抗がん剤治療から44週・・・ナビの定期検診に行ってきた
ナビは2023年11月3日に7ヶ月に及ぶ抗がん剤治療を終えて、その後は定期的に検診を受けている。抗がん剤治療をおえて44週目になる本日、13回目の検診を受けてきた。
12回目の記事はこちら。
今回も再発は確認されないとの診断だった!!
左の額ににできている皮脂腺腫は、周囲の毛刈りをしてくれているおかげで、出血が周りの毛に付着して大きなかさぶたになることがなくなり、以前よりも小さくなったように見える。(実際の大きさはかわらないが….。)
今回、改めてかさぶたをとって、出血止めを塗布してもらった。
また、後ろ足の肉球の「角化亢進」(と思われる症状)に関しては、そのままの名称では診断されなかったが、現在の状況であれば、このまま放置しておいても問題ないとの診断だった。
そして、今回は2ヶ月に一度の血液検査だった。
まず、腎臓の機能障害を確認するクレアチニンの数値は、今回も特に大きな変化はなく、基準値は超えているものの問題ないレベル。
ところが今回の検査では、肝臓の機能障害を示すALPの数値が前回値641 [IU/L]に比べて800 [IU/L]と大きく変化していた。そもそもALPの上限値は89 [IU/L]なので、前回値自体、基準を大きく上回っている。
しかし、同じく肝臓の状態を表すGPTが正常値であることから、このALPの異常値は現在投薬中のステロイドの影響であろう考えられる。
そこで、一度ステロイドの投与を中止してみて、ALPの変化を確認することになった。
そもそもステロイドは悪性リンパ腫の再発抑制のために投与していたのだが、現在のリンパ節の状態から考えて、投薬を中止して様子を見てみる価値はあるとの判断だ。若干の不安はあるものの、とにかく減薬は望ましいことだ。
さて問題の体重だが、前回の27.76kgに対して、今回は27.46kgと300g減った!
果たして、前回の投稿で書いた「おやつを減らすぞ宣言」で、少しだけ(本当にほんの少しだけ)おやつを減らしたのが良かったのか、あるいは測定タイミングの問題なのかは不明だが、何はともあれ、微減ではあるものの減ったことは喜ばしい。
ところで一通りの診察が終わった後に、主治医が、「本当によく頑張ってくれていますよね。当院にも13歳を過ぎた元供血犬(おそらくラブラドール・レトリーバー)がいますが、こんなに元気じゃありません。」と褒めてくれた。
また診察が終わって、薬と会計を待っていると、珍しく院長が会計窓口に顔を出した。ニコニコしながら、「毛並みもいいし、こんなに元気になって本当に良かったですね。(抗がん剤の投与終了後、)どんな子もこうなるわけではありませんから。」と言ってくれた。
一体どうしたんだ、主治医といい院長といいと思いつつ、理由はともあれ、こんな言葉をかけてもらえることは本当にうれしい。
さて、次回は4週間後の10月11日だ。どうか「再発」がありませんように!
そして、そもそも元気に検診が受けられますように!!
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