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手話

最近、手話を学びはじめました。

といっても、ガッツリではなく、手話ができる友だちに、ちょこちょこ教えてもらいながら、かたつむりペースで、ゆっくりと。

実は、手話にはもともと興味はあったんです。子どもの頃は、ジェスチャーゲームみたいで、面白いなー、でも早すぎて何を言ってるか分からないなーとなんとなく、思っていました。

コロナになって、みんなマスク生活になった時、相手の声がマスクにくぐもって、聞き取りづらいなと感じることが多々ありました。普段から声が小さい人の声は尚更でした。

そして、その時に、声が聞きづらいとき、自分は割りと人の口の動きを読んでいたことに気づきました。口の動きがみえないだけで、こんなに分かりにくくなるのかと思いました。また、相手の顔の下半分が隠れていることで、表情の読みとり辛さも感じるようになりました。

そんな折に、テレビで、『聾者の方は、マスクで口の動きがよめないため、大変困っている。そこで透明マスクの開発をしました。』というニュースが流れてきました。耳が聞こえる私でもそうなのだから、聾者の方は尚更だろうなと思いました。

その時に思ったんです。むしろ、みんなが手話ができたら、喋らずに意志疎通ができていいのに。

手話が当たり前の世界になったら、世界中の人が手話で繋がれたら、英語が苦手な私でも世界中の人と話ができて楽しそうなんて、勝手に夢がふくらみました。手話にも方言みたいなものがあって、国によって多少の違いはあるのでしょうけどね。

今を生きる子どもたち、これから生まれてくる子どもたちにとって、手話が当たりまえの世界になったらいいなって思いはじめました。

そこで、『理科を楽しむ活動の場』でも、最初のアイスブレイクに、ジェスチャーゲーム感覚でクリスマスの手話を取り入れてみました。今後もちょいちょい手話を活動にとり入れていけたらいいなーと思っています。


今期放映中の吉高由里子さん主演のドラマ『星降る夜に』で相手役の北村匠海さんが聾者の役をされています。手話きっかけで見始めましたが、ドハマりして、初回から号泣しました。号泣理由は、すず(吉高さん)のお母さんを振り替えるシーンで、お母さんの娘への愛の深さに感銘を受けて。
いろいろと現代社会のあり方、働き方も考えさせられるドラマになっています。手話に興味がある方もない方も是非見てほしいです。

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