秋の北海道旅 〈2日目〉
前回の続きになる。
【2日目】
【行程】
苫小牧→鵡川→苫小牧→東室蘭→母恋→室蘭→登別→苫小牧→新千歳空港→仙台国際空港
今日は、朝食の前に少しだけ
"乗り鉄"に出かける。
シンボルの一つである王子製紙苫小牧
工場の２００メートル煙突だ。
苫小牧→鵡川
終点の鵡川に到着。
ラッピング車(左)とJR北海道色(右)の
中間先頭車連結部分。
列車『カムイサウルス（むかわ竜）復興
トレイン』だ。むかわ町穂別地区で発見
された『カムイサウルス・ジャポニクス』（通称：むかわ竜）がデザインされている。
復興トレイン』
様似まで行く路線だったが、
2015年1月に発生した高波で
線路が被災して運休となり、以降
復旧することなく、2021年に鉄道
事業が廃止されてバスに転換された。
鵡川→苫小牧
帰りも同じ車両だ。
食べるため一旦、宿泊している
東横INN苫小牧駅前に戻る。
朝食後、再出発！
苫小牧→東室蘭
ゆとり感のある広々としたシート。
パソコン用コンセントも完備されている。
のびのびと過ごしているようだ。
東室蘭→母恋
実はこの気動車、
客車から改造されたものだ！
母恋という地名は、アイヌ語の
『ポク・オ・イ』から名付けられたと
いわれており、その意味は
『ホッキ貝がたくさんある場所』だそうだ。
『母恋めし』の売店があるが、
残念ながら今日は定休日…。
ここからは、タクシーで地球岬へ向かう。
タクシーで地球岬に行く途中に、
運転手さんのおすすめという
『トッカリショ』に寄ってくれた。
『トッカリショ』とはアイヌ語で
『アザラシの岩』を意味し、昔は多くの
アザラシが集まっていたことから、この
名が付けられたと言われているそうだ。
ここは、『室蘭八景』の
一つにも選ばれている。
駐車場から岬の方へ階段を上っていくと、
このような地球の形をしたオブジェがある。
地球岬は、朝日新聞社主催の『北海道の
自然100選』で得票が第1位となった。
写真に映る灯台は、"チキウ岬灯台"。
地球岬を見学後、またタクシーに乗って
今度は、先ほど列車を降りた母恋駅の
一駅先、室蘭駅まで行く。まだ列車まで
時間があるので、運転手さんがおすすめ
してくれた、旧室蘭駅で下車する。
室蘭市について、たくさん話してくれた
親切で優しい運転手さんだった。
ありがとうございました！
旧室蘭駅舎は明治45年に建造され、北海道
内の駅舎の中では最古の木造建築物だそう。
平成11年7月には、『国の登録有形文化財』に登録され、平成22年10月には、JR北海道の『準鉄道記念物』に指定された。
ホールは展示スペースや写真ような休憩所
として一般市民に開放されている。
『ぽっぽらん公園』。ここには、
昔活躍していたSL「D51560号」
（通称デゴイチ）が保存・展示されている。
室蘭観光協会前→室蘭駅前
祝福』というタイトルのモニュメント。
真ん中に大きなクジラがいて、その下
にはイルカが何頭かいる。どうやら、
室蘭湾にかかる『白鳥大橋』の開通を
記念して設置されたものらしい。
室蘭→登別
製鋼所ができたことにより、
『鉄の町』として急成長を遂げてきた。
車窓からは、製鉄所や製鋼所らしき
建物を見ることができた。
こちらの剥製は登別の観光名所の
『のぼりべつクマ牧場』にいた
ヒグマのものだそう。
せっかくなので、温泉やクマ牧場に
行ってみたいが、今回は時間の関係で
登別駅周辺のみ観光する…。
ここで風景印をもらう。
『食事 & 喫茶 eファミリー』で。
美味しい料理と気さくな店の人、
ごちそうさまでした！
登別→苫小牧
『ウポポイ』の看板(右)
この近くには、アイヌの歴史・文化を
学び伝えるナショナルセンター、
民族共生象徴空間『ウポポイ』がある。
この駅では、特急列車を先に行かせるために
しばらく停車する。その停車時間を利用して
駅に降り立つのも、各駅停車の旅の魅力だ。
苫小牧駅からここまで、約15分ほど
歩いてきた。ここでも、風景印をもらう。
苫小牧駅には戻らず、ここから
路線バスに乗って、新千歳空港に向かう。
緑町郵便局前(北)→新千歳空港
新千歳空港内にあるモニュメント。
新千歳空港→仙台国際空港
今回も無事に東北地方に帰ってきた。今回の北海道旅行は2日間とも天気に恵まれ、北海道の自然がつくりだす美しく、素晴らしい景色を見ることができた。何度行っても良いな、北海道。さて、仙台空港アクセス線に乗って自宅に帰ろう。
仙台空港→名取
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。