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ゼロからボカロPを目指した備忘録

どうもキョウです。

始めに、この記事は自分がたどった過程と思ったことをまとめているので説明が端的ではなく、だらだらと長い文章で書かれていますので注意してください。
それとツールの導入だけしか書かないので使い方などは書かれていません。

ここでは作業環境を整える過程を書いていきたいと思います。始めようと思ったきっかけなどは恥ずかしいのでここでは触れません。
この記事を書いた理由は、この環境を整えたのはサブ機のPCであって、メインのPCは壊れてしまい、現在はあまりにも金欠のためすぐにはPCを買いそろえることができないからです。
何か月後になるかわかりませんが、PCを買ってもう一度同じようにやれと言われたら無理だと悟ったため備忘録にしました。

そのためここれ書かれていることは一切お金をかけないでできる範囲です。
無料でできるところはやり、色々試したいのですが、本格的にやるにはやはり機材を買ったりなどしたいといけないのでお金がたまらないと始まりません。
早く本格的にいじってみたいものです。

まあオリジナル曲を作曲したいかと言われればそうではないんですけどね。


1.シンセサイザーの導入

始めはボカロPを目指していたため、初音ミクをどのように導入したらいいかを調べました。初音ミク自体は有料であることは知っていましたし、大体2万円になることもわかっていましたのでお金がたまってからでないと買えません。
そして買うことになっても初音ミクを買ってからやっぱり鏡音リン・レンや巡音ルカが良かったと思ってもそんないくつも買う余裕はありません。
今のうちに何を買うか決めておこうと思い、今まであまり触れてこなかったボカロ曲を聞き始めました。

様々な曲を漁ってみると私の知識はだいぶ古いことが突きつけられたようで衝撃的でした。
初音ミクが一番大きいことは変わりませんが、音声の種類がこんなにも多くなっていたのかと驚きました。

特に上に示してあるフォイニを歌っている可不はいいなと思いました。フォイニ自体は知っていましたし、ボカロ曲であることも知っていましたが、この可不といいうのは全く知らなくて、こうやって意識して調べて初めて知っりました。
可不もいいなと思い調べ、価格を見るとやはり同じくらいの値段でした。
しかし、詳しく調べるとなんとこの可不、VOCALOIDではないというではありませんか。

今までVOCALOIDにはあまり関心がありませんでしたのでこれは色々知らないことがあるぞと思いました。
(もしかして、有料の音声ってこだわらなければ無料で行けんじゃね?)
そう思ったのはこれまで私は動画も少し作成しており、その時にずんだもんなどのボイスロイドを無料で使っており、その時にこんなにすごいものを無料で使えていいのかと印象に残っていたからです。
ありがとう、ずんだもん。

調べると出るわ出るわ。

この重音テトも知っていましたが、これもまたVOCALOIDではないと初めて知りました。
このおちゃめ機能も何度聞いたことかわからないくらいなのに……。

この重音テトは有志の方が無償で配布しているもののようですね。
話しの順番的にURLは後に貼り付けます。
重音テトを作ったきっかけはニコニコ動画でエイプリルフールの釣りネタとしてできた重音テトを実際に使ってみたいという思いで有志が集まって作ってしまったようですね。
そして重音テトを実際に使うとなるとVOCALOID上では使えないため、ちょうど同じくらいの時期にリリースされたUTAUが注目されたようです。
さらにすごいのはこの重音テトの声、小山乃舞世(おやまのまよ)さんは当時中学生だったようですね。
このノリがまさにあの時代って感じですよね。

UTAU

このUTAUとは、VOCALOIDと同じようにボーカルシンセサイザーの一種で入力されたメロディーと歌詞に合わせて音声ライブラリの音声を合成するソフトのことです。
私は以下の通りに導入しました。

UTAUダウンロードページからダウンロード(一番上最新のインストーラーから)

ダウンロードしたexeファイルを開き、「次へ」「OK」「完了」を表示されるままにクリック

これだけで完了です。
しかしこのままでは歌わせたい音声がないので次に音声を導入します。


音声は重音テトが代表的ですが、その他にもたくさんあるようで、重音テトのように誰でも作れるためUTAUで使える音声ライブラリの数が以下のようにとんでもない数があります。


