見出し画像

コロナになった話

どうもキョウです。

まず初めに、今回が投稿2回目になりますが自己紹介から約半年後とだいぶ期間が開いてしまいました。
これからはもう少し高い頻度で記事を投稿出来たらいいと考えています。

これだけ遅れてしまった理由は今回の話題でもあります「新型コロナウィルスの感染と後遺症」です。

ただ単に感染しただけではこのように体験談をまとめるほどではないと思いますが、そのあとの後遺症がとにかくきつくて、辛い状態にもかかわらず周りからの理解が得られずさらに追い打ちをかけられる現状にあり、これは書いたほうが良いと考えました。

本当にコロナ後遺症はきつくて、他に後遺症になった人はどうしているのかたくさん調べていました。
同じようにコロナ後遺症で苦しんでいる方や周りで苦しんでいる方が居れば”私はこうだった”と伝えられればいいと思います。


概要

詳しく書いたり、書きたいこと書いたら結構長くなりそうなので、大体こんな内容になります。

  • 感染は家庭内感染で、家族の一人がコロナにかかり、治りかけのところに他全員が感染

  • 私が感染した時期は転職が決定しており引っ越し準備をしていた

  • 引っ越しの次の日に症状が出て39.4℃まで熱が出る

  • 入社が発症1週間以内にあたるので延期

  • 入社してから後遺症の症状が出る

  • 毎日休みの連絡、そのうちまとめの休暇になる

  • 新卒の入社式に出るように言われるが出れず、管理職の心証が悪くなる

  • その後も休みが続き管理職がブチ切れ

  • ようやく病院からコロナ後遺症の診断。5月いっぱいまで休職の診断

  • 管理職「6月に復帰できなかったらクビ」

  • 貯金が底尽き仕事がなくなる不安を抱えながら療養

  • 突然の回復、復帰

  • 入社後の後遺症

ざっくりこんな流れで過ごしていました。

では次に具体的にどのような出来事があったか書いていきたいと思います。

感染前の状況

始まりは今年2024年2月上旬頃。
その時私は実家に暮らしており転職活動に精を出しておりました。
家族にとっても転機になる時期で、職場が変わり出勤方法も変わりました。
今までは徒歩通勤だったのですが少し遠くなりバスでの通勤になり、人が多く行きかう場所になりました。
2月で感染症の時期ということもあり、おそらくその時にウィスルをもらってきたのかと思います。

私はその時期に内定を頂き、就職や引っ越しの準備をしている時期でした。
その合間にお祝いで外食に出かけ、帰ってきたときに家族の一人が調子悪くなり寝込んでしまいました。

その頃は引っ越しまで1週間前くらいでしたが、家族の看病と家事と転職準備、引っ越し準備と忙しくしておりました。

病院へ行くように促したのですが、感染症流行の時期ということもあり当日に予約が取れなければ診察もできない状態でした。
そのことを知ると、大したことはないといい病院へ行きませんでした。
私も少し前に熱が出て、ちょっとした風邪だったので、おそらく同じようなものだろうという認識で、一応部屋は隔離していましたが普通に部屋に入ったり食器など共通のものを使っておりました。

そして引っ越し前日になると初めに感染した家族はもう少しで元気になるくらい回復して一安心しておりました。
私の荷物を全て運び出し、家族で最後の夕食も楽しみました。
そして引っ越し当日になるともう一人の家族が体調を崩してしまいました。

感染感染・発症したタイミングで引っ越し

このようにして引っ越しして、2人でしたが私の荷物はかなり少なく運ぶのに1時間くらいで済みました。
その日一緒に荷物を運んでいた家族も咳がたくさん出ており調子が悪かったため荷物を運び終えると昼食を食べてすぐに帰りました。
そして一人で荷ほどきしていると家族から電話がきました。
「病院行ったらコロナだった!」
もう驚きでした。
今まで感染していなくて、そしてこのタイミングでまさかと思いました。
その時私は全く体調不良ということもなく重い荷物を整理していました。

