マジな料理 #2 簡単らっきょう漬け
本日の料理は、簡単らっきょう漬けである。
えっ? らっきょう漬け? それって料理か? という疑問もあろうが、その点は台所に立って作業をするということで広義の料理とさせていただきたい。
ちなみに、今回の私は完全なワーカーとレポーターで、ボスはモーニャン(妻)である。
彼女が朝から「今日はらっきょうを漬けるぞ!!」と鼻息荒く張り切っている。実は彼女は3年前かららっきょうを漬けているのだが、(手前味噌ながら)これがとてもおいしい。私も大好物なのである。
張り切っている横から、ところで時間はどれくらいかかるのかときくと「結構かかるので夕食の後に夜なべをして作る!!」とのこと。
夜なべはあかんやろ!それなら一緒に作ろう!
ということになって、ナビの散歩の前にらっきょうとらっきょう酢を買っておいて、散歩から帰ってから作業に入ることにした。
スーパーで「土付きらっきょう」と「らっきょう酢」を購入してきた。わざわざ「土付き」を購入するのは彼女のこだわり。
作るプロセスを楽しみたいのだそうだ。たしかに、その方が美味しくできる気がする。手間をかけただけ料理は美味しくできるものだ。
まず土を洗い落としながら、複数の房は一房ごとに分ける。
今回の房は今までのものよりも大きい。歯応えのある、いいらっきょう漬けになりそうだ。
数回に分けて、とにかく綺麗に洗う。
根の部分と先端を包丁で切る。先端は結構大胆に切る方がいい。そうしないと食べた時の歯応えが悪いのだ。
地味ぃ〜な作業だったが、らっきょうの最終形が見えてくると妙に嬉しいものである。意外な達成感がある。
これが、モーニャン(妻)が言っていた「プロセスを楽しむ」ということなのだな、と納得する。
さらにきれいにするために、一番外の皮を剝いていく。これで完全ならっきょうの最終形になる。
こちらもとても地味ぃ〜な作業なのだが、皮を剥かれて綺麗になったらっきょうが愛おしくなるのは、やってみないとわからない感覚だ。
ちなみにこの作業は、やりすぎると、らっきょうがなくなってしまうので気をつけないといけない。(笑)
全て剥くとこんな感じ。これぞ、達成感の塊ではないか。
消毒のために、10秒ほど熱湯につける。
ザルに受けて、しっかりと水を切る。すっかり裸になって、艶のあるきれいな姿のらっきょうが美しい!!
それにしても大粒である。
十分に冷まして、完全に水気を切る。
そして消毒したビンに鷹の爪を入れて、その上かららっきょう酢を入れて蓋をしたら完成だ。
冷蔵庫に入れて1ヶ月ほどでおいておく。
食べようと思えば、もっと早く食べられるが、美味しく食べようと思うとそれくらいおいておいた方がいい。今から、カレーの添え物として食べるのが楽しみである。
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