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仕事をするのがコワい。

私は現在仕事をするのがコワい。
そして、そう思ってしまう自分をどうにかしたい。

退職してから1年になり、完全に専業主婦をしているのに、以前働いていた時の記憶がフラッシュバックのように蘇り、とても恐ろしい気持ちになるのだ。

それほどまでに私は自分をすり減らしながら働いていたのかと気づかされた。

その時何が恐ろしいかというと、何度も何度も自分を責めてしまうのだ。

「どうして適切に対応できなかったのか」
「どうして期待に応えることができなかったのか」
「どうして上手く交渉できなかったのか」

そうして脈絡もなく呼び起こされた記憶が何度も私を苦しめる。

それは内省というような建設的な作業ではなく、一方的な自分を自分で痛めつける暴力のような感覚だ。

どうして自分をこんなに責めてしまうのか。

私自身の分析では、そこに癒されない自分が心の中にずっといるから。

私の場合は明らかに充実したキャリアが築けなかったことが心の中にトゲのように残っている。

その証拠に何度も同じ夢をみるのだ。

大学卒業間近にもなるのに就職活動に行き詰まり進路が決まっておらず、やむを得ず他大学に再入学する。慌てて再入学した大学なので、学歴としても残せず、さらに自分を追い詰める・・・といった内容の夢だ。

これは今の自分のキャリアに対するもどかしさが表れていると考えている。
そしてこれは癒されていない自分からのメッセージであると感じている。

どうすれば、そんな自分を癒せるのか?

仕事で負ってしまった傷には、仕事で癒すしかないのではないか?

これは大昔に読んだ少女マンガの受け売りだ。
そのマンガにあった「恋愛で負った傷には、新しい恋愛で癒すしかないんだよ・・・」という一説の仕事verである。

昔の仕事に戻ることはしない方が賢明だと思うが、仕事から逃げ続けているのも健全な状況ではないのだ。

逃げるは恥だが役に立つ。
しかし、隙を見て反撃の狼煙を上げなくてはならないのかもしれない。


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