ComfyUI Tiled diffusionのワークフロー@pony系モデル版
以前、ComfyUIのTiled Diffusionのワークフローを検討しました。
最近の記事で、画像を分割してアップスケールする方法のワークフローを紹介したのですが、アップスケールをそこで使用していたノードに変えて、Loraを加えた方が良い結果になりそうかなと感じましたのでそれを入れ込んだもので試してみました。
結論としては、こちらの方が周りになじんで良い感じに思いました。
使用したアップスケーラー
また、Loraを組み合わせることで書き込みが増える印象がありました。
参考のワークフローは以下です。
変えた点は、アップスケールに以下のノードを追加しました。
コントロールネットのtileモデルをComfyUI Managerから落とせる別な方にしてみました。
ウェイトや時間も変えています。
前回は全体にしていたのですが、短くすることで書き込みが増えないかなと期待した設定です。
Loraで書き込みを増やすものや、修正を加えるものを追加してみました。
絵柄に影響が出にくいスライダー系のものを加えてみました。civitaiでsliderで検索して、ponyのフィルターをかけると出てきます。
fix系はconcept sliderのgithubで公開されているものです。
Pony系だと、これらのLoraの反応が良いものの方が効果があるようです。
この方法で試してみると、アップスケールする際に書き込みを増やすことができています。
モデルや絵柄などによって調整すると良いかと思います。
調整方法は以下のを試す感じかと思います
<初回生成の設定>
①サンプラー、スケジューラーを変える
②ステップ数を増やす
<2回目の生成の設定>
③コントロールネットのウェイト、時間を変える。
④デノイジングストレスを変える
⑤プロンプトを変える
TiiledDiffusionをさらに加えることは簡単に出来ますが、この設定だと高確率で無駄な書き込みが3回目から出てきますので省いています。
これは③④⑤あたりで改善するだろうと思われますが、時間がかかるため試していません。
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