そんな体調悪くなる前兆も感じませんでしたが、コロナは感染力が異常と聞いていたのでいずれ私も発症するだろうと覚悟しました。

しかし引っ越ししてから入社までこの時点で一週間もありませんでした。そして引っ越しした日は土日で元気なうちに役所に手続きしたいと思っても開いていません。
仕方なくできるだけ荷ほどきを済ませて生活できるくらいの荷ほどきを終えました。

そしてついに来ました。発症です。
日曜日に急に体が重くなり、その日の夜に高熱が出て最高39.4℃まで上昇しました。
とにかく熱く寝ようとしましたが体が熱すぎてほとんど寝れませんでした。
その時も辛かったことに変わりありませんでしたが、その時はインフルエンザみたいな感じで、この熱が収まればすぐに良くなるだろうと考えて楽観視していました。

次の日、引っ越ししたばかりでどこに病院があるのかわからなかったため、とにかく調べて近くの病院へ電話しました。
「本日は予約でいっぱいで受診できません」
そうでした。この時期は予約したくても当日しか受け付けていなくて、しかも予約でいっぱいになったら断られてしまいました。
すぐにでも病院へ行きたかったので調べ上げたところに片っ端から電話してようやく4か所目に「ここは予約なしで受診できますよー」
予約自体は取れませんでしたが、とにかく受診できる病院を見つけ、時間も自分の行きたい時間でいいということでしたのですぐに向かいました。
そして病院へ着くと大きな問題にぶつかりました。
「保険証の提示をお願いしますー」
そうでした。今は仕事をしていなくて、引っ越ししたばかりなので国保も持っていません。
「それでは今回は全負担になりますー。発行される領収書を次回持ってきてくださーい」

そして案の定コロナ陽性。
薬を処方されました。
「1万2千円です」
たっか。

その日は病院へ行っただけで終えました。
しかし保険証もなく、入社日も迫っており、転入届を出す期限もそんなにありませんので次の日に転入届を役所に出しに行きました。

その時はまだ38℃ありましたが役所に行きました。
整理券をとって待って、1時間くらいで呼ばれました。
もうその時に視界がゆがむほど体調が悪くなっていましたがとにかくやらなくてはなりません。
住所を移すのに書類を提出し、その処理が終わるのをまた待たなくてはなりません。
そして2時間後にようやく終わり、合計3時間ほどかかりました。
今まで何度か引っ越しをしていますが、こんなに時間がかかったことはありません。よりによってこのタイミングで最長を記録するとはツキがありません。
そこから役所から帰るのにも一苦労で、途中休み休みでやっとの思いで帰宅しました。

そして翌日から入社日直前まで全く動けなくなってしまいました。
今思えばこの時期に無理してしまったためここまでこじらせてしまったのかなと思います。

就職の延期から長期休職

病院からは発症してから1週間まで感染力があるため自宅待機と言われていましたが、私はやっとの思いで転職できたので早く働きたくて仕方ありません。
職場に言わないで入社しようと思いましたが、前述したように無理がたたってしまい中々体調が戻りません。
そしてついに前日になってしまい、一向に体調が良くなりません。
このまま無理して出勤することも考えましたが、無断で出勤した場合、入社して早々体調が悪く、ミスの連発ではシャレになりません。それよりは正直にコロナに感染したことを報告し、後日出勤して体調が悪くなってもむしろ心配されることになるので仕事もしやすくなると考えました。

そうしてやっと職場に連絡し、発症してから1週間後に延期してもらいました。

出勤までに体調をなんとしてでも治さなくてはなりません。
生活できるとはいえまだまだ段ボールが山積みになってる部屋で療養しました。
しかし実家にいたころのように誰かが食事の用意をしてくれるわけでもありません。
そして生活するのに必要な道具もそろっていません。
最低限にしてはいますが、生活するにはやはり無理して買い物に出かけなくてはなりません。
そして食事もできるだけ調理しなくてもいいようにと思っていましたが、その時は引っ越ししたばかりで、さらに転職前には禄に給料ももらっていなかったため毎食弁当というわけにもいかず、節約のため自炊しておりました。

