ひかわきょうこ浪漫飛行

10代のころからずっと好きな漫画家さんのムック本が平積みされていた。
うれしくてうれしくて。すぐ買った。すぐ読んだ。

そしたら、なかに原画展のお知らせが!
月末までの開催で、まだ間に合う。しかも、ちょうど明日は暇っていうときだった。勝手に運命感じて、いそいそと出かけた。

原画はどれもこれもかわいかった。読んだことのある作品の原画ばかりだったから、どれを見てもなつかしくて、「こういうシーンあったなぁ」とか「この絵覚えてる~」って。
この年になってくると、昔から好きな漫画家さんが元気で作品を出してくれるのってものすごくうれしい。同じ時代を、一緒に生きてきたような気になってるから。ずっと好きだった作家さんが亡くなってしまったりするお年頃だから。
うちにある作品、もう一度読み直そう。集中力の続くうちに、老眼で読むのが嫌になる前に。好きだった漫画を懐かしむのにも元気が必要だなんて、10代の頃は知らなかったなぁ。

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