バイクライドの風景_#28 (秋を探しに....)
今年の8月に大いちょうがある「ローカル線の駅」を紹介した。
そして秋。
例年であれば、すっかり紅葉して地面も黄色い絨毯で埋め尽くされているのだが、今年は秋の到来が遅く、あまり期待できない。念のために「X」で調べてみたが、投稿はなかった。久しぶりの北方面へのライドということもあり、ダメ元で走ってみることにした。
秋のお出かけ気分を味わおうと思い、まずは近くのコンビニでおにぎりを買うことにする。おにぎりをサドルバッグに詰め込んで出発。
途中でダム湖の脇道を通る。
ダム湖周辺の木々の色づきも遅れているようす。これでは大いちょうもあまり期待できそうにない。
その後自転車を漕ぐこと20分ほどで、目的地のローカル線の駅に到着した。
案の定、大いちょうの紅葉にはまだ少し早かった。
ちなみに4年前の今日撮った写真はこんな感じ。すでに落葉がすすんでおり、ピークを過ぎた感がある。
せっかくなので、簡易図書館を兼ねた待合室でおにぎりを食べる。
前回は気が付かなかったが、最近は駅長主催の切り絵教室が開催されているらしい。室内に何枚もの切り絵が展示されていた。なかなかの腕前である。(著作権などは問われないだろうが、念のために写真は遠慮した)
この鉄道会社では「ステーションマスター」と呼ばれる「ボランティア駅長」が、無人駅で各種イベントを行なって会社の運営を盛り上げているとのことだ。
ちなみにこの会社は自治体が運用している第三セクターで、社長は所在地の市長が勤めている。
なんとなく名残惜しいが、駅を後にして、帰りは少しは秋らしい紅葉が見られることを期待して、来る時に脇道を走ったダム湖をまわることにした。
元はキャンプ場があった場所を公園にするために現在建設中である。すでに遊具は完成している様子。2025年の3月末の完成予定だ。山陽自動車道に接しており、山陽自動車道のパーキングエリアからのアクセスが可能なハイウェイオアシスになる予定とのこと。
期待虚しく、やはりダム湖周囲も紅葉はまだだった。カエデが幾らか紅葉している程度だった。
およそ2時間のライドだったが、秋を感じるには今ひとつだった。
しかし晴天に恵まれ、少し汗ばむ程度の、のんびりしたライドを楽しむことができた。これからはあっという間に紅葉が進みそうだが、気が向けばもう一度訪れてみよう。
ま、帰るとナビとモーニャンがお出迎えしてくれたので、最高の締めくくりだった。(でも、ナビは嫌がっている??)