犬連れ旅 番外編 「モクモクと復活」したSL山口号をもう一度!
本日の朝日新聞の朝刊に「モクモクと復活」と題して、SL山口号の記事が載っていた。
石炭を積む車両に亀裂が見つかり、修理のために2年間運休していたそうだ。そして昨日、2年ぶりに運行を再開したとのことだった。
SL山口号は私もその勇姿を一度だけ見たことがあり、noteでも「犬連れ旅」の中で「津和野とSL山口号編」として紹介させていただいた。
この中でも書いたが、当日はSL山口号にとっては特別な重連運転の日であり、私はそれを後になって知ることになる。
そして当日の様子をビデオで振り返ることでその事実を確認した。
しかし、その時点では私はYouTubeにアカウントを持っていないために、noteにはビデオを掲載することができなかった。そこでフレームを切り出して写真として掲載したのだった。
そして今回の記事を読んで、是非ともビデオをご覧いただき、感動を共有したいという気持ちになった。
もちろんSL山口号のビデオはYouTubeを検索すると掃いて捨てるほど出てくるし、当然ながらクオリティーも何倍も高いものばかりである。
しかし意図せず撮影したビデオの中に、本人も知らなかった事実が隠されていたと言うハプニングは貴重ではないだろうか。
前置きが随分と長くなってしまったが、実はそんなわけで問題のビデオを掲載するために、今回YouTubeにアカウントを作成したのである。
二つの異なる周波数の警笛が鳴り響くのをお聞きいただけるだろう。この警笛で連動運転は明らかであるにもかかわらず、友人から教えられるまでは気づかなかった。
響き渡る警笛が巨大生物の雄叫びに聞こえて、私はこの音を聞くたびに妙な感動で涙が出そうになる。
そして、余韻を残して去っていく車輪の音に哀愁を感じるのだった。