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生田斗真と妻夫木聡の映画4本の感想

相変わらず時間があればアマプラで映画を観てる。
最近観た中から、生田斗真の映画2本と妻夫木聡の映画2本の感想を書いてみる。


『脳男』(2013)

生田斗真主演。
並はずれた身体能力を持っているにも関わらず、生まれつき感情を持たない殺人鬼「脳男」を描くアクションサスペンス。
こういうの好き。
目にハイライトがなく死んだ魚みたいな無感情な表現、うまかった。
何を考えているかがわからないから、殺人をする動機が掴めない感じにゾワゾワした。
染谷将太も良かった。


『予告犯』(2015)

生田斗真主演。
ネットを使って、法律で罰することのできない犯罪者たちへの制裁を次々と予告しては実行していく正体不明の犯人を追うクライムサスペンス。
この生田斗真も良かった。顔が整っている分、無表情になると本当に生きる屍みたいになるの、いい演技だなと思った。
真面目に働いていたのに認められずあっという間に社会的弱者に堕ちていく現実が辛すぎる。
ラストへの話の持っていき方は良かった。
鈴木亮平、濱田岳、荒川良々もすごく良かった。


『愚行録』(2017)

妻夫木聡主演。
誰もが羨むエリートサラリーマン一家が惨殺される事件を追う雑誌記者が当時の関係者に取材をする話。
まず最初の5分をしっかり見ておかないとダメな作品。
その伏線回収がちゃんとある。
実はこの映画、ずっと気になってたけど、出てくるキャラがみんなクズばっかで胸糞悪くなるって聞いてたから見れてなかったんだけど、見てみたらほんとそうだった。


『悪人』(2010)

妻夫木聡主演。
殺人犯(妻夫木聡)と彼を本気で好きになってしまった女(深津絵里)の逃避行の話。
殺された女(満島ひかり)にはあまり同情できなかった。嫌な女なんだよ。
その嫌な女が夢中になる大学生の男(岡田将夫)とその仲間も嫌な奴ら。
殺された女の父親(柄本明)や犯人の祖母(樹木希林)の心情も描いてて、そこは柄本明と樹木希林の演技が凄すぎて、この二人が主役だっけ?って思うくらいだった。
妻夫木聡って笑うと可愛いのに、『愚行録』も『悪人』も全然笑わなくて、本当に暗くて、やっぱ演技上手いなぁって思った。


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日本の映画って暗いのが多いよね。
でも見ちゃうね。
もちろん暗い映画ばっか見てるわけじゃないので、その他の日本映画についてはまた別途感想記事を書こうと思ってる。

映画、おもろい。

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