抗がん剤治療から50週・・・ナビの定期検診に行ってきた
ナビは2023年11月3日に7ヶ月に及ぶ抗がん剤治療を終えて、その後は定期的に検診を受けている。抗がん剤治療をおえて50週目になる本日、15回目の検診を受けてきた。
14回目の記事はこちら。
今回は前回(10月11日)から2週間しか経っていないが、急遽定期検診を行ってもらうことにした。ステロイドの休薬によって懸念していた食欲不振、皮膚炎に加えて耳の汚れがひどくなってきたからだ。
まずは肝心の悪性リンパ腫の再発確認だが、今回も再発は確認されないとの診断だった!!
もしも再発が確認された場合は、耳の汚れどころではなくなってしまうので、とりあえずは一安心だ。
そして耳の汚れだが、耳の汚れの原因は細菌やアレルギーなどいろいろあるが、ナビの場合はステロイドを投薬していた時期には発症していないことから、あくまでも結果論だが、ステロイドの投薬効果が期待される。
しかし、そもそもステロイドを休薬したのは、肝臓の負担をしめすALPが高値になったからなので、獣医師と相談して、今回改めて血液検査を行い、最終的にはその状況を見て対応を決めることになった。
血液検査の結果、前回800 [IU/L]だったALPの値が、今回225[IU/L]まで下がった。やはり、ALPが高値だったのはステロイドが原因だった。
そこで、耳の汚れも含めて現在発症している皮膚関連の症状を緩和するために、免疫抑制ではなく炎症治療を目的とする、そして肝臓への負担を少なくなる少量の投薬量でステロイドを再開することになった。
これで食欲不振や顎の炎症、そして耳の汚れも改善し、なおかつ肝臓の負担も一定レベルに収まってくれることを期待する。
さて、気になる腎臓障害をしめすクレアチニンの値だが、今回は前回と同じで変化はなかった。腎臓療養食の効果が出ていると言うことだ。
その腎臓療養食だが、ちょうど本日からロイヤルカノンの「腎臓サポート」からVETS ONEの「腎臓ケア」に切り替えた。先日の記事で、VETS ONEの「腎臓ケア」はトッピングなしで食べてくれたのだが、果たして今でも大丈夫なのだろうかと心配しつつ朝食として与えると、なんとトッピングなしで完食してくれた。
これがいつまで続くかわからないが、少なくとも現時点ではフード側での食欲改善はできたので、後はステロイドの効果がどうなるかだ。
そして体重だが、前回の27.8kgに対して、今回は27.82kgとほぼ同じだった。便の状態も良好なので、この調子で維持できればそれでいいんじゃないか、と最近は思っている。
便に関してあえて悩みといえば、最近は頻繁に室内で排便するようになったことだ。2、3日に一度は室内のどこかで排便をしている。それも、夜中にトイレ以外で。いつかは寝ぼけて踏んでしまいそうだし、布団の上でされると最悪だ。
まして、下痢だったりすると….。考えないことにしよう。その時はその時だ。
さて、次回は当初の予定通り、2週間後の11月8日だ。どうか「再発」がありませんように!