後で知ったことですが、コロナ発症しているときに無理すると後遺症のリスクが跳ね上がるようですね。

しかし一人暮らしで誰も支援してくれない中、さらに引っ越ししたばかりで荷ほどき、手続きしないといけない、そして金欠のため自炊しなくてはならない状況でした。
就職、引っ越し、一人暮らしと本当に最悪なタイミングでコロナに感染してしまいました。
せめて何か一つでも条件が違っていたら無理して動かず、後遺症にもならなかったのではないかと考えてしまいます。

こんな生活していたら体調が戻るわけもありません。
たいして回復しないまま初出勤しました。

初出勤当日のことは正直あまり覚えておらず、おそらく意識朦朧としながら勤務していたと思います。
始めに簡単な説明を受けましたが3時間くらい話を聞いていましたがもう何もかも覚えていません。
その日を何とか終えましたがまた次の日出勤。いけるか不安でしたが何とか気合で出勤。
しかしやはりその日のこともよく覚えていません。本当に何があったっけ?
特に問題を起こしてなければいいのですが……。

そして次の日も案の定ヤバかったですね。
何とか出勤したはいいもののすぐに早退してしまいました。
ご迷惑をお掛けしたのにも関わらず、心配して私の体調を優先してくださり感謝しております。
いい職場に転職できたなぁ。

そしてすぐに帰宅して、帰ってきた瞬間寝ました。

その日から体調がさらに悪くなってしまい、咳が治らない、頭痛がするなどもありますがとにかく倦怠感がひどい。
毎日出勤前になると重い体を何とか動かして職場へ欠勤の連絡を繰り返します。
初めのうちは心配してくれました。
しかし何日も繰り返すと向こうも不審に思ったのでしょう。
「本当に体調悪いの?」
それを言われたときは本当にショックでした。
転職してたまらなくて、やっと決まった職場で出勤するのが楽しみで仕方がないくらいだったのに。
出勤するために今まで無理をしてまでも準備をしてやっとの思いで出勤したのにこんなこと言われて本当にショックでした……。
体調が悪かったのもありますが、その日から職場へ行くことに少し抵抗感を覚えてしまいました。

そして、転職活動をしている間に、色んな面接官から言われたことが頭から離れなくなります。
「こんな短期間でまた転職?」
「またすぐに辞めるんじゃないの?」
「ただ仕事がしたくないだけなんじゃないの?」
他にも色々言われましたが、そんなことが繰り返し言われたことで、もしかしたら本当に自分は仕事が嫌なだけで頭の中で言われたことが繰り返されます。今まで理由をこじつけて転職してただけだったのかもしれないと思ってしまい、自分が嫌いになってしまいました。

「いつになったら戻ってこれるの? それまで休んでていいから」
その時はコロナ後遺症の存在は知っていましたが、詳しく知らないのでわかりませんとしか答えられません。
「医者はなんて?」
医師は原因不明としか言わないのでわかりませんとしか答えられませんでした。

「じゃあとりあえず1週間休んで、その時にまた出勤できそうか聞かせて」
今思えば神対応なのですが、その時の私はいつ治るのかわからない不安と、もしかしたら心の底では働きたくないと思っている社会不適合者なのかもしれないという自己嫌悪に陥っていました。


新型コロナウィルス後遺症と診断されるまでの状況

そんなこんなでつらい状況ではありますが、連絡すれば休ませてもらっています。しかし病院の診断が原因不明としか言われません。
そういうことが繰り返されると私が不安になることもありますが、職場も適切な対応ができません。

