
Pytorch2.6.0リリースしたのでdockerイメージを作ってみた@paperspace
1/30にPytorch 2.6.0がリリースされました。
以前の記事を書いた時期からやや遅めになった印象でしたがギリギリ一月中になりましたね。
Activity · facebookresearch/xformers
対応するxformersのgithubページの経過を見ていると、リリース当日から対応版の作成が開始され、およそ2日後の2/1に対応版がリリースされています。
このタイミングでGPTがo3を出してくれたのですが、そこに壁打ちしつつ対応するDockerイメージを作成しました。
こちらの方が、丁寧な対応な印象ですが、下記のcudatoolkitの更新については言及なくそこは残念でした。xformersもなぜかcu12.4対応がインストールされたので、v1.1で対応となりまた。。。
その後、少し調整を加えてv1.3になっています。
shibashiba2/paperspace-gradient-base-pytorch260:v1.13

以下はdockerイメージの更新点です。
<変更点>
①Pytorch 2.6.0に対応したwheelを適用
②xformersはv0.0.29.post2でcuda12.6対応
③cuda 12.6
④cuda toolkitの更新
Pytorch2.6.0になって何かすごい事が起きている感じではないのですが、なんとなく最新の雰囲気に触れている感じになるのでしょうか。
<雑感>
個人的にPytorchは画像生成に出会わなかったら、ここまで追わなかっただろうというものでした。
7か月前の記事でおそらく初めて取り上げて、そこから色々とこのあたりの知見が深まってきた感じですのでにわかです。
以下が2025/1現在、Paperspaceのデフォルトのコンテナ用のイメージです。
2024/2から更新されていません。。。
paperspace/gradient-base:pt211-tf215-cudatk120-py311-20240202
これだとpython3.11、pytorch2.1..1 cuda 11.8なのでかなりバージョンが異なります。
ただ、昨年の7月までは、基本はpaperspaceのデフォルトのDockerイメージを使用し、その後、公開されているコンテナの流用をすることで対応していました。すでに懐かしい。。。
Paperspaceのコンテナを変える話(pytorch2.3にする):2024/7|shiba*2
ただ、公開されているDockerイメージは更新されていませんでしたので、使っていると物足りなくなり、9月末には、自作のDockerイメージの作成をGPTと壁打ちしつつ作成出来るようになった感じです。
paperspace用のDockerイメージを自作する@pytorch2.4.1+cuda12.4にする|shiba*2
バージョンだけを見ると大して変わらないなと思いますが、自分で作成したスクリプトと入れ込めるので、これが無料で作れるのはDocker凄いなと感じてます。