、これから予想される人の無意識的な行動を話し合いました。
私たちのグループで挙がった意見はこちらです。
・右側が出口なので、右側に車が多いのは出口の近くに駐車して出やすいようにしている。
・左の白の車は、右から2番目の高級そうな車に当たらないように1つ空けて駐車している。もしくは両脇が空いている方が駐車しやすいため空けている。
・後ろの壁のらくがきは、1つらくがきがあれば自分もやっていいだろうという思考になり、らくがきが多くなる。
・左側のらくがきされたり老化したりしている壁のところには車が少ないが、右側の綺麗な壁の方が駐車している車が多い。無意識に綺麗な方を選んでいる。
このようにいろんな意見が挙がるたびに、確かに、人間の思考として全て共感できるなと思いました。
きっと私も駐車する時は車に当たるのが怖いのでなるべくスペースに余裕があるところを選ぶと思うし、別に広さとかが変わる訳ではなくても綺麗な壁の方が空いていたらそこに停めると思います。
また、この写真から先生が見つけた痕跡で
らくがきが全て同じ高さで書かれているため、その高さの車を停めてその裏で隠れながら書いていたのではないか。
というのは自分では気付けなかったので、言われて「ほんとだ!」となりました。確かに、綺麗に全て同じ高さで書かれています。
そこまでしてらくがきするか?と思ってしまいましたが、先生が仰っていたように、アーティストっぽい思考が働いて隠れて書いていたのでしょうか?
私はただ単に書いてるところを見つかると面倒だから、隠れて書いていたのではないかと考えました。
次に、前回の課題についてグループワークを行いました。
前回出された課題は、「人の欲望が見えるような無意識的な行動の痕跡を写真に撮ってくる」というものでした。
前回の講義以来、毎日周りを見回して探していたのですが全く見つけられず、唯一撮れたのはこの1枚だけでした。
これは大学の教室の机です。
丸をつけた部分の角の塗装が剥がれているのが分かると思いますが、これは人が足を乗せて塗装が剥がれた痕跡です。
↓こんな感じで、多数の人が無意識に足を乗せていたので撮りました。
この行動から考えられる欲求は、この体勢が楽だから、という欲求しか思いつきませんでした。
しかし、同じグループの佐藤維夏ちゃんが撮っていた写真がとても良かったので共有させてください!
1枚目は自販機の横にゴミ箱があるため周りにゴミが落ちていませんが、2枚目は自販機の横にゴミ箱が無く、ポイ捨てされたゴミが溝にたまっています。
この写真から、人は飲み終わった後の缶やペットボトルを自販機の横に捨てたいという欲求があること。
また、他の人も捨てているから自分もいいだろうという思考が働いているのではないかということが分かりました。
自分では気付けなかった部分だったので、着眼点がすごいなと思いました。
また、やはり人間は誰かがやっていれば自分も…という思考が強いということを再確認しました。
私もみんながやるならやる。と行動することもあるし、逆にみんながやらないならやめておこうと考えるときもあります。
中学や高校でよく見かけた、女子が集団でトイレに行くというのもそういう思考が働いているのでしょうか。
みんなが行くなら私も!となるのでしょうか。それだけは理解できなかったです。
続いて、このような人の無意識的な行動を上手く利用した人のツイートを先生が紹介してくれました。
確かに、足跡シールがあるとそこに合わせた方がいいのかなと私も考えます。
例えば、地下鉄のホームの並ぶところにも足跡がありますし、トイレの順番待ちで場所によっては足跡があるところもあります。
足跡じゃなくても、今のコロナ禍では人が並ぶ時には間隔をとらなければいけないので、等間隔にテープなどの目印が貼ってあるところが多いです。
これらも人の無意識的行動を利用したもので、意外と身近にたくさんあるものなのだと感じました。
そして、最後はこの写真を配られました。
ここは土足禁止のお店ですが、3段ほど段差があるのでどこまで土足でいいのかがよく分かりません。
しかし土足禁止の看板や絨毯を敷くと景観が崩れてしまうので、景観を崩さずにどこから土足禁止なのかをひと目で分かってもらうにはどうすればいいのか?ということをグループで話し合いました。
まず案として出たのは、
脱いで欲しい段差の所にスリッパを置く
というものでした。
確かにスリッパを置けば履き替える場所がわかりやすいです。しかし、和室にスリッパを置くのは景観を崩してしまう恐れがあります。
そこで、一番下の床に下駄や草履などをわざと置くことで、ここで靴を脱ぐということをさりげなく伝える。
というアイデアが出ました。
これなら景観を壊すことなく、お客さんにも靴を脱ぐところを伝えられます。
それめっちゃいい!!となり、発案者のヒルくんに発表してもらうと、先生が「正解出ちゃいましたね」と言っていたので、自分で考えた訳では無いのに自慢げになってしまいました。
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このように、今日のゼミでは人の無意識的行動について考えました。
先生が紹介してくれたゼミの先輩が研究していた内容で、
コースターに見立てたものを机に置くことで人が飲み物をそこに無意識に置く。というものも面白かったですし、足跡のシールとかも自分が気付いていないだけで誘導されている場面が多々あるのだなということが分かりました。
また、人の行動はささいなことで誘導できること、直接的ではなく間接的な取り組みでも問題を解決することができるのだと分かりました。
今までは気付けなかったけど、今日からは様々な場面で無意識的行動を利用したものを見つけられる気がします。
前回よりもボリュームが増えてしまいましたが、閲覧ありがとうございました!
今日出された課題は「福大生が喜ぶ、嬉しい瞬間を写真に撮ってくる」というものです。
グループの中でなんとなくアイデアは出たので、来週また学校に来た時にたくさん撮ろうと思います!
それではまた来週👋
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