病院は原因不明として、この時期は花粉症の時期だったのでまずは花粉症の治療をためし、効果がないとわかると喘息の治療を始めます。
私自身そのような症状は一度も出たことがなく、それを伝えました。
「原因不明ですから、わずかでもあり得る可能性を試しましょう」
病院に対して不信感が募りました。そしてそのころコロナ後遺症について調べていていたのでコロナ後遺症という可能性はないのか聞きます。
「コロナ後遺症だったとしたら治療法がないので何もやることがない。それならほかの可能性を考えて治療しましょう」
「いや、コロナ後遺症当可能性を考えてください。そうしないと職場で適切な判断ができません」
「いや治療するのにはその診断すると何も施しようがありません。一刻も早く治るように様々な治療をしましょう」

やはり片っ端から適当に病院を選んではいけないということでしょうか。
もうその病院は信用できなくなり他の病院に罹りました。

しかしいくつかの病院へ罹りましたが、どこへ行っても帰ってくる回答は同じでした。
「その病院は適切な治療をしています」
「こちらでは何も施しようがありません」
「引き続きその病院へ通院してください」

ただでさえ体を動かすのがしんどいのに、帰ってくる返答がこんなのでは絶望してしまいます。

そのころにはもう3月も終わるころで、職場からも4月から新卒の方が出勤して色々な研修があるので必ず出勤してほしいと連絡がきました。
病院へ行くのにもかなりの苦労でしたが断れるはずもなく了承しました。

しかし、4月1日になるとその時に限って倦怠感がひどく、出勤するなんて無理でした。職場に連絡すると管理職の方に変わるとこんなことを言われました。
「え、来れないの? 色々準備してるのに。研修もあるんだよ?」
ひたすら謝って、どうしても体が動かないことを必死に伝えました。
「あぁ。もういいよ! そんなに休みたいなら休めよ!」
かなり苛立った様子でそのまま電話は切られました。

確かに何回聞いても原因不明といわれて計画が台無しにされているためムカついて当然。それでもこの対応されてはさすがに傷つきました。
いつかまた別の記事で書こうと思いますが、今の40代以上の人は考えたが根本的に私の年代と合わないと思います。
正確には私は相手の考えを推測できますし納得もしていますが、実際にこのような対応を受けて許せるわけではありません。
せっかく転職して良い職場になったと思ったんだけどなあ……。

それから病院を「コロナ後遺症」に限って病院を検索するとあっさりヒットしました。
もっと早く思いついていればこんなに苦労することはなかったのですが、コロナ後遺症について知らないと近くの内科しか調べませんよね。

内科はあってもコロナ後遺症を診る事を条件を絞ると本当に少ないです。
そして行こうと思っても今までの動かない体では到底行くことができない距離でした。
結局病院を見つけても今まではいくことができないため、発見できたのはこれが最速と前向きに考えます。

そして受診すると、まず無理しないようにと私に対しての配慮が行き届いていました。私は座ったままで、検査器具を移動させたり医師の方が移動したりと本当に助かりました。
そして検査を終えて診察結果を聞きます。

  • コロナ後遺症の治療はあります。今服用している薬はすぐに止めてください

  • コロナが発症してから3か月は治りません、必ずではありませんが3か月を過ぎると回復していく傾向にあります

  • 私の場合は5月に完治します

  • 完治させるにはとにかく動かないこと。GWもどこへも行ってはいけません

  • コロナ後遺症の診断書を出せます

主にこのようなことを言われましたが、その時は衝撃でした。他の病院では打つ手なしだったはずなのに、しっかり効く薬があり、治療法もしっかりあるようです。
私の方も自分でコロナ後遺症の直し方を調べて、鼻うがいなども試していましたが、それ以外にもこんなにあるとは驚きでした。
また、絶対安静とのことで私の今まで無理に動く生活はやはりダメだったようですね。
入社式の日、圧力に負けて無理にでも行っていたらどうなっていたことか。休んでよかったです。
これで治る希望が見えて心に少しゆとりができました。

