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ふと思うこと
こんばんは、こまろです。😺
先週まで30度を超えていた車の温度表示も、今朝は21度。
もうすっかり、完全に、秋ですね。🍂。
私は季節で一番秋が好き。
暑さと寒さの間で、丁度過ごしやすい温度というのもあるけれど、夏のわちゃわちゃした遊びのような感覚から、冬の寒さ厳しい現実に戻るまでの、丁度間という、不思議で貴重で『特別な時期』な気がするから。
なんか、秋って、何もかもが研ぎ澄まされている気がする。
食べ物が美味しいと感じるし、クラッシック音楽も音がキレイに聴こえる気がするし、絵画を見ていてもいつもより美しいと感じる。
だからなのか、短い期間とわかっているのに、この貴重な時間にやりたくなることが多々出て来てこまります…。😸
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今、会社のお昼休みに、同僚のひとりと、大きな会議室でお弁当を一緒に食べている。
この同僚は、私よりも一回りほど若いのだけれど、とてもしっかりしている人だ。
私も、自分のことを固い人間で融通が利かなくて、つまらない人間だと思っていたけれど、それでも、この年になると、随分と柔らかく、丸くなったと思う。
許せぬ一線というものは何にでもあるけれど、それがズレて幅が広くなったり、カチンとスイッチの入る期間が長くなったり、いろいろ緩くなった。笑
しかし、この同僚を見ていると、彼女もまぁ、私の若いころに負けず劣らず固い人間だ。
普段のお仕事を見ていたり、お昼休みに話を聞いていると、昔の自分を思い出してクスリと笑ってしまう。
そんな彼女の一人娘のお話を時々聞く。
コロナ前に、会社の同僚達5人でランチを食べに行ったことがあり、その時に連れて来たので、一度だけ面識がある。
まだ幼稚園生で華奢で、ちょっと神経質そうな子だった。
その子も、もう小学3年生になり、先日の花火大会の時に、駐車場で一瞬だけすれ違った。
もうすっかり大きくなって、お姉ちゃんになったなぁと感じた。
そんな彼女(お子さんね)が習っているというヴァイオリンの話を聞くのが私は楽しみだ。
演奏会の動画も見せて頂いたが、一生懸命練習して弾いているのがわかるので、まだ習って一年の割には上手だと思う。
そこに、習いに来ている人達(大人)の話も聞いて、ふと思ったのだ。
「私も、ヴァイオリン習おっかなぁ…。」
( ゚Д゚)ハァ?一体何を言い出すの?
と思われた方もいらっしゃるだろう。
私も客観的に考えるとそう思う。
でも、何かを一から初めて、毎日ちょっとずつ練習して、少しずつ上手くなるっていう、”努力がそのまま結果になる”ことを体感したいんだろうなぁ。
いくつになっても出来るので、いつかやりたい。
ただ、今じゃない。
今は忙しすぎて、それどころじゃない。😅
やるなら、押し入れにしまったままのウクレレをまずはマスターしなさいよ…。笑
以前、五嶋みどりさんという天才ヴァイオリニストをご紹介したけれど、今回は、双璧とも言うべき、同じく天才ヴァイオリニストである『アリーナ・イブラギモヴァ』さんをご紹介したい。
私の、狭い世界では、この人に勝る緻密で優しい正確な演奏をするヴァイオリニストに出会ったことがない。今のところ。
天才同士の演奏を比べること自体おかしいのだけれど、アリーナの演奏は強く激しい演奏でも、五嶋みどりさんのような鋭さがない。
あくまで優しいと感じる。
正確無比な演奏なのは、2人とも共通しているけれど、五嶋みどりさんのは、ナイフの上を歩いているんではないだろうかというくらいの、ハラハラさせるくらいの鋭い強さを持っていた。(特に若いころは。)
アリーナの演奏は、高く細い音になると、優しい音色はややもすれば消えゆきそうなものなのに、しっかりと続く不思議さ。
小さくても消えない鋭さ。
小さくても消えない優しさ。
そんな風に私は2人を捉えている。
プロなんだから当たり前なんだけれど、これだけ早く激しく動く運指でも、なめらかに聴こえる音色。
いきなり、本格的なオーケストラで申し訳ないけれど、彼女の才能あふれる演奏を良かったら聴いてみて。
シべリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
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