【無料】ROIC高評価銘柄の選定方法

11月最終週も日銀利上げを折り込んだ円高が進み株価は乱高下しながら調整局面をむかえる厳しい相場です。私自身のパフォーマンスも6か月連続のマイナス収支となり、学びながら確実な資産形成を目指していきます。

先日、とあるオフ会で少し話題になったROIC(投下資本利益率)についてよく分からなかったので自宅に帰ってから勉強して銘柄選定をしてみました。
アウトプットすることで自身の情報整理にもなると思い初めての記事を書いてみましたので参考にして頂ければ幸いです。

◇ ROICとは・・・
　 ROEやROAとの違い

企業と債権者(銀行など)から調達したお金に対してどれだけ効率的に利益を上げることができたかを測定する財務指標です。

ROE(当期純利益÷自己資本)やROA(当期純利益÷総資本)との違いは税引き後の営業利益から有利子負債を含む資産で割った利益率がROICになります。
B/S(貸借対照表)の有利子負債やP/L(損益計算書)の支払利息などを含めて算出する計算式になります。

◇ ROIC計算式と銘柄スクリーニング方法

計算式は税引き後の営業利益を70%と見越して算出するNOPATで算出すると簡易的に計算が出来ます。

ROIC=営業利益×0.7÷(株主資本+有利子負債)
(ROIC評価は20%以上が高評価と認識しています)

銘柄スクリーニングはバフェットコードというサイトで必要項目を選択して抽出しています。今回は抽出精度を高めるために時価総額1,000億円以下、
営業利益率22%超で抽出してみました。

必須抽出項目：営業利益/株主資本/有利子負債/(営業利益率)/(時価総額)

バフェットコードリンク先(有料プランなら直接ROIC抽出可能)
　↓　↓　↓
https://www.buffett-code.com/

◇ 抽出結果と銘柄リスト作成

抽出された結果からテキストをコピペしてEXCELに貼り付けます。
ROICの計算式をEXCEL上に組み込んでROIC高評価順に並べます。

計算式組み込んで並べ替えたEXCELシート(20%以上が高評価としてます)

GENOVAがPO(売り出し)公表後に応募→補欠当選→繰り上げ当選昇格せず😢

★銘柄リスト作成
証券口座の銘柄リストに整理します。

◇ まとめ

ROICは決算発表ごとにデータをまとめて2年～3年のデータを集めると更にその企業の継続的な評価につながりますので過去のデータ収集も含めて算出することをお勧めします。

また抽出した銘柄については割高・割安の指標やモメンタム、相場の地合いなどにより変化しますので、あくまでも買い時を検討する参考銘柄リストの一部ととらえて頂けると幸いです。

記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。

私は今後に大きめの資金を入金する予定ですので相場でながいきするためにも学びながら兼業投資家なりのファンダメンタルズ分析力を確立していきたいと思います。また記事を覗きにきて頂けると嬉しいです。　　

ながいき