【初めの一歩】IT企業内弁護士がnoteで書きたいこと
なぜnoteを始めるのか
仕事柄、書くのは苦手ではないがこの手のブログが続いたことがありません。
ただ、弁護士経験が約15年を経過しようとする今、改めてnoteで「書くこと」を習慣化したいと思い立ちました。
「書くこと」=アウトプット
日々の仕事で大量な仕事をこなしながら、新たな法改正や判例、さらにはITビジネスや最先端のAIに関する知見のインプットを行っていると、自分がどこにいるか、何を学んできたのかがわからなくなることはありませんか?
変化の早い今だからこそ、アウトプットの重要性を感じ、noteを始めようと思い立ちました。
何でもそうですが、大切なことは続けること。
noteへ書くことを習慣化することを目標に、ゆるく続けていきたいです。
まず初めに、簡単な自己紹介
私は日本のIT企業に社内弁護士として勤務しています。
2000年代の終わり,法律事務所に所属する訴訟弁護士としてキャリアをスタートさせ,企業法務や一般民事事件で経験を積んだ後,イギリスのL.L.Mへ留学。
帰国後,弁護士の仕事を続けるよりも新たなことにチャレンジしたいと考え,今の会社に辿り着きました。
自身のキャリアでは初めての企業内弁護士の仕事でしたが,契約書のチェックや営業の法務サポート、マーケティング施策の法務レビューといった日常業務に加え,新規ビジネスの適法性審査や約款,規約の作成,契約違反や個人情報事故等のトラブル・紛争の対応まで幅広く対応しています。
そしてもう一つ、法務部のグループの責任者を務めており、チームの運営とメンバーのマネジメントをしています。
メンバーは割と経験の長い法務部員が多いのであまり細かなマネジメントはない一方で、法務パーソンは気難しく職人肌が多いので、グループ運営には苦労が多いです(苦笑)
日々の仕事で取り扱う法律は,IT企業の事業法務として、契約審査や事業サイドからの法律相談をはじめ、個人情報保護法やGDPRをはじめとするデータプライバシー,商標法や著作権,不正競争防止法といった知的財産法,景表法をはじめとするマーケティングに関する法律、下請法、独禁法まで幅広くカバーしています。
私は一般的な法律事務所の弁護士としてキャリアを積んできたので、企業法務の細かな法律知識は勉強して身につけたものも多いです(そしてまだまだ学びの日々であることを感じています)。
私のnoteのはじめの一歩
以上、つらつら書いてきましたが、このnoteでは、日々のIT企業の法務の仕事で悩んでいることや感じたこと、仕事関連でインプットした知識の整理,法務パーソンに向けた法律コンテンツ、法務・インハウスのキャリアに関することや留学・英語学習を中心に,自分自身の日々の思考の整理と記録をしていきたいと考えています。
これらが私だけでなく、悩める法務パーソンを中心に皆さんの役に立てば良いな、と。
変化の早い今だからこそ、健全かつ確実なビジネス成長のために法務の役割はどんどん大きくなっています。
そして、同じように法務畑で成長したいと願い、悩みを共有できる法務パーソンと関わることのできる場を持つことで、自分自身の成長に繋げられればと思います。
以上が私のnoteのはじめの一歩。
長く続きますように。