怖すぎました。

最近、仕事の帰りに一杯コーヒーかお酒を飲んで帰るのが習慣になってます。

その日も最寄りの駅の近くの商業施設に寄って、ビールを買い静かなちょっとおしゃれなラウンジのオープンスペースに向かいました。

景色がよく眺められるいつもの席につきました。

ちょうどその時、電話の着信が私にはいりました。

仕事の電話です。保護者からの電話だったのでビールを飲む前に出ることにしました。

電話をしながらふと周りを見渡すと少し離れたところに40代中盤くらいの2人の女性がいました。

1人の女性の格好はアンチエイジング意識が高めそうな雰囲気でオシャレ登山家のようなカラフル目な格好をしてました。変な先っぽに長い金具がついた木製の棒も持ってました。

もう1人の女性は普通というか少し地味な雰囲気の黒のコートを着ていました。

あまりにも似つかない2人の格好とその棒が私は気になりました。

とその瞬間です。

1人の女性が大きな声でもう1人の女性に乱暴な言葉で怒鳴りました。

「あのさ、あなたのそういうところが嫌いなの!

ずっと治してって言ってるじゃない!」

「だから誰にも信頼おかれないのよ!ほんとに私はあなたを信じられない!」

びっくりした私は席を移動しようか迷いました。

さらにその女性は怒鳴り声で続けます。

「もーちょっとこの私のバッグ持っててくれない!?私はあっちいくから!」


「いやバッグ預けるんかい!信用できないちゃうんかい!」

と私は電話しながら心の中で思いました。


保護者との大事な話に集中しないとまずいと思い、その席を離れて電話をすることしました。

電話が終わってその席にもどると、先ほどのところより少し離れたところにその女性2人は移動してました。


少し安堵し缶ビールを開けて飲むことにしました。

すると、またあの女性の声が聞こえてきました。



今度は少し焦った様子の声で「なんか盗聴とか盗撮とかされてるみたいでー」と聞こえてきました。


どういう状況の変化? と私は思いながら恐る恐るビールを飲みながら気になって見ていました。

すると、また同じ言葉を言いながらその女性がスマートフォンを口元に近づけて持っているのが見えました。

「なるほど誰かにスピーカーで盗聴盗撮されてることを伝える電話してるんだ」と私は思いました。



その後、だんだんとその言葉が私の近くになってくるのが聞こえてきました。





ふとその女性の方を見てみると




なんと、私の目の前まできて口元のスマホのカメラを私にしっかりむけて、大きな声で


「なんか盗聴とか盗撮とかされてるみたいで怖いんです〜〜」

と言ったのです。



「いや俺がーーー???」「いや盗撮ってお前がなーーーーー!」



と私はそのおばさんに言ってやりたかったのですが、本当に怖すぎて心の中でとどめてその場をダッシュで逃げました。


みなさん、盗聴盗撮されてるていにしての晒し系ユーチューバーおばさんたちにはくれぐれも気をつけてください。





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