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マジな料理 #15 皮から作る餃子

***おことわり***
この記事は定年退職を機に料理を作り始めた、料理初心者の悪戦苦闘を綴ったものである。料理の常識や当たり前のレシピも、ことさら偉そうに記述していることはご笑覧いただけると幸いである。

皮からの餃子は定年退職後に二度ほど作ったことがあるのだが、定年で退職して料理をするようになるまで、まさか餃子を皮から作ろうなどとは、全く考えもしなかった。

しかし、どうせ時間はたっぷりあるのだから、ものは試しにと作ってみると、これがおいしい!!特に皮がおいしいのだ。

そんなわけで今回3回目となるのだが、せっかく料理のマガジンも作ったことだし、その奮闘ぶりをご覧いただくことにした。

まずは手元のレシピに従って、36枚の皮を作る。
材料は薄力粉140gと強力粉110gだ。

これに小さじ1/2の塩を加える。

そして、熱湯を170ml加えて、菜箸で混ぜ合わせる。

このタイミングで何故かナビがやってくる。
彼女の好きそうなものは何もないのだが……。何に反応したのだろう。
その後はキッチンの入り口まで下がり、伏せて様子を見ていた。

ダマになってきたら、手でこねる。
もちろん熱湯が冷めていないといけない。何も考えずに手を突っ込んで、火傷しそうになった。

ここで、お気づきかと思うが、ボールの大きさが変わっている。最初は「中」のボールでもできるかと思ったのだが、甘かった。手を入れて混ぜることができない。

そこで、急遽「大」のボールにかえたのだ。実はこの失敗は毎回やっていて、モーニャン(妻)からは、「いいかげん学習しいや!!」と言われた……。

こね終えると、ラップして常温で15分ほど放置する。

その間にタネを作る。

材料は4人前でキャベツ160gとニラ80g、そして豚ひき肉300g。

まずはキャベツとニラを粗みじん切りにする。「粗」といっても、私てきには、精一杯に「細」みじん切りなのだ。

豚ひき肉は、塩を小さじ1杯と胡椒少々を加えてよくこねる。
ちなみに、奥ではナビが「じ〜っ」と様子を見ている。(笑)

キャベツとニラに調味料を加えて混ぜる。調味料は次の通り。
 ・すりおろし生姜:小さじ1杯
 ・すりおろしにんにく:小さじ1杯
 ・砂糖:小さじ1杯
 ・しょうゆ:小さじ2杯
 ・オイスターソース:小さじ4杯
 ・ごま油:小さじ4杯

調味料を混ぜたキャベツとニラを豚ひき肉に加えて、よくこねる。

こね終わったら、タネの完成。

寝かせておいた生地を3分割する。

3分割した生地をさらに12分割して、合計36分割する。

まな板に片栗粉を敷いて、生地を伸ばして丸い皮を作る。

タネを皮で包む。

皮の端に水をつけて、シワを寄せながらタネを包むと完成だ。

こちらが完成した生餃子のうち、モーニャン(妻)が包んだ分。

そして、こちらが私が包んだ残り半分。とても餃子には見えない。
3回目でもこの程度なのが情けない….。(涙)
しかし、味はいいのでご心配なく。

あとはフライパンに油を引いて、片面を軽く焼く。
その後、熱湯を100ccほど入れて蓋をして蒸し焼きにする。ほとんど水分がなくなった時点で蓋をとって焼き色をつけて完成。

余った餃子は冷凍にしておいた。これであと2回分のおかずが助かる。

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