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宝塚歌劇団宙組公演『宝塚100年の恋の歌/Razzle Dazzle』
こんにちは!みいです。
先日投稿したANTHEMの記事のビュー数が多くて、嬉しいやら恥ずかしいやらです。読んでくださる皆さん、ありがとうございます✨
さて、今日は先日大劇場千秋楽を迎えた宙組公演の感想を記していきたいと思います。
筆が遅すぎて大劇場公演終わってもーた、、、
『宝塚100年の恋の歌』
110周年の幕開けと、お正月公演らしい日本物のレビュー
芹香さん演じる藤原定家が主人公であり、演じることの素晴らしさ。
そして宝塚歌劇団の紡いできた物語をなぞっていくレビューでした。
豪華な大階段から始まる幕開きは本当に綺麗で華やか
個人的には花組時代に惟光を演じていた芹香さんが、真ん中で「恋の曼荼羅」を歌っている姿にじーんとしました。
ヅカオタ的、楽しさ
しかし、こうして並べられると宝塚歌劇団はたくさんの愛の物語を紡いでいるんだなあと。
舞台を日本に限定してもこれだけの楽曲が集まるんですもんね
「夢の浮橋」や「星逢一夜」など、自分が知ってる!という作品が来ると、懐かしさと嬉しさがこみ上げました
個人的には、「龍の宮物語」がとても大好きなので、「砌」が入っていたことがとても嬉しかった!!!!!!
映像でしか見たことがない、清彦と玉姫が目の前にいることがとても幸せでウルっときました😢
いざ始まってみると、(あれも聞きたい!)がどんどん浮かびます。
週替わり楽曲のルーレットに「春の雪」を見つけて、聞きたくて仕方なかったです。あと、「阿弖流為」こないかなー??なんて思っていました笑
鑑賞後、見返したい作品をたくさん見つけられるような素敵な作品でした
かじっただけの私がこうなんだから、ずっと宝塚歌劇団を見続けてきた先人たちはより心に響くんじゃないかなー
レビュー作品として
が、そんなヅカオタ心が満たされただけではありません!!!
内親王への想いに苦しみ愛を捨てようとする定家が、ずんちゃん演じる八千代によって変わっていくストーリーもとてもよかったです。
「愛すること」をたくさん描き、演じてきた宝塚歌劇団だからこその日本物レビューに感じます。
そんな愛を歌うレビューで最後に芹香さんが、ずんちゃんに受け継ぐ様子が退団公演だなぁとじんわり。
私、この作品めちゃくちゃ好きです。
『Razzle Dazzle』
私、この作品、かなり好きです!!!!!!
作品について
一言で表すと、宝塚製ブロードウェイミュージカルという感じ。
とても楽しくて、切なくて、そして少し今の宙組と重なるような力強さ
芹香さんが演じる主人公レイモンド
彼のちゃらんぽらんで、夢見がちで、素直な雰囲気が芹香さんの持つ雰囲気に合っていてよかったです✨
登場するキャラクター全てが愛おしくて、可愛い
見ている内に観客まで彼らの友達になれるようで楽しかったです♪
作中の楽曲もとても楽しい!!
宝塚歌劇団の作品としては珍しく、オーバーチュアとエンディングがあります。
ここもめっちゃブロードウェイミュージカルっぽい~!!!こうした演出があると、一層楽しさの余韻が残ります✨
考えたこと
コロナ禍を経て、芸術は後回しに考えられることがわかってしまった社会の中、この作品は夢を見ること、あきらめずに信じることの素晴らしさを届けてくれたような気がします。
沢山のエキストラを描いているこの作品では、最後に彼らの生活を脅かす大事件が発生します。
そんな中でも、彼らは映画の未来を信じて、活動を止めない
現実問題、あのように綺麗に進むとは思えない。
この物語は綺麗ごとだと思ってしまえばそれで終わる。
だけど、私は彼らの行動に心動かされました
色んなことが巻き起こっている現代
私自身、何をしたって変わらない。未来なんてどうせ…と諦めてしまうことも多々あります
だけど、希望をもって未来を信じてみることで、何か変わるのかもしれない。なんて思いました
おわり
長々と読んでくださった皆様、ありがとうございます!
個人的に、ショーもお芝居もどちらもめちゃくちゃ好きなタイプでした
素敵な作品に出会えたなぁと思います。
週替わり楽曲に、はいからさんの「風の誓い」があったと知り、それも聞きたかったあああ
こんなに(聞きたかったなあ)という楽曲が沢山あるという点に、自分自身のヅカオタ歴も感じられたし、まだまだ知らない楽曲も沢山でした
もう一回くらい、見たかったなー!