犬連れ旅 車中泊編 (新潟〜静岡) 反省会
せっかくの長距離車中泊だったので、振り返りをして次回に生かそうと思う。
ということで、今回は「反省会」である。
行程
今回の行程は以下のとおりである。なお、移動時間は約2時間の食事や休憩時間を含んでいる。
1日目
兵庫県の自宅 → 新潟県上越市(道の駅「うみてらす名立」)
走行距離:約520km 移動時間:8時間30分
2日目
新潟県上越市(道の駅「うみてらす名立」) → 新潟県新発田市(月岡温泉)
走行距離:約170km 移動時間:2時間
新潟県新発田市(月岡温泉) → 新潟県新潟市
走行距離:約30km 移動時間:1時間
新潟県新潟市 → 静岡県富士市(富士川サービスエリア)
走行距離:約430km 移動時間:8時間
3日目
静岡県富士市(富士川サービスエリア) → 兵庫県の自宅
走行距離:420km 移動時間:6時間
以上、総走行距離が1,570km、そして総移動時間が25時間半となる。
反省すること
行程
まずは、基本的な行程は適切だったと思う。
高速道路を使った1日の移動距離が500kmというのは、決して長い距離ではない。また、それに伴う移動時間も休憩時間を除くと6時間なので、問題ない。
ただし、移動に費やす日と、観光に費やす日を分けるのが一般的である。具体的には二泊三日であれば、500km移動してそこで観光して一泊し、翌日に500kmを帰るということである。
そういう意味では今回の場合は、二日目が強行だったと言える。
しかし、同じ道を帰りたくない、そして富士山が見たいという私の思いで決めた行程だったので、納得済みの自業自得というところである。
しかし、疲れたのは事実だ。
宿泊地
最初の宿泊地「うみてらす名立」は大正解だった。
問題は、翌日の「富士川」である。そもそもの宿泊地は「道の駅 富士川楽座」だったのだ。
ところがいざ到着してみると富士川サービスエリアと隣接しており、どこが道の駅やらさっぱりわからない。
結局は「道の駅 富士川楽座」は富士川上りサービスエリアの中にあったのである。しかし当然ながら車はサービスエリアの外にしか停められず、立体駐車場か、あるいはサービスエリアのトイレから離れた平面駐車場に停めるしかなかった。
立体駐車場は論外であるし、平面駐車場にしても不便なことこの上ない。そこで、サービスエリアのスタッフに聞いて、ETCゲートから高速道路内に入り、下りのサービスエリアに駐車することにした。
記事で書いた「諸事情」とはこういうことだったのだ。
それがわかるまでに1時間ほどかかった。普通でも時間が遅くなって疲れているのに、心が折れそうになった。
もう少し最初から調べていれば、分かったことかもしれない。「行ってみればなんとかなるだろうは、なんともならない」ということだ。
よかったこと
車中泊のための車内環境
とにかく気持ちよく眠られることを考慮して、スペース作りをしたおかげで、気持ちよく眠ることができた。
「その0」に書いているとおりだが、基本的には平面化できないシートアレンジなので、アタッチメントをつけて平面化を図り、その上にマットレスと敷布団を敷いた。
結果として、セカンドシートから後ろはベッドを乗せて走っているような状況だったが、眠るのには最適だった。
個人的には、車中泊のポイントは良質の睡眠に尽きると思っている。夜眠られないと翌日の行動にも支障が出る。今回の二日目の強行も前日の睡眠のおかげでクリアできた。
旅の目的
これはひたすら隣人に感謝である。
最初は、行き当たりばったりで「ただそこにいくための車中泊」だったのだが、隣人のおかげで旅の目的ができて旅に充実感が加わった。
ただ、必ず目的を持つ必要はないと思っている。行ってみてはじめて知るそこの良さもあるはずであり、ノープランの旅はそれなりの面白さがある。
しかし、まずは目的を持って行ってみて、そこで別の目的ができるというのがいいかもしれない。
まとめ
何はともあれ、楽しい旅だった。
反省点を次回に活かして、さらに楽しい旅がしたい。ナビも高齢だし、再発のリスクも背負っている。いつになるか、あるいはできないかもしれない。
しかし、どこかの知らない土地を二人と一匹で歩いている風景に思いを馳せるのは悪くない。
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