抗がん剤治療から56週・・・ナビの定期検診に行ってきた
ナビは2023年11月3日に7ヶ月に及ぶ抗がん剤治療を終えて、その後は定期的に検診を受けている。抗がん剤治療をおえて56週目になる本日、17回目の検診を受けてきた。
16回目の記事はこちら。
悪性リンパ腫の再発確認だが、今回は残念ながら、再発の可能性があるとの診断だった。左の首の下のリンパ節が右に比べて少し大きくなっているとのこと。明確に再発というわけではないが、今まで大きさに変化がなかっただけに、可能性がゼロとは言えない。
私も触らせてもらったが、素人にはわからない程度の違いだった。
まだ、「再発」という確定診断ではないが、もしも再発であれば、前回の例からすると2週間後にはゴルフボールくらいになってしまうので、日々の確認で異常を確認したら、病院を受診することにする。
ただし前回の記事でも書いた通り、もしも再発であっても、それは彼女の寿命と受け止めて、抗がん剤治療は行わない。ステロイドによる治療と、痛みや苦しみをとってあげる、いわゆる緩和ケアの範囲で治療を行うつもりだ。
今回は血液検査の週だ。
ステロイドの投与量を減らしているので、肝臓の状態を示すALPの値は、前回が225 [IU]に対して、今回は174 [IU]だった。基準が89 [IU]以下なので、まだまだ高値ではあるが、少しの改善は見られる。しかし、悪性リンパ腫に対するステロイド治療を開始すると、肝臓障害は覚悟せざるを得ない。
そして気になる腎臓の状態だが、クレアチニンの数値は前回の1.71 [mg/dl]に対して1.94 [mg/dl]だった。0.23 [mg/dl]悪化してしまった。食事をロイヤルカナンの腎臓サポートからVETS ONEの腎臓ケアに変更したのが、原因なのかもしれない。
やはり、「良薬口に苦し」なのだろうか。ただし、現在はステロイドを再開している。ステロイドによる食欲の回復を期待して、一度ロイヤルカナンの腎臓サポートに戻してみて、食欲を確認してみることにする。
ちなみに、ロイヤルカナンの療養食は医療機関への販売に限定されたために、購入は動物病院を通して行わなければならない。
最後に体重。
とうとう、新記録を達成してしまった。過去最高が10月25日の27.82 [kg]だったのだが、今回はこれを0.46 [kg]超えて、28.28[kg]となった。しかし、もう体重は諦めた。極端におやつをあげているわけでもないし、体重の増加が食事の質の悪化によるものだとは思えない。
ならば、これからの病気治療や高齢による、食欲低下にともなう体重減少が予想さされることから、今の体重はその時のための蓄えと考えることにする。
今回は色々と問題がある診察結果となってしまった。
しかし、これも彼女の年齢による自然の成り行きだと割り切って、それに抗わず、日々を楽しく前向きに過ごしていこう!!
今までもその覚悟ではあったが、今回改めてそうしようと心を決める機会となった。
さて、次回は4週間後の1月4日だ。結果がどうであれ、前向きに受け入れよう!!