Pytorch2.5.1のpaperspace用のDockerイメージを作成した話
ここまでいくつかpapespace用のDockerイメージを作成していたのですが、Pythonパッケージをまとめてインストールするレイヤーで、インストールする最中にPytorch2.5.0に戻されるというトラブルで途中で止めていました。
今回、一念発起して、Dockerfileの問題のあったパッケージの特定を行い、Pytorch2.5.1にすることに成功しました。
コンテナイメージ名は以下です。
上手く期待したバージョンが出るとほっとしますね。
方法はDockerデスクトップで、Pytorchの再インストールコマンドがどのPythonパッケージに起きているか見るために、それぞれのパッケージを一つずつ分けてインストールして、ログを確認するというものです。
結局わかったのはxformersがv0.0.28.post3ではなく、post2にしていたのが問題だったようです。。。。
2.5.0にする時は気を付けていたのが、2.5.1の時はGithubページのリリースを見るのを失念していました。
Releases · facebookresearch/xformers
以下がコンテナ名です。
shibashiba2/paperspace-gradient-base-pytorch251:v1.5
追加したスクリプトとして、
「comfyui_sageattention.py」があります。
使用方法
スクリプトを/ComfyUI/custom_nodesにコピーします。
以下は例
!cp -r /usr/src/app/comfyui_sageattention.py /tmp/ComfyUI/custom_nodes
!pip install sageattention
上記でインポートされます。以下のようなカスタムノードが追加されています。
上記のサイトだと、速度が速くなるらしいですが、SDXLでは早くならない気もします。