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<9104>商船三井[2025年3月期 第2四半期決算]


[東証プライム][海運業][海運]

日本三大海運会社の1社。世界最大級の保有船。鉄鉱石・タンカー・LNG輸送・海洋事業分野に強み。

■ 沿革

 ・1878年、三井物産が鉄製蒸気船で三池炭の海外輸送開始。
 ・1884年、「大阪商船」設立。
 ・1942年、三井物産の船舶部門が独立し「三井船舶株式会社」設立。
 ・1964年、「大阪商船」と合併し、「大阪商船三井船舶株式会社」設立。
 ・1999年、「株式会社商船三井」へ商号変更。

■ 主な事業内容

 ● ドライバルク船事業
 ● タンカー事業
 ● 液化ガス船事業
 ● 海洋事業
 ● 洋上風力発電関連事業
 ● コンテナ船事業
 ● 自動車船事業
 ● ターミナル事業
 ● ロジスティクス事業
 ● フェリー・内航RORO船事業
 ● クルーズ事業
 ● 不動産事業
 ● 曳船事業
 ● 海事コンサルティング事業

■ 主なトピック(2024/07/01 - 2024/10/31)

 ・サステナビリティ・リンク・リースの契約締結。
 ・ウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)搭載2隻目ばら積み船
  「Green Winds」が竣工。
 ・新多目的施設「虎ノ門エンパワーメントセンター『SANGO』」を開所。
 ・エンジンの燃料消費/GHG排出削減率を飛躍的に高める技術を開発する
  ベンチャー企業Carnot社へ出資。
 ・最適運航支援ツール「Wayfinder」を導入。
 ・ダイビル、名古屋で物流不動産開発事業に参画。
 ・ウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)搭載LNG運搬船の基本
  設計承認(AiP)を取得。
 ・北海道浜中町において家畜糞尿等からのバイオメタン製造と活用に
  向けた検討を開始。
 ・世界初、風力推進補助装置「ローターセイル」をヴァーレ社向け既存
  ケープサイズバルカーへ搭載完了。
 ・「三井海洋開発株式会社」の株式追加取得および持分法適用会社化。
 ・名古屋銀行と外国人人材活用支援に関する業務提携契約を締結。
 ・自動車船「CERULEAN ACE」が船社による自主的な船内火災対策に
  関する認証をClassNKより取得。
 ・大洗~苫小牧航路のLNG燃料フェリー「さんふらわあ ぴりか」の命名・
  進水式を実施。
 ・豪州の4都市において物流不動産事業に参画。
 ・商船三井とChevronがLNG運搬船にウインドチャレンジャー(硬翼帆式
  風力推進装置)を搭載。
 ・国際物流の脱炭素化に取り組む環境イニシアチブ「Book and Claim
  Community」のボードメンバーに、日本企業として初参画。
 ・GCMD、Yaraと共に豪州沖でのアンモニア2船間移送(Ship-To-Ship)
  トライアルに成功。
 ・合成燃料(e-fuel)および合成メタノール(e-methanol)の生産を推進
  する米HIF Global社へ出資。
 -グループ企業3社合併を決定、海事産業の未来を支える技術集団を
  結成。
 -シンガポール初のFSRU長期定期用船契約を締結。
 =業績予想上方修正(売上:1兆8,000億円→1兆8,150億円、
  営業利益:1,520億円→1,560億円、経常利益:2,300億円→3,500億円、
  純利益:2,150億円→3,350億円)。
 =配当予想上方修正(第2四半期末:100.00円→180.00円、
  期末:80.00円→100.00円、通期:180.00円→280.00円)。
 =配当予想上方修正(期末:100.00円→120.00円、
  通期:280.00円→300.00円)。
 =自己株式取得(3,000万株、1,000億円)。

■ 年度別売上・損益

■ 配当推移

※株式分割時等の調整は行っておりません。

■ 四半期累計売上・損益

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・本記事は、業種別時価総額上位10社を目安に、約600社の決算を定点観測するものです。 ・決算に対する、速報性はありません。 ・業績予想(会社発表は除く)、株価予想を行うものではありません。 ・最新の決算内容は、該当企業のサイトにてご確認ください。 ・本記事は、投資を勧誘するものではありません。投資はご自身の判断でお願いします。 ★★★ 皆様の銘柄選びの一助になれば、幸いです。 ★★★

業種別時価総額上位10社を目安に、約600社の決算を定点観測。

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