Omostとノイズ法XLの併用について試してみた(Tiled diffusionもしてみた)
ついに、ノイズ法XLが公開されました。
Omostとの併用の効果について試してみました。
試してみた結論
<Omostを通すと、生成結果は安定する>
①OverlayモードとAverageモードで若干反応が違う。
②Overlayモードだと書き込みが増えており、使えそう
③Averageモードも書き込みが増えているが、構図が破綻する場合が出てくる
それでは実例紹介です。
使用したコントロールネット:ComfyUI Managerからダウンロード出来るものにしました。
①Tile系:TTPLanet_SDXL_Controlnet_Tile_Realistic
②Anytest:CN-anytest_v4-marged.safetensors
ノイズはリンクで紹介されていたものを使用しました。
ノイズ法の設定に関しては、Tileは同様で、Anytestはウェイトを少し下げています。
プロンプトは以前の記事で使用したものをそのまま流用しています。
<Overlayモード>
①通常生成のみ
②通常生成+tileのみのノイズ法
③通常生成+anytestのノイズ法
④通常生成+anytest+tileのノイズ法
<Averageモード>
①通常生成のみ
②通常生成+tileのみのノイズ法
③通常生成+anytestのみのノイズ法
④通常生成+anytest+tileのノイズ法
<参考:Omostを使用しない場合>
プロンプトの影響もありますが、打率が低い傾向にありました。。。
①通常生成の場合
②Tile
③Anytest
④Anytest+Tile
元画像より書き込みが増えますが狙った結果が得られない傾向がありました。※単純なプロンプトの場合はこういった事例は起きにくいと思います。この事例はOmostのプロンプトをプレーンテキストにしたものなのでこういった感じになったと思われます。
<Tiled diffusionを使用した場合>
この画像に対して1.5倍で行う感じにします。
①averageモードでのTiled diffusion
②overlayモードでのTiled diffusion
③averageモードでのTiled diffusion+Tileノイズ法
④overlayモードでのTiled diffusion+tileノイズ法
Overlayの方が変化が出やすいようですが、通常のtiled diffusionで十分な印象でした。
初回はノイズ法を合わせると、特にtile法で背景の書き込みについて良い結果になりましたので、とても良い方法と思います。