ComfyUI-frontendを使ってみた話
ComfyUI-Omostを作成した方が最近作成している機能になります。
Frontend(フロントエンド)は、ウェブサイトやアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)などで、視覚的な要素やインタラクションが含まれます。フロントエンドの役割は、バックエンド(データ処理やサーバー側のロジック)と連携し、ユーザーにとって使いやすく、魅力的な体験を提供することです。
ということで、このComfyUI-frontendというのはComfyUIのユーザーインターフェースをより改善するためのものという理解で良いと思います。
個人的に試してみた感じだと、ComfyUIを使用している方であれば使用して損はしないと感じました。(別環境を推奨)
インストール自体は非常に簡単です。
起動時のコマンドに以下の文言を追加するだけ
--front-end-version Comfy-Org/ComfyUI_frontend@latest
起動すると、もともとのComfyUIの画面になります。
これだけだと何が変わったのか分からないです。
Githubのページを見るだけだと、文章だけなので、どの様な変化があるか分からないと思います。
Xに作者さんが投稿されたりしているので、それも参考にするのが良いと思います。
出来る様になった点
☆ノードの検索画面が大幅に改善した
画面をダブルクリックすると、ノードの検索画面が出てきますがそこが大幅に改良されています。これだけで、試してみる価値が十分あります。
①検索一覧の段階で、左側にノードのプレビューが見れる!
②検索で文字を入力する際に、日本語で入力しても検索画面が落ちない(デフォルトだと落ちる)。これはかなりうれしい機能
③検索のフィルターをかけることも出来る
☆ノードをつなぐワイヤーみたいなのがつなぎやすくなった!!
ノードの上にもっていけばOKみたいな運用(デフォルトだとつなぐ点の上にもっていく必要があった)
☆ノード内の文字が飛び出さなくなった
☆設定から、サイドバーでの運用が可能になった。
画面のライトモードも。この設定は、他のカスタムノードの機能と場所がかぶったりすることがあるので人を選ぶ内容
ということで、起動コマンドを追加するだけで使用できる便利機能でした。
頻繁に更新されているので、これからも便利な機能が追加されていくことが期待されます。
また、注意点としては、開発中のものではあるので、うまく画像生成が出来ないこともありそうです。私はサイドバーの運用画面を色々と変更していたら画像生成が再起動してもうまくいかなくなりました。。。。。
そのため、一時ディレクトリの運用や別環境で試すなどが最も安全な気がします。