「イジンデン」スターターデッキで強いと思うカード15選(個人の感想です)
ダイソーの100円TCG『イジンデン』を結構集めていろいろデッキ組んで試してみた感じ、「スターターのカードも結構強いよな?」となったので、個人的なメモもかねて紹介。(一部MtG的な表現が含まれます)
なお、対戦しまくってるというほどでもないので異論は認めます。というか、「使いかた次第で強い」カードがいっぱいあるのがイジンデンのいいとこだと思うので。
▼「イジンデン」公式サイト(カードリストもこちらへ)
https://one-draw.jp/ijinden.html
伝説の武将(赤単)
「特性:剣術」や「即応」を持ったイジンを並べて積極的に殴っていくデッキ。攻撃が止まりそうなときにマホウやハイケイが息切れを防いで突破口を開いてくれる…という感じのモノ。
《上杉謙信》
全カードトップクラスのパワー6000でアタック時に相手のイジンをほぼ確実に1体排除できる。単体で殴りに行っても1対2交換は狙えるのでさすがパッケSRという性能。「特性:剣術」を持っているので《北条政子》や《武者の蔵》など各種強化を受けやすいのも強み。ただ、剣術デッキは高速アグロ寄りなので、レベル6が少し重いのが若干ネックか。
《源義経》
MtG風に言うと"怒り狂うゴブリン"。先手で相手ガーディアン1枚を確実に削れるのと、遺業能力の魔力化のおかげで、ブロッカーやバレットなどの各種赤系マホウのコストの弾にしても無駄が起きないというコスパの鬼。
「即応」持ちは終盤の奇襲にも使えるので腐りにくいのも○。
《楠木正成》
「イジン召喚権+1は強い」ということを覚えておけばいい。
あと、実は「素のパワー5000」は殴り合いで生き残りやすいスペックだったりする。剣術持っていて強化しやすいのも良ポイント。
《連なる天守閣》
条件付きで1ターン目に出せる"栄光の頌歌"が弱いわけないです。
強化されるイジンに制限が無いし、遺業能力に魔力化もついてるし、書いてあることが強すぎておかしい。剣術アグロでは即採用で、剣術無くても赤緑の執筆系とかは積んでもいいレベルだと思う。
《ロイヤリティ》
赤のドローカード枠。《源義経》など遺業能力持ちを破壊すればアドバンテージ損失を抑えられるし、即応イジンを出せればアタッカーを増やせる。ガーディアンを山札トップに戻してからドローなので、《ミケランジェロ》などガーディアンを置くタイプのカードと組み合わせて手札回収するテクい感じも出せるなどシブいカード。
知と美の革命(青単)
ドローでデッキを掘り進めながら、《レオナルド・ダ・ヴィンチ》や《武帝》といった高パワーイジンを並べていくデッキ。ブロックされないカードや墓地利用などちょっとコントロール寄りの要素もある。
《レオナルド・ダ・ヴィンチ》
ダヴィンチリバイバルなんてデッキ名になるくらい強い。リアニメイトは実質召喚権+1なのでそれだけでゲームシステム的強カードに入る。ダヴィンチでダヴィンチを吊り上げられる連鎖コンボのおかげで、序盤に引いても《モナ・リザ》や《ドナテッロ》での捨て札にしやすいとか6レベルなのに4積みのデメリットが薄いのも強み。
《フェルディナンド・マゼラン》
「殴りに行くと1枚ハンデス」というシンプル強めな能力にもかかわらず、レベル3でパワー3000という十分な水準のスペック。《フリート》の恩恵も得られるので、並べて繰り返し殴れるとかなりの圧が出せる。防御的にハンデスで妨害したいなら《メアリー1世》の方が強いので、赤青とかで強化しながら戦うのがよさそう。
《ジャン・カルヴァン》
レベル2のパワー3000ブロッカーという見た目のわりにマッチョなレシオを持っている。パワー+2000なので《ヴラド・ツェペシュ》の「2000以下」に引っかからないのが偉い(ブロック+2000だと破壊されてた)。
わかりにくいけど、上の能力は相手の執筆を妨害できて緑に刺さるうえ、発動条件のマリョク裏向きコストが《チンギス・ハン》とかみ合うという強みもある。相手にすると結構厄介。
《武帝》
「なんか強いことしか書いてなくない?」シリーズの1枚。
《武帝》が3人並ぶと全員パワー5000のダブルプレッシャーになるのがちょっと詐欺臭い。しかも青は結構並びやすいのでどんどん大きくなる。枠が余ったら入れておけば?系のカード。自分であげておいてなんだけど、マゼランより優先度高い。
《楊貴妃》
アンブロッカブル持ちフィニッシャー。《マリー・アントワネット》で相手ガーディアンを寝かせて一撃死を狙うロマンコンボを搭載している。(《革命の広場》で青単コンボ成立するのもよい)。レベル5でパワー1000の驚き低レシオだが、コンボパーツもしくはドローカード扱いなのであまり気にならない…はず。
日本の大天才(緑単)
マリョクを伸ばして《最澄》や《毘盧遮那仏像》などでデカいイジンを叩きつけるというザ・緑デッキ。殴った後に起こせるカードも多く一応攻防一体な感じになっている。
《卑弥呼》
ラノワールのエルフかと思ったらウッド・エルフ。本体は貧弱といえ、オーブ併用で2ターン目にレベル5到達を可能にする驚異的マリョク加速なので使うなら4積みするタイプのヤツ。この手のパターン通り、後半引くと弱いのだけ注意。頭数があるだけで役に立つのは救い。
《最澄》
「攻撃したらゲームが終わる」タイプのフィニッシャー。なぜか自分のイジン"全員"にダブルプレッシャーが付くのでパワーでゴリ押せるし、本人も素のパワー7000となかなかのマッチョ。全カードで最大レベルを持っているのは伊達じゃなく、青緑系の最後の一押しに入れて置くといい感じ膠着状態を破ってくれる。
《阿弥陀堂》
自分の場のカードを回収できる。正直単体だと何もしないので、場に出たときの能力持ちだったり執筆能力持ちと合わせて効果を使いまわす前提でつかうわけだが《紫式部》とか《清少納言》とかの妨害系と組むとエグい。裏向きマリョクも回収できるので《出雲の阿国》とも地味に相性がいい。
《毘盧遮那仏像》
全体強化が弱いことはない。レベルの高さも緑なら…というところ。2つめの「自分エンドフェイズにカードを全部起こす」は高パワーイジンを殴りに行かせてあとにブロッカーに回す削り作戦に使えるとか、ガーディアンも起こせるからその系の妨害持ってるイジンを自ターンに破壊してケアできるとか意外に戦術に組み込める。
《グロウ》
《卑弥呼》が強いので見逃しがちだけど、レベル3になっていれば無制限に使えるマリョク加速が弱いはずがなかった。ブンまわれば2ターン目《カエサル》(レベル7)とかも行けるのはロマン。
実際のところは《卑弥呼》《巨大古墳》《グロウ》の3種類から、繋げたいカードやデッキ構成に合わせて腐りにくいのを選ぶのが現実的。
おわりに
今回上げたのはわりと汎用性が高いもの中心になっていると思います。「ちゃんと組んで使った方が強いけど、とりあえず入れただけでも十分仕事をする」くらいのラインかなと。
スターターのカードは2セットで上限の4枚が確実にそろうので、イジンデン始めるならまずはスターター2個ずつでデッキ組むのがおススメです。
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