さすがにこの中から自分の好みを選べって言われても無理があるので、良いものだったら多分みんなも使っているだろうという考えでUTAUを使って曲をリリースしている動画を漁りました。

<ゲキヤク>

シャルルのカバーですが素晴らしい声ですね。
ただ他の曲も聞いてみると、このシャルルは神がかった調教しているだけで、本来はもっと機械音に近く、狂気的なまでに元気な歌声です。
そしてキャラデザも素晴らしいです。

<カゼヒキ>

これもまたいい声ですね。
そしてこのカゼヒキ、男の子なんですって。
最初は女の子だと思っていたのに。どうやら中性的な声とのことですが。
それを知ってから改めてキャラを見て声も聴いてみても可愛い。
そしてゲキヤクと対になるキャラ設定もまた素晴らしいですね。
後でリンク貼るのでついでに見てください。

<闇音レンリ>

闇音レンリを見つけた時は本当に驚きました。
調教技術あってこそということは想像に難くないが、無料のソフトを使ってこんなにも自然に聞こえるようにできるとはすごいですね。
これらの曲を聞いたときに私の中でこれを目標にしようと思いました。(茨の道なんだろうなぁ……)
機械的に歌うのが好きな人は多いと思うが、私は自然に近いほうが好みです。その他にも声もキャラクターも好みであり「これだ!」って思い、これ以上の発掘作業は止めるほどでした。
そういったわけで私は「闇音レンリ」をメインで使っていこうと思いました。

他にもたくさんありますが、本当にたくさんあって紹介するときりがないのでこの辺で。

UTAUで歌わせたい音声を見つけたらそれをダウンロードして、ZIPファイルのままUTAUにドラックドロップすれば使えるみたいです。
簡単でいいですね。
ちなみに私は解凍して、UTAUフォルダの中にコピペして入れるという面倒くさい方法で入れました。

その理由は、UTAUを使うために参考にしたものが「ゆっくりをUTAUで歌わせる」というものだったからです。

なんとUTAUを使えばあのゆっくりが歌ってくれるんです!!


歌えるんだぜ~

ゆっくりの音源も同じようにUTAUのフォルダに入れたらできます。
やり方としては以下の通りです。

  1. デスクトップからUTAUのショートカットアイコンを右クリック→「ファイルの場所」をクリック

  2. 「voice」をクリック

  3. 今いるフォルダの中にゆっくりの音源ライブラリーを入れる

voiceフォルダの中に音源を入れればUTAUでゆっくりの音源を選ぶことができるので、選んだら歌ってくれます。

このようにしたらゆっくりも歌えるので、私はやっていないので確認できていませんがずんだもんや四国めたんなどのVOICSVOXの音声にも歌わせることができそうですね。

僕の可能性は無限大なのだ!!

音声ライブラリーのリンク

これまでに紹介したUTAUで使える音声ライブラリーのリンクを張っておきます。
ゲキヤクとカゼヒキは同じ場所で配布しています。
また、他にも魅力的な音声が配布されていますので、ぜひ試してみてください。

2.Synthesizer V

そんなこんなで闇音レンリの歌声を気に入って、もう初音ミクじゃなくてもいいのではないかと考えました。

しかしいざUTAUを使ってベタ打ち状態で聞いてみると……。
まあ、理想とはかけ離れていますね。

結構人力で調声しないといけなくて、やろうとすると技術とかセンスとか必要だと感じました。

どうしたものか……。
私はこれまでの人生、ボカロにハマったこともなければ音楽とも無縁で、唯一高校の選択で音楽をとっていたことくらいでしょう。
技術どころか経験も基礎知識もありません。

何もわからないながらもUTAUの調教方法などを調べてみました。
するとまた、闇音レンリで自然に歌ってるように聞こえる曲を見つけました。

良い曲なのはもちろん、これもまた人間が歌っているように聞こえると思って聞いていました。
この動画はニコニコ動画なのですが、これまではタグに「UTAU」等がついていたのですが見当たりません。