後で調べて知ったことですが、コロナ後遺症を診断できない病院ってたくさんあるそうです。
その理由が、

  • 医師の勉強不足

  • 他の治療して検査代、診察代を稼ぐ

以上のことが主な理由なのだそうです。私の見たところ本当に勉強不足だったように見えました。そしてどうせ治療できないならほかの治療させて治療代を取ろうという意思は少なからずあったと思います。
民間の会社ならともかく、病院は患者の人生も左右することが多いはずなのでこのような心構えの医師は本当に改めてほしいと思いました。

コロナ後遺症と診断してくださった病院はそのあとも家から動けない私のために薬を家まで直接届けてくれたり、気遣いの声掛けがとてもやさしかったりと、思いやってくれてとてもありがたかったです。

クビの危機

やっとの思いでコロナ後遺症の診断書を手に入れました。
これでやっと職場に迷惑をかけずに治療に専念できると思い、早速職場に連絡しました。
本当は直接持ってきてほしいようでしたが、今の状態を考えて郵送で構わないので送って欲しいといわれました。
診断書を郵送して2日後、職場から連絡がきました。管理職の方からです。
「診断書着いたけど、どうするつもり?」
え、どうするつもりとは?
「まず、5月末というと研修期間が終わるはずだけど、研修期間を延長するのとクビになるのどっちがいい?」
なにその2択。
当然研修期間延長することを選びました。
「……あっそ。じゃあ6月に戻ってこなかったらクビね」
え、嘘でしょ。
こんなに苦労してやっとの思いで転職したのに。もうクビの危機ですか?
しかし、回復してる実感はあまりないものの、病院からしっかり治療に専念すれば治るといわれているため受け入れました。
「あっそ」
そう言ってすぐに切られました。

これは職場復帰しても苦労しそうだなあ……。
他の事務の方や直属の上司の方はとても良い人なので転職前の状況とは違いますし、この仕事を頑張りたいと思っているのでおそらく大丈夫だとは思います。

しかしこの管理職の心証が最悪な状態から始まると、今まで研修期間でクビにした人は何人かいるようなので少し心配です。
しかしほぼ出勤していないため言い切ることはできませんが、おそらくこの管理職の方は性格が悪いわけではないと思います。
ただ価値観が違って、私がコロナを言い訳にして休んで、気合で出勤することもなくせっかく用意した研修などが台無しにされたという印象があるのだと思います。
そのことが分かっていても今の不安を抱えた状態の私は受け入れられません。しかしこれから先、状況が落ち着いたら受け入れられると信じています。

出勤

コロナ後遺症と診断され、医者に言われたとおりにとにかく動かず何もせず。つまりパソコンで何かすることもなく本を読むこともなく本当に何もしないで5月まで過ごしました。
せっかくの花見シーズンやゴールデンウィークでお出かけが楽しい時期を部屋から出ずに何もしないで過ごしました。
お金はありませんが外に出るだけで楽しい時期を何もしてはいけないのは精神的にもきつかったです。
そして治る兆しもなく本当にこのままで事後とができるのか、これ以上退職したら今度こそどこにも雇われないと心配で気が気ではありませんでした。

そして6月……。
復帰できましたー!!
ちょうどゴールデンウィークが終わった時期に突然動けるようになりました。
完全に回復したわけではありませんでしたが、とにかく自由に体が動く!
自分の思い通りに体が動かせるって本当に素晴らしいことですね!!

6月に間に合いしっかり初日から出勤することができました。
しかし初仕事ではあるものの初出勤とは違いました。

まず同期や新卒社員はすでに業務を多くこなせている状態で、私の方が入社が早かったにも関わらず後輩の立ち位置で新卒の方々からも指導を受けています。
それに新卒の方も私の事情など知りようがないので今現在でも私が後輩で、中途の中には私のことを年下だと思っている方までいます。(私って別に童顔じゃないのにな……)

まあそれはたいして問題じゃありません。実際一から始めるわけですし。
しかし問題なのが研修が一切ありませんでした!

