イネの健康状態
ここのところ早朝から山仕事で疲れていたのか、田んぼ回りをして除草作業する予定でしたが、田んぼを回っているだけで「もういいや」という気分になり、午後からは昼寝でした。
おかげで妙な疲労感もなくなり、元気になりました。
ところで、今まで水の状態や雑草の状態を見る田んぼ回りでしたが、昨日からイネの健康状態や成長具合を見るようにしました。
むしろ健康状態や成長具合は、見て見ぬふりをしていたように思います。
今の時期はいもち病というものが出てくるのですが、この病状が出るのを詳しく調べていると不安になってしまいます。
実際には毎年この症状が出るのですが、いつも症状が途中で止まり、これまで問題なく収穫できていたので、あまり問題にしていませんでした。
病気や害虫に意識する程、不安も増してくるように思います。
自分の健康状態と同じように、あまり気にせず楽観した方が気が楽になります。
イネの成長具合は種類によって様々で、背の低いヒノヒカリは60cmほどの高さ、他の香り米などは90cm近くまで高くなっていました。
昔から栽培されているイネは背が高いものが多く、台風でイネが倒れるのを嫌い、今はほとんど栽培されなくなってしまいました。
香り米などはかろうじて栽培されていますが、供出する場合には決められた品種しか受け入れてもらえないので、だんだんとこういった米は栽培されなくなっています。
ただ、こういった米は遺伝子資源として保存する機関があり、遺伝子が絶えないようにされているようで、希望があれば制限がありますが配布してもらえるようです。
イネの病害虫が気になってくる時期に入ってきました。