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ブックカフェのロイヤルミルクティー


休日、朝活で訪れたブックカフェにて。
注文したロイヤルミルクティーを眺めながら、
ふと、普通のミルクティーとロイヤルミルクティーって何が違うんだろう?と考えた話です。


私の地元の駅近くにはブックカフェがあります。
書店の横に併設されていて、去年発見してから今まで通い続けている、お気に入りのカフェです。

新卒社会人として張り切って、読み慣れていないビジネス書なんかを片っ端から読み漁っていた昨年。
書店を歩き回っていると、どこからか焼きたてのワッフルの香りがしてきました。

勉強で疲れ切っていた頭が本能的に甘いものを求めたのでしょうか?
気がつくと、警察犬並に嗅覚を研ぎ澄まし、嗅ぎ回って香りの出どころを探していました(側から見たら完全に不審者)。

すると、小さなブックカフェを発見。
一見分かりずらい場所にある、こぢんまりとしたカフェです。

店内にはコーヒーミルや古い洋書など、アンティークな置物が飾られています。
さらに、プリンアラモードやホットサンド、クリームソーダなど、レトロな喫茶店感のあるメニュー。
秘密基地を見つけたみたいで感動し、それからずっと通い続けています。

そのカフェでは、購入前の本を3冊まで持ち込めます。
私が持ち込むのは大体、勉強系、自己啓発系、小説系の3点です。
勉強のために通うことが多いので、まずはそれ関連を1冊。そして、飽きたら読む用の自己啓発本、どうしても疲れてやる気が出ないときのための小説、というラインナップです。
結局1冊しか読まないことが多いですが…。
何か上限があると目一杯取りたくなる貧乏性です。

本をわざわざ買わずともこのカフェで読めるし、買って手元に置いておかないことで、外出をするきっかけになる。
ということで、今ではすっかりお気に入りの場所になっています。


勉強のお供は決まって紅茶。その日の気分はロイヤルミルクティー。

注文してしばらくすると、グラスに並々と注がれた、クリーム色のロイヤルミルクティーが目の前に運ばれてきました。

使われていた紅茶はアールグレイ。
ベルガモットという柑橘系果実の風味が特徴的な紅茶です。
そこにミルクがたっぷりと入ることで、華やかな香りはそのままに、まろやかな風味がプラスされます。

「名前の通りロイヤルな味…!(語彙力)」
と飲みながら思っていると、
ふと、ロイヤルミルクティーとミルクティーって何が違うんだろう?と疑問が浮かびました。


調べてみると、どうやら作り方に違いがあるみたいです。
その違いは、お湯のみで煮出すか、お湯と牛乳で煮出すか。
通常のミルクティーは、お湯で作った紅茶に後から牛乳を入れたもの。
一方、ロイヤルミルクティーはお湯で抽出した紅茶に牛乳を加え、一緒に加熱して作ったものとのことです。

そして実は、ロイヤルミルクティーは日本発祥らしいです。
誕生は京都のリプトンティーハウス。
商品名を決めるとき、牛乳たっぷりの高級感のあるミルクティーという意味で名付けられたみたいです。

なるほど、だからロイヤルな味がするのか。
ふむふむ、と思いながら飲んだロイヤルミルクティーはいつもより美味しい気がしました。


食べ物や飲み物を味わうとき、そのルーツや歴史、こだわりなんかを知るとより美味しくなる気がします。
ギフトのお菓子についている説明文や、レストランのホームページにある「創業当初からの思い」系の文章を見るの、大好きです。

最近見たもので言うと、神奈川のプリン専門店「マーロウ」のホームページの文章がお気に入りです。

始まりはレストラン

マーロウの始まりはプリン専門店ではなく秋谷本店の【レストラン】でした。

レストランでは、相模湾と富士山という絶景をのぞむ店内で、地産地消という言葉がない時代から地元のお野菜や目の前の海でとれるお魚等を使った安心安全で美味しい料理を提供しています。

そんなレストランのデザートとしてお客様にプリンをお出ししていたところ、「このプリンが凄く美味しいから、ぜひ家に持って帰りたい!」というお客様の声に応え、 当時プリンを作る時に使っていた耐熱ビーカーに入りのプリンをそのままお持ち帰りいただいたことから、ビーカープリンが誕生しました。

昔ながらの手作り焼きプリン

マーロウのビーカープリンは、オーブンで焼き卵の力だけで固めた、昔ながらの手作り焼きプリンです。 ゲル化剤・糊料などで固めた物でもなく、ゼラチン等で冷やし固めた物でもありません。

カラメルは砂糖を焦がして作る、苦くて美味しい本物のカラメルです。 この苦味とプリンの甘味の絶妙なバランスで、美味しさが増すのが本物のプリンです。 カラメルの美味しさがとても大切です。

さらにプリン本来の食べ方で食べていただく為、カラメルが上になるようにビーカーから抜くと、お皿にしっかりと立ちます。

https://www.marlowe.co.jp/about/

これを読んだ後に、マーロウのプリンをぜひ召し上がってみてください!美味しさ爆上がりです🍮


この日、ロイヤルミルクティの美味しさに感動し、家でも作りたいとルピシアで茶葉を購入しました。
フレーバーは、クッキーといもくりかぼ茶です。

クッキーの茶葉はすごく大好きで、淹れたての香りがまんまクッキーなので、毎度感動します。
ダイエットのときは、砂糖なしでもクッキーの香りでなんとなく甘みを感じるので、おすすめです。
そしてこれ、ミルクティーがすごく合う。これでロイヤルミルクティーを作ってみたい。


いもくりかぼ茶は、他の方のnoteで紹介されていたので気になりました。
芋栗南瓜が好きすぎる私にとって、あまりにも心惹かれる商品名だったので、即購入してしまいました。
こちらルイボスティーなのでノンカフェインです。でも、ルイボス特有の癖はなくて、ほんのり甘い。ミルクティーにもぴったりとのことです。


余談ですが、今月は下期キックオフということで会社の懇親会が多めです。大人数が苦手&人見知りなので、少し気が重くなっています。。

なので、紅茶を仕事の合間の楽しみに、なんとか乗り切ろうと思っています。茶葉、早く届かないかな。楽しみだな。

だんだんと肌寒くなってきた秋。
温かくて甘い紅茶が、ほっとできる瞬間を作ってくれますように🫖

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