はじめの基本的な研修も受けていないので内をするのにも一つ一つ聞かなければなりません。
初めのうちは「研修でやってないの?」とさんざん言われました。
研修はなかったと伝えると教えてくれて、逆に何もわかっていないことが知られたので相手の方から様々なことを教えていただきました。
そして研修がないことがおかしいといってくださり管理職の方にも話していただきました。

結局研修はなく、来年度の新卒用の研修から受けることになりました。(1年業務したらなんの意味もないと思いますが……)

それでもこれまで勤務して、これまでの職場とは違い私に対して攻撃する人はほぼおらず(全員ではないのは残念ですが)今まで経験した職場で圧倒的に働きやすいです!!
相手方も最初はいきなり休んで、研修内容でやったはずのことも何も知らず、転職した身でもあるため懐疑的な目で見ていたようですが、今ではすっかり信用されて仕事も振っていただいています。

後遺症

さすがにこれだけのことがあるとやる気に満ち溢れて、というわけにもいかずまずは信用回復のために積極的に吸収しようとしたり愛嬌があるように接したりして理想的であろう新人の振る舞いで働いていました。

さすがにそのような働き方だと、病み上がりの体にはとても負担がかかります。
それに後遺症も完治したわけでなく、咳と倦怠感が少し残っています。
休みの日は療養してた時のように1日中布団から動けず、仕事以外は食べて寝るだけでお風呂にも出勤前にしか入らないような生活が8月上旬まで続きました。

さらに職場の人は私を信用してくれているようですが、今現在でも管理職から言われている1度でも休んだらすぐに解雇するというものはまだ生きているそうです。(他にもやらかしており職場からも管理職は無能といわれています)

本当にきついですが今度こそ解雇されたら今後まともな職には就けないだろうし生活どころか生きること自体難しくなりそうなため休むことも出来ません。

今では倦怠感はなくなりましたが咳がひどく治りません。
体力を使うと咳が止まらないため、今でも外出は買い物以外は全くしていません。
後遺症が戻らなければ尿院へ来るように言われています。
仕事で体力が持っていかれているのと、病院代を払うことが大変なため渋っていましたが、そろそろ行かないときついかもしれません。

考察

今思い返してもタイミングが最悪だったと思うしかありません。
いくら新型コロナウィルスのことを関心があっても、実際に罹って、さらに後遺症にならないとこんなに詳しく調べようなんて思いません。
そして後遺症になったとしても大体軽くで済んで、仕事をしながらでもそのうち治るらしいので、罹ったとしても確率が低いと考えてしまいました。

しかしこれまで私の人生を振り返ると確率が低く悪い状況になることはいくらでもあったので注意はするべきでした。
まあそんなこと全て考えていたらきりがないのですが……。
これまでの人生については記事にするかもしれないのでそれはまたその時に。

新卒の人よりも後輩になってしまってかなり悔しい思いです。
そしてお金がないことで買いたいものが買えないどころか、家賃や光熱費も今は払えない状態です。
家賃は人生で初めて滞納しました。

かなりショックでしたが、今ではしっかり貯金する余裕もでき始めています。
それだけでかなり精神が安定します。

転職で最低限な道具以外は全て手放して新天地になり、貯金はゼロ、コロナで友人関係も本当に大切な人だけ連絡を取っており今考えると無駄だった関係は一掃できました。

今思えば第二の人生をスタートすることができました。
それに職場は今までにないほど恵まれて、パワハラもセクハラもなく、昭和的な精神論や価値観を押し付けるような人もいません。
将来的に今のことを振り返って人生リセット出来て良かったなと考えられるように生きていければいいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?