カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし
「魔女の宅急便」の原作者である角野栄子さんの暮らしを追いかけたドキュメンタリー映画。
角野栄子さんのことはお名前とあのジブリ映画「魔女の宅急便」の原作者ということしかわたしは知らない。
知らないけど、正月休みにのんびりと、スマホアプリのMOVIE WALKERで「近日上映」の映画情報を漁っていたときに出会ったこのどピンクのメインビジュアルに一瞬で目を引かれた。これは見に行かないといけない映画な気がする、という直感だけでムビチケを買った。
そして今日観た。
面白かった〜!
角野さんのセンスと想像力とアウトプット力の素晴らしさよ。
映画のなかでもいろんな場面で角野さんのセンスが光る一言が溢れてた。
「波の音っていいのよね。波の音は地球の音よね」(海を眺めながら)
「このかけらにね、これを使ってた時のその人たちの生活が見えるのよ」(海岸で拾った陶器のかけらを持ち帰って綺麗に並べながら)
「だれでも一つ魔法を持っていると思うの。魔法ってその人の好きなこと・これだけは続けられると思うもののこと。わたしはそれが本を書くことだったの。続けるのが大事。続けたら魔法になるわよ」(角野さんにとって魔法とは何か?と問われて)
心に響く言葉がたくさんあった。
観てよかった。
今度ぜひ「魔法の文学館」にも行ってみようと思う。