本当に働きやすい環境について
某T社は、在宅勤務制度に関しては、以前から拡充しており、コロナ禍に5万人の社員が在宅勤務をした結果、生産性の向上、従業員満足度の向上の判断から、ポストコロナでも在宅勤務を継続し、その結果世界販売台数1位という結果が出ている。
T社だけではなく、今の働き手の人達は柔軟な働き方を希望する人が多く(共働きなど)、各社労使交渉でも挙げられていた。会社が優秀な従業員を確保、また、人材の取り合いになってしまうことから、従業員のことを優先に考えた形となっていると思う。
これはうちの会社とは大違いである。
強制出社をうたった私が勤める某会社ではコロナ後に原則出社という名の強制出社という愚策を発表し、世間を賑わせた。
社長の言い分曰く、コロナ禍で失われたと思われる
三現主義を復活させ、次の時代に残るイノベーションを活性化させると言っていた。
イノベーションを起こすのに、
対面である必要が本当にあるのか、従業員の声を聴いたのだろうか、
いや私は聞いていないと思う。
過去のアンケートを見たが
今後も在宅勤務を続けたいかというアンケートに対して、
およそ80%以上の人が続けたいという回答を出している。
その理由としても
TEAMSなど対面でなくても気軽に会話できるツールもあるし
家であれば育児や介護、それ以外にも自分の勉強にだって
時間を充てられるからと回答があった。
この結果を見てもうちの社長は
三現主義の復活を強制したのである。まことに残念である
自分の意見をゴリ押ししたのである。
その結果、毎月毎月、中堅、若手がバンバン辞めていっている、
残っているのは、会社に来るのが苦ではない社員≒40歳以上の社員である。
若手の柔軟な発想から
会社が発展した会社ではなかったのではないかったのか・・・
本当に働きやすい環境とは
T社のように従業員の声を聴く会社ではないのか。
本当に在宅勤務の撤廃に近い制度をつくったのは愚策である。
強制出社ということは昭和の頭(奥さんが専業主婦、家事、育児は妻がするもの、会社が第一)という考えが残っていると思う
今の世の中、共働きが当たり前、家事、育児は分担、家族が第一という考えが現状だと思う。
そもそも、女性だけがばばをひくような考え方は撤廃すべきだと思う。
共に働き、共に育児をし、子供を中心とした社会を作ることが優先ではないだろうか。