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ComfyUIでNoobAI-vpredの画風調整を行う話

NoobAI-vpredは面白いですね。
ponydiffusionが出たあたりを思い出す変化の様に思います。
ponydiffusionの当初は絵柄の安定が難しかったのですが、Loraや追加学習をしたモデルが出て次第に安定してきました。
そのためか、現在のNoobAIはいろんな画風の画像が出てきます。それも味があって楽しいところですね。
絵柄の好みは人それぞれですので、それを追求していくのも画像生成の楽しみなのかなと思います。

vpredのモデルは少しずつ増えてきています。
以下のモデルの説明にvpredの画風の設定についていろいろ書いてあり、別な方では事例の調整が出されています。

RouWei - 0.6 vpred | Illustrious Checkpoint | Civitai

Image post by jyrrata | Civitai

上のリンクの方は以下のような記載でした。

下のリンクの方は以下のような記載でした。

ということで、どちらにしても、プロンプトに重みをつけることをされていることが分かります。

これは使用するモデルによる差もあるかと思います。例えば、上の方が公開しているモデルを使用する場合はbyをつけると安定する傾向がありました。

複数のプロンプトに重みをつけて調整するカスタムノードがありましたので、それを使用すると楽かなと感じましたので紹介します。

「ComfyUI prompt composer」です。

florestefano1975/comfyui-prompt-composer: A suite of tools for prompt management

このカスタムノードのうちの「Prompt composer multiple prompt」を使用する感じです。

上のtxt_1の所にアーティスト、weight_1の部分に重みを入力します。

例えば、「A」「B」「C」「D」でそれぞれ0.6ずつの場合は以下のような感じです。

<追記的なもの>
V予測系のComfyUIのフローですがい、Ksamplerも使用できます。

以下のような感じですね。checkpointから出るmodelの部分にModelSamplingDiscreteノードを加えるだけという感じです。

この画風調整の別法?としてKsamplerAdvancedというので、プロンプトスケジューリング的なものも検討しましたが、重みをつけた方法の方が良い結果になりました。

アーティストを指定すると、しないときよりも画風が安定することもあり、自分の感性にあうチェックポイントが出てくるまでは好みのパターンを作成するのは良いかなと思います。


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