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平成〜令和のFIRE物件
平成の20年代
サラリーマン投資家がキャッシュフローを求めて地方一棟中古RC物件を狙っていた時代。
そう言った物件をリタイア物件と呼んでました。
リタイア物件の投資基準はこうです。
”1億当たりCF=200万円”
物件価格が10000万、家賃年収1000万、融資額10000万、30年ローンの場合
計算式
(満室年収1000万ー15%経費ー15%空室損ー年間返済額430万ー固定資産税50万)✖️10000万➗物権価格10000万
この場合、1億当たりのCFは220万です。
令和の時代
リタイアという言葉はFIREという用語に変わり、FIRE物件は地方一棟新築木造アパートになりました。
物件価格8000万。家賃年収700万、融資額8000万、30年ローンの場合
計算式
(満室年収700万ー10%経費ー5%空室損ー年間返済額340万ー固定資産税30万)✖️10000万➗8000万
この場合の1億当たりCFは約281万です。
中古と新築では経費率と空室損が違ってきますので、中古に関しては当時扱っていた基準の数字を、新築に関しては私の物件の基準を参考にしました。
結論、CFを求めるならば充分、令和の新築アパートは平成の中古RCに匹敵するし、それを上回ることも可能ということです。
ただし、昨今の建築費が高騰しているために実情の建築コストが、机上の銀行で評価する積算とは乖離している可能性が高いです。
平成時代の中古RC物件は積算額と実情の購入額がほぼ一緒だったので
買った瞬間(積算以内、耐用年数以内の融資)からBSは最強になっていったのはいうまでもありません。