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大野駅と逢隈駅

こんばんは🌆

少しだけお付き合いください🙇

常磐線の駅で大野駅と逢隈駅という駅があります!
ちなみに二つにはある共通点があります!

大野駅••福島県双葉郡大熊町(おおくままち)にある駅
逢隈駅(おおくまえき)••宮城県亘理郡亘理町にある駅
二つ共通は単に「おおくま」なのです!

僕は常磐線を使って大熊町で働いていて大野駅をほぼ毎日利用していて、仙台に行く時はその先の逢隈駅を通って行きます!
なんとなく同じ「おおくま」だから、何かあるのかなと思い、簡単にしらべてみました!

大野駅(福島県双葉郡大熊町)

大野駅の駅名表


大野駅東口
まあちゃんカーも映ってますね!


この双葉郡では楢葉町(Jヴィレッジ、木戸、竜田)と大熊町(大野)は唯一、町の名前が使われてはいません。
大野駅は1904(明治37年)年11月22日開業しました!
なんと、今年(2024年)は大野駅開業120年になるんですよ😍
大熊町の玄関口としての機能をはたしている大野駅は特急ひたち号も止まり、西口を中心に現在、商業施設•産業交流施設の再開発が行われています。
周辺(徒歩圏内も含む)は活動拠点のKUMA•PRE大熊インキュベーションセンター移住定住センターもあります。
また、西口側は生活循環バスも走っています!
普段、仕事で使っている大野駅😊
愛着があります🥰

なぜ大野駅になったのかは大熊町の歴史に遡ります。
大熊町は昔は大野村と熊町村の二つがあり、現在の大野駅は大野村側にあったので、大野駅となりました!
深く知りたい方は「大熊町情報ノート」の「なぜ『大野駅』なの?その由来に迫る❗」からご覧ください🚃

もし、大熊町の名前が使われていたらどんな名前だったんでしょうかね??
「常磐大熊駅(常磐道の常磐富岡ICに似てしまいますね。)」か「標葉大熊駅(しねはおおくま)」なんて1人で考えておりました。笑

逢隈駅(宮城県亘理郡亘理町)


「逢隈駅」で「おおくま」と呼びます。
宮城県の中でも難読な地名でもあります。
逢隈駅は宮城県亘理郡亘理町逢隈下郡字椿山にあります!
逢隈信号場として開業しましたが、1988年に駅に昇格しました!
近くには三十三間堂やカフェ、おおくまふれあいセンターと呼ばれる直売所があります!

逢隈駅の駅名標

なぜ逢隈駅がある「逢隈」の由来は阿武隈川なのではないかと考えられています。

阿武隈川の名前

阿武隈川は、平安時代には「あふくまがわ」と呼ばれており、歌枕にもなっていました。

阿武隈川は古来より、いろいろな呼び方や書き方をされてきており、
「あぶくまがわ」や「おおくまがわ」と呼ばれ、阿武隈川、大熊川、逢隈川、合曲川と書かれています。

阿武隈川の語源は、福島県白河郡の西甲子岳の山中に住んでいた、
大熊(青熊・生態)に由来すると言う説がありますが、これは定かではありません。

阿武隈川の「隈(クマ・曲)」とは、川が蛇行すること言われていて、
確かに阿武隈川の中流から下流にかけて、「隈(蛇行箇所)」がたくさんあります。

また「隈」と言う字が使われている名称、地名などは、逢隈橋・亘理町逢隈など、
福島県から宮城県にかけて、阿武隈川流域に点在しています。

【参考文献】 阿武隈川下流域の地名・伝説の考察
「平成12年度阿武隈川下流水回廊構想懇談会 歴史・文化を語る会」

国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務局 
角田出張所  

こちらのサイトをご覧ください😊

大熊町とは関係ないのですが、なんとここでも「大熊川」という川が!!!
宮城県の逢隈駅は確かにそんな感じですね!
岩沼〜逢隈間は阿武隈川を渡ります!

車内から見た逢隈駅
阿武隈川


逢隈駅入口


同じ常磐線で大熊町の下野上大野にあるけど「大野駅」、そして、亘理町の逢隈下郡にある「逢隈駅(おおくま)」、それぞれ由来は異なるけど、同じ「おおくま」にあることはとても面白いですよね😊

今度は大野駅や逢隈駅などの詳細をノートで紹介してみようかと思います!

最後に一枚

701系100番台
レアな編成らしいです!

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