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68 譜読みは算数

明日休みだからと思って
Wynton KellyのOn Green Dolphin Streetのソロを
採譜してたら
こんな時間になってしまった
楽しいと時間を忘れる
とっても疲れる作業だけど
2時間やって半分くらいしかとれてないけど

今や当たり前になってる楽譜の読み方だけど
よく考えてみたら常に足し算をしている状態なんだよね
例えば4/4の曲だったら
単純に4部音符が1小節に4つ入るってことだから、、、
みたいな感じで
その音がどんどん細かくなっていって
それを耳で聞いた拍通りに
一拍に
小節に
当てはめていく作業
あとは音をきちんと聞いて
とにかく書く

あとちょっと応用的な感じだと
昨日友達と2台ピアノを合わせててあったことなんだけど
4/4で
1st 6連符×2
2nd 8部音符×8
だから合わないんだよね
それで拍の捉え方が
1st 3つの塊が4つ (タタタ タタタ タタタ タタタ)
2nd 8部音符2個の塊が4つ (タタ タタ タタ タタ)
そしてこれまた1stの音型が
(ファシファソファシファソ)
なんだけど音の塊的には
(ファシファソ ファシファソ ファシファソ)
だけどこれだと6連符にならないから
(ファシファ・ソファシ ファソファ・シファソ)
みたいな
これでようやく2ndの8部音符が見えてくるという
要は
2ndの8部音符の表拍が6連符の1拍目と4拍目と合うんだけど
8部音符の裏拍は合わないわけだ
なぜなら1stは3つで2ndは2つだから

こういうのってめちゃくちゃ算数じゃ無い?

音楽家はあまりお勉強が得意では無い
みたいな風潮あるけど
たしかに勉強は普通の人よりやる時間短かったからテストの点とかは取れないかもだけど
多分地頭がそこそこ良くなければ
やってられないと思う

聴音をやる前までは
楽譜を読むのが遅くて
さらに片手ずつ譜読みしたりしてたけど
こうやってもう10年以上毎週聴音をやってると
リズムのパターンとかが譜読みの段階から応用できるから
すぐに読めるし楽だし両手一気に譜読み完了できるから
時短になるし
多分リズムを数学的に捉えることができる
つまり
つまりって何から偉そうだけど
その曲にあったリズム感が自然と身につく
のでは無いかと思っている

だからさ
ソルフェージュってほんと大事
あと多少の地頭の良さも

こんなこと書くと
私がソルフェージュ得意で
地頭良い
って言ってるみたいになっちゃってるけど
そんなことは一切なく
凡人なので苦労しているということを
理解していただきたいです
hahaha

♪On Green Dolphin Street/Wynton Kelly

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