どういうことか調べてみると、どうやら使っている歌声合成ソフトが「UTAU」ではなくて「Synthesizer V」というものを使っているようでした。

正直UTAUは人力な部分が多く、使いにくそうだなと苦手意識が少しあったので、もし使いやすいものであればという思いで調べてみました。

このSynthesizer Vのような歌声合成ソフトは調べてみると色々な種類があり、無料で使えるものも結構あるみたいです。

こんなのがあるんだと思いながらこの動画を見ていました。

紹介されているソフトを見ると、確かに有料のほうがたくさん欲しい機能があり使ってみたいと思えるほどどれも魅了的なものでした。

どれを使うか悩ましいですが、以上の動画内で話していたようにどのキャラに歌わせたいか、好きな声で選ぶことを基準にしていいと思います。

私は闇音レンリに歌ってほしいためSynthesizer Vを使いたいと思います。


Synthesizer Vは今の時点でダウンロードしただけでまださわっていませんのでなんとなくの印象のみになってしまいますが、UTAUと比べたらBasic版(無料版)でも十分使いやすそうな印象でした。

それに入り口が無料ですので気軽に始められ、それが気に入りもっと機能が欲しいとなればすぐに有料版に切り替えれれるところも良いですね。

それに音声の種類が豊富で、闇音レンリの他にもなんとあの重音テトがいます。

UTAUでも重音テトは歌わせられますが、オーバーライドはSynthesizer Vで作成されたようです。

今まで重音テトはどうしても機械的になってしまうと思っていましたが、Synthesizer Vを使えばこんなにも自然な歌い方ができるのかと驚きました。

ここまで瀬善名歌い方ができるのはもちろん調声の技術もあると思いますが、Synthesizer Vの機能でAIサポートがあり、ベタ打ちでもかなり自然に聞こえるように調整できるようです。

このAIの機能は素晴らしいですね。
特に私のように全く技術もなく音楽にも触れたとこがない人にとっては嬉しいと思います。

また、Synthesizer Vで使える歌声は、Synthesizer Vをダウンロードするサイト内で紹介されています。
見てみると歌声の種類も豊富ですね。どうやら年々増えてるみたいで今後も増えそうですね。
ただ、まだSynthesizer Vを実際に触れていないので何とも言えないのですが、キャラアイコンの右下に「AI」と書いてあるキャラと書いていないキャラがいるのに気づきました。

Synthesizer Vで「AI」といえばやはり調声のことでしょうか。
もしそうだとしたら「AI」と書かれていない音声は調声機能は使えないということでしょうか。
もしそうなら、闇音レンリが使えないじゃないですかー!

闇音レンリを使いたくてここまで来たのに、AIに対応してなかったら使うのにハードル感じるじゃないですか!

少しどうするか迷いましたが、そもそもの目的は闇音レンリに歌わせることではないので、もしAIに対応している歌声の中でこれだと気に入るものを探してみます。

というわけで試しに聞いてみました。サンプルもSynthesizer Vダウンロードのサイト内で聞けますので聞いてみたい方はぜひ聞いてみてください。

聞いてみた感想は「どれも素晴らしい」。
闇音レンリも捨てがたいですが、まず歌わせてみたい曲により合っているのは他の歌声でした。(ここではどれに惚れたかは書きません)

これからは歌わせたい曲を歌わせることを目標に、実際に触ってみようと思います。
そしてなるべく早くメインPCを買いたいですね。

こうしてまとめてみるとやってることは意外と少ないですね。
結構時間かけて調べ上げて導入したのですがね。
これからは基本操作や技術を身に着けるために時間を使いたいです。

あぁ、でも、他にも小説のプロットが今捗って、TRPGのシナリオもアイデアが湧き出て、動画の続編も作りたい……。
noteにも書きたい記事がある。
しかしSynthesizer Vもいじってみたい。
他にも仕事でもプライベートでもやりたいことがある……。
時間が足りない。
つらい。

贅沢な悩みですね。

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