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ありがとう ぼっち・ざ・ろっく!


2025年2月15日土曜日。
この日を一生忘れない。忘れてやらない。
これを書くこの瞬間も、まだ夢の中にいるような感覚です。
自分が夢見た光景が、あれだけ叶えられてしまうと、脳の処理が追いつかなくなり、心が身体から離れて宙を彷徨うんでしょうね。
しかし現実は無情。時は待ってくれません。
いつまでも放心状態でいてはいけないと、自分なりにケリをつける為、ここに感想を書いていこうと思います。

We will B

「ライブツアー  We will 」の追加公演であり、初のアリーナという記念すべきライブ。
抽選に当たるという幸運に感謝し、さらにはグッズ販売とカプセルトイの抽選にも恵まれ、朝10時に武蔵野の森スポーツプラザについてしまうという浮き足っぷり。
もうすでに、キッチンカーでは長蛇の列。
先頭の人がグッズ1000個を求めて断られているのを見ながら、並ぶこと1時間半。
ばくだん焼き、中がとろとろで美味しかったです。
開場までゆったりのんびり、過ごさせていただきました。

最初から涙、涙、涙。
スクリーンにはアニメ第1話冒頭。
主人公ぼっちの幼少期からギターに目覚める軌跡。それに合わせて響き渡る、ギターヒーロー三井律郎さんのソロ…
ぼっちが最初に弾いていた超絶ギターソロ!!
凄いぃ…もう感激…
そこからの、何回も聴いたあのイントロ!!
スクリーンにはアニメOP映像!!
そうだよ!いつだってこの曲から物語は始まっていた!
青春コンプレックス
颯爽と現れた長谷川育美さん。
堂々とした立ち振る舞い。
いやもう、歌凄い。全編通して、その歌声にいっさいの乱れを感じず、圧巻でした。
曲終わりの一言。
「結束バンドです」に心は射抜かれ。
ギターと孤独と蒼い惑星でまたも涙。
スクリーンにはYouTubeのリリックビデオを編集した映像。つまりぼっちの顔を拝めてまたも涙。
ひとりぼっち東京
そうです。僕はぼっち参戦。
隣のカップルは気にしてないから。

高間有一さんのベースがうねりをあげるカラカラ
歌うのは、水野朔さん。
その場から動かず、心を込めて歌いあげるその姿はあまりにも神秘的。
惑う星
マジでベースがエグすぎる。

思い出①聖地巡礼にて

下北沢の映像が流れつつ、再び長谷川さんが登場。ハンドクラップが楽しすぎたDistortion!!
大好きな僕と三原色も聴けてもう拍手しすぎて手が痛い。
milky way
は星空に届くくらい伸びやかな歌いっぷりでした。

夢を束ねて
青山吉能さん、登場。
心が込められたその熱唱に聴きいるばかり。
続けて、長谷川さんによる秒針少女
スクリーンの演出もあいまって、幻想的かつ美しさが際立ってました。akkinさんのギターにうっとり。

そして…
三井さんのギターソロが響きます。
あぁ…このフレーズ…
目を耳を、そのギタリストに向けさせたあの瞬間が蘇る!
あのバンド
そして、次の曲。台風ライブ、幻の3曲目。
ドッペルゲンガー
スクリーンには劇場版後編のOP映像。
感無量。

思い出②JOYSOUNDコラボルームにて

比田井修さんの強靭なドラムがリズムを刻み、身体をめいっぱい動かしながら現れた鈴代紗弓さん。
なにが悪い
サビでめいっぱい手を振りました。
情熱的なイントロ。その一瞬の間に鈴代さんが放つ。
UNITE
かっこよすぎた。
終始、顔を真っ赤にして全力で歌い切ってくれました。

スクリーンにはあの文化祭ライブが。
忘れてやらない
長谷川さんが縦横無尽にステージを駆け巡ります。

再び、スクリーンには下北沢の映像。
アニメゆかりの地、いわゆる聖地が映しだされます。
駅階段出入口が現れた時、会場全体から歓声が。
星座になれたら
しかも、喜多ちゃんギターアドリブからの、ぼっちのボトルネック奏法を再現してくれました。
感激。

「これまで16曲を披露しました」
嘘だろ。もうそんなに。信じられない。
「いまだにこんな大勢の前で唄うのが不安」
「私はいたって普通の人間」
長谷川さんはそうおっしゃっていました。
でも、こんなに素晴らしいパフォーマンスを披露できることが、凄い眩しい。
そんなMCから、最後の曲として歌われたのは、
月並みに輝け
スクリーンは劇場版前篇のOP映像。
この映像、本当に好き。
おそらくはぼっちの詞であり、喜多ちゃんの歌。
でも、今夜は長谷川さんが歌うことに意味があるような、そんな印象を受けました。

思い出③
東京タワーにて

鳴り止まないアンコール。
現れたのは、青山さん。ギターを手にします。
Re:Re:
転がる岩、君に朝が降る
アジアンカンフージェネレーションのカバー。
確か、左右のモニターが青山さんを、中央スクリーンにバンドメンバーを映していました。
やっぱり、バンドって最高にかっこいい。

しばらくの暗転。
鳴り止まない拍手を遮った、謎のサウンドチェック。そして左右のモニターに、4人のボーカリストの姿。わちゃわちゃやりながら、円陣を組んで、やがてステージに現れて…
鈴代さん…虹夏がドラムを
水野さん…リョウがベースを
青山さん…ぼっちがギターを
長谷川さん…喜多ちゃんがギター…
会場のどよめきの中、披露された、
フラッシュバッカー
マジかよマジかよマジかよ!?
結束バンドが、そこにいた。

もうこの時点で、夢いっぱいお腹いっぱいだったんです。
声優4人がその役の通りに演奏をしてくれた。
演奏後に、感極まる青山さんを見て、素晴らしいものを魅せてくれたと、頭の中は感動で満たされていました。1年間くらい、内密に練習していたと。凄い。本当に凄い。最高の夜だ、そう思ってたんです。

「これからもよろしくお願いします!
結束バンドを
ぼっち・ざ・ろっく! を!!」

再び暗転。
スクリーンには、今まで流れていた下北沢の風景。
やがて映しだされる、「下北沢SHELTER」の出入口。
扉が開く。
「STARRY」のステージ。
アニメの名シーンの数々…
「We will Be back!」の文字。
そして…

発表の瞬間。
会場全体が、屋根を吹き飛ばんばかりの雄叫びをあげました。

感動と感激の中、披露された今、僕、アンダーグラウンドから
これからまた物語が始まる。
そんな勢いのまま最後の曲。
光の中へ

拍手をしてもしたりない。
こんなにたくさん、見たかった景色を見せてくれた。叶えてくれた。
あまりのことに、これは夢なのではと思ったくらいです。

この伝説の夜に立ち会えたことが、本当に嬉しい。

ありがとう、結束バンド
ありがとう、ぼっち・ざ・ろっく!

ぼっち・ざ・ろっく!が好きで、
本当に良かった。


会場最寄りの飛田給駅
あれ…?
これは…
ありがとうございます!

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