blenderでギリギリ通るものの作り方、Sheepitへ投げるのを前提にした考えについて

さて、こちらの動画を見てみてくださいまし
Youtubeのショートでございます

こちらのようなもの、見る人によっては落ち着くそうです
割と再生されているのでそういう背景もあるのかなと考えております。

作り方もそこまで難しくないので一緒に見ていきましょう


オブジェクトの用意

まずはblenderを開きます
初期画面が少し違うのはデフォルトファイルをいじっている関係ですのであまり気にしないでくださいませ。

無難にやっていきます

立方体のZ軸回転にframe/50で動きを加えました

適当な位置に球を置きました。

これにもドライバーを加えます

上からゆっくり下ろす感じで
-frame/100+2
としてみました

少し球を小さくしてみました。

この時点では立方体は回転し、球は落ちてくる、それだけですが、動くことを確認します。

次、立方体にジオメトリーノードを加えます

こんな感じにですね、シミュレーションでブーリアンを行います

途中はこんな感じになっています
きちんと動作していることがわかりますね


予定の位置まで動かしたら、ジオメトリーノードを適用させます
こうすることで最終の姿で適用できますので、あとはマテリアルなどをつけてレンダリングするだけですね。結果はこちらです

ちゃんとギリギリを通るアニメーションになっていますね
基本的に作り方はこれだけで仕上げに削られた方をリメッシュとかスムーズをするときれいになるかなということくらいですね
でもこの場合は重くなるのでほどほどにしたいところですが、、、

ドライバーについて 

ドライバーとSheepitの相性、セキュリティの課題について

ここが個人的にはポイントかな~とか思ってます。
まだまだ厳密な答えには行きたついていないのもまた事実ですが

前々から私はSheepitというレンダーファームを多用しております。
こちらがURLです

あまりHPにも細かい説明は載っていないのですが、Get Startのページからレンダーファームへのアクセス?が始まります

それでこちらのレンダーファームでは詳細は不明ですが、一部スクリプトに対して制限をかけているようです
それの一つがドライバーということです。。

詳細、制約がどこかにまとまっていればもう少しありがたいのですが、なんとも(笑)

こちらのショートでは例として、立方体のXYZ位置にそれぞれ独立して正弦関数、余弦関数を与えています
おそらく特に問題なくレンダリングされているかなというところです

次のケースを見てみましょう
分かりづらいかもですが、一つの立方体に対して
Z軸に正弦関数、Z軸回転に自身のZ位置という感じです


これをSheepitでレンダリングするとこのようになります

ただ、正弦関数に従って上下するのみでZ軸に対しての回転が発生していないことが分かるかと思います
多分、ここがSheepitにおける制約ですね

一旦次を出します
ジオメトリーノードでのドライバーの例ですね
これもそれぞれが独立しています

こちらでは動くようです

次の例

片方はframeに対して

片方が、上のZ位置に対して

この場合には、Z移動はするが回転はしない、ということになります


まとめ

まだ正解なのかは定かではありませんが、これらから言えることについてざっくりまとめていきます

1次ドライバーはOK
2次ドライバーはNG

ということでしょう。こういう言葉は現状なさそうなので適切なのかという話はどこかで議論すべきですが

1次ドライバーは、どこでもいいのですが、つまりは1個目のドライバーですね
多分これはどこでもエラーは起こさないはずです

問題は2次ドライバー、これは1次ドライバーの値を引数にしているドライバーのこととしています
一次ドライバーで例えばZ軸に進んでいくものを適宜して、そのドライバーによる値で回転させようなどすると一次ドライバーの結果しか反映されないレンダリング結果となるようです
最近やっとわかってきました

ついつい作業してそのまま投げてしまうのでエラーになってしまうのです

そこで対策となるのはやはりベイクでしょう
知ってる人にとっては常識なんだろうと思いますが下図のようにしてアクションをベイクすることでドライバーによる動きについてもベイクすることができました
やっと知りました(笑)

これを行っておくことでSheepitというレンダーファームでもレンダリングをすることが可能になりますね
さて、イロイロ試そうぞ

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