スーパーの駐車場でも交通ルールは守ろうよ!!
他の投稿でもたまに出てくる、近くにある「農協系スーパー」の駐車場での話だ。
昨日、ちょっとした買い物があったので、ナビの散歩の帰りに立ち寄った。買い物を済ませて、出口に向かっていると、一区画となりの通路を走っていた車がいきなり、駐車エリアを通過して、私の車の前に現れた。
徐行していたので、慌てることはなかったが、もしももう少し速度を出していたなら、接触したかもしれない。思わず「おいおい、いい加減にせえよ!!」と車内で毒突いてしまった。
ここの駐車場では、他にも気になることがある。これがルール違反なのかどうかはわからないが、ほとんどの運転手が行わない行為なので、非常に違和感がある。
どんな行為かと言うと、駐車エリアに車止めがないのをいいことに、駐車エリアの後ろから車を突っ込んで停めるのだ。以下の写真のふう。
ほとんど全ての運転手は、写真の左側からバックで駐車エリアに車を入れる。そして、その最中に後ろ側(写真の右側)から車が入ってくると、思わず「おいおい、いい加減にせえよ!!」と車内で毒突いてしまうことだろう。
また、こちらの駐車場は対面通行なので問題ないが、近隣のイオンの駐車場では一方通行が多く、そこでの通行違反が非常に多い。
幸い危ない思いをしたことはないが、こちらがわざわざ遠回りをして駐車エリアを探しているところに、反対側から一方通行違反をしてきた車が、前方の空いている駐車エリアに当たり前のように駐車すると、これは立派に「おいおい、いい加減にせえよ!!」である。
しかし、ところでこの駐車場での一方通行って守らないとどうなるんだろう。単なる店舗が決めたルールなので、なんのお咎めもなしだったら、守らない輩にもなんとなくそれなりの言い分がありそうな気がする。
そこで調べてみると、まず道路交通法が適用されるのは公道である。そして、不特定多数の人々が利用するスーパーなどの駐車場は、公道とみなされるのだそうだ。つまり、スーパーなどの駐車場では道路交通法が適用されるということだ。
しかし、一方通行違反を警察が取り締まることができるか、というとそれはできない。なぜかと言うと、その場所でルールを決めたのが、警察ではないから。
それでは、道路交通法が適用されるとどんな影響があるのだろう。
どちらの車両も動いている場合は、駐車場内での事故はほとんどの場合、50:50にされてしまうそうだ。しかしそこにルール違反があると、違反者への過失割合が増える。したがって、万が一事故を起こした場合は道路交通法の適用を確認する為にも警察に通報をするべきとのことだった。
詳しくはこちらで。
いずれにしても、事故を起こしてしまうと、たとえ100:0で相手が悪かったとしても、手続きだのなんだのと非常に面倒な上に、示談交渉などでは辛い思いもする。ましてや100%の加害者になったりしたら大変だ。
駐車場は、多くの車が予期せぬ動きをすることもあるし、歩行者がすぐ近くを通ることもある。むしろ一般道路よりも多くの危険があると思って運転しなければならない場所だ。
駐車場だからと決して気を緩めることなく、ルールを守らない輩もいるという想定で、危険予知をしながら慎重に運転しないといけない。
「おいおい、いい加減にせえよ!!」などと毒突いている場合ではない。