どの国に住みたい
34年前、アメリカのボストンに住んでいたことがある。はじめての海外生活カルチャーショックもあった。
帰国後思ったこと。
「これからの時代、自分が住みたい国に自由?に住めるようになるかもしれない。生まれた場所だけでなく、自分が住みたい国、自分が住みたい場所を選ぶことができるかもしれない。」
そんなことを思った。
notoに参加して何を書こうと考えたことの一つに「どこの国に住みたい」を入れておいた。先日、こんな記事を見たので「あぁ、やっぱり現実になっている」と思ったので書いてみた。
40年前にすぐ解決すると思った夫婦別姓も未だにごちゃごちゃ言ってる。両親と子供2人のモデル家族で何でも決めるお役所。同性婚や事実婚は論外。技術があっても、能力があっても認めてもらえない社会。生きにくいと感じる人が多い。
以前は日本人にとって海外生活は短期的なもの、しばらくすれば帰るものだった。経済・言語・教育が海外生活のネックだった。
英語が喋れないと言う日本人が多いがアルファベットさえ読めない国の人もいるのだ。
アメリカに住んだ時、このまま住むことも考えた。グリーンカードが取れたとして本当に経済的基盤を作れるのだろうか?それ以上突き進むことは出来なかった。
今は国によっては経済活動がしやすくなった。notoを始めて「ノマド」と言う言葉を知った。働き方も多様化した。子供の教育は頭が痛い問題だが、子供は与えられた環境の中で起きた問題を自分で解決していく力がある。家族を持たない人も増えてきた。乗り越える問題のハードルが低くなってきたと思う。
日本が抱える少子化問題。女性が働き続けた場合と結婚・育児後の再就職した場合の生涯年収の違いを知れば、子供は増えないだろう。今なら女性が育児をしながら収入も確保できるシステムのある国に行くだろ。
「ボランティア」が盛んに取り上げられた頃、「ボランティアは暇な主婦がやれば良い」と言った市長がいた。その頃、海外ではしっかりした仕事があった上で「ボランティア」をやっていたのに・・・主婦も「仕事」がしたい。「収入の壁」を作ったのは誰だ・・・
海外から日本の社会を見ている人々も多い。自国よりも日本が良い。今のところ日本国内には戦争はない。概して外国人に対して日本人は親切だ。多くの外国人が日本を目指してやってくる。ヨーロッパの国々が以前から抱えている移民問題。以前は日本に来た外国人は出稼ぎ、いずれ帰ると思われていた。
帰りません。起きる問題はわかっているのです。準備はできていますか?
21世紀を生きる孫たち。
どこの国に住むのかな?
日本に来た外国人と共存していけるかな?
世界は広いけれど、
日本は住みやすい国になれるのかな?
ステキな国にな〜れ!