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【#1】初めての海外ひとり旅ゴールドコースト・ブリスベン~準備と出発~

2024/09/03~2024/09/09まで、オーストラリアのゴールドコーストとブリスベンに初めてひとりで海外旅行に行った。
なお、国内でのひとり旅の経験はある。温泉地に行くことが多い。
初めての海外旅行は1年前、ベトナムのハノイ。その際は母と同道した。


旅行計画

財布と相談する旅行先

旅行先は予算の都合上とても悩んだ。
東京ひとり暮らし手取り平均以下の私に余分なお金はない。突然会社を辞めたら失業保険がでるまでの3か月間を持ちこたえられない程度の貯金しかない。しかし費用を理由に行かないならばこの先けっして海外には行けないような気がしてそのことが怖かった。

昨年はアジアだったのでできれば別の地域に行ってみたいことと、英語を3年近く勉強しているので英語を使う国がいい、ということから比較的安価だったオーストラリアにした

HISが夏休みセールだったのでツアー日程表を参考にしてケアンズとゴールドコーストに候補を絞り、最終的にYouTubeの動画で見た都市の雰囲気などからゴールドコーストに決めた。
どうやら現在はゴールドコースト空港への直行便がなくブリスベン空港発着になると分かったので、せっかくならとブリスベン滞在をプラスすることにした。

ツアーか個人旅行か

実際に予約したのが7月の終わりぎわ。
昨年のベトナムは初めての海外旅行で右も左もわからなかったのでHISで予約したのだが、今回はAgodaとSkyscannerでホテルと航空券を個人で予約した。

そもそも予約したいと思ったHISツアーがひとりだと受け付けていなかった。
別のツアーでゴールドコーストに行くこともできたのだが、ツアーだと空港からホテルまで送迎がつく。私は動画で見ていて気になっていたので現地の電車に乗ってみたかった。
さらにホテル代と航空券代だけで計算するなら自分で予約したほうが数万円安く済ませられることから、個人予約にした。

なお、今回の旅行においては、こだわりを捨てきれなかったり計画性がなかったりするところもあるので結果的に全体費用はあまり節約できていない。

航空券はLCCで20キロの手荷物をつけて往復9万いかないくらい。
ホテル代は1泊2万いかないくらいのホテルで、ゴールドコーストで3泊ブリスベンで2泊の合計9万くらい。
バックパッカー向けのドミトリーならぐっとホテル代を抑えることができるのだが、私はそもそも海外に旅慣れてない上にひとりでゆっくりしたいタイプのためそれなりのホテルにした。

ホテルはネットで口コミや景色、内装を重視して決めた記憶があるのだけれど、のちほど現地で後悔することになった。今後は立地を重視しようと決めた。


で、何を準備したらいいんだ?

なにもわからないので、YouTubeの動画やネットで調べて必要なものを用意していった。

・オーストラリアのビザ申請はETAアプリを通じておこなった。アプリはすべて英語である。間違いがあると怖いので解説動画を見ながら申請した。申請手数料が2000円くらい。

・オーストラリアはキャッシュレスが進んでいるらしい。もっているクレジットカードがすべて差し込みのみのタイプだったので、旅行先で使えるようにタッチ決済可能なカードをひとつ用意した。このカードは現地で大活躍した。

スーツケースは持っていないのでレンタルした。6000円くらい。
年にいちど使うかどうかなので購入するよりはレンタルのほうがお手軽。

・オーストラリアのコンセントはOタイプで、日本とも前回のベトナムとも違うので変換機が必須。スーツケースのレンタルショップで変圧器とともに無料でレンタルできた。

・wifiをどうするかは悩んだ。「現地のスーパーでSIMを購入するほうが安上がりである」とのことだったので現地で買うことにする。(が、結局スーパーでは買わなかった)

・洗濯前提で服を用意することにする。洗濯用品をもってないので、ハンガーに取り付けられる洗濯ピンチとビニール袋を用意。


出発当日

いざ成田空港へ

飛行機の出発は午後8時だった。朝に普通に起きたが、手持ち無沙汰で困る。
午前中は東京は雨。家を出る前にはやんでいたので安心した。

家を出た後バス停で「Suica忘れた?!」とあせる。ポケットに入れてたよ。
こんな感じの「どこいれたっけ、落とした?!!」を旅行中も頻繁にやってる。

機内は寒いと聞いていたので上着とストールを持っていったため荷物が多い。そのうえ暑い。


八重洲南口から直通バスが出ている

東京駅前からエアポートバスにのって成田空港第3ターミナルまで。バスは10分毎にでていて予約も必要ない。料金は1500円。Suicaで支払えるが残高が心配だったので、近くの券売機でチケットを買う。
おそらく帰国するんだろう海外旅行客が多い。スタッフさんがバスの空席を確認して満席になったら次のバスに案内する。ちょうど10分毎で満席になるくらいの客足だった。

中国からのご夫婦が席が分かれてしまったようだったので、声をかけて席を譲った。英語で声をかけたけれど正しい文章になってたかよくわからない…とりあえずジェスチャーで伝わったようだったのでよかった。

第3ターミナルは広くない

第3ターミナルは去年いった第2ターミナルと雰囲気がだいぶ違った。
幕張メッセみたい。THE空港というよりは、大きな倉庫に店舗やブースが並んでるみたいな雰囲気。

バスを降りると目の前に見える。中へはエスカレーターを上がる


各航空会社のカウンター、チェックイン機、フードコートやドラッグストアなどの店舗、ガチャガチャなどがある。

時間があるので、リンガーハットでちゃんぽんを食べる。
空港は料金が高いのが定石だが、それでも800円である。家の近くにあるレストランは1000円超えるので、空港内のほうが安いやんけ!と金銭感覚がバグる。

出発3時間前なので預け荷物手続きへ向かう。すべて自動
荷物に貼るシールがでてきて自分で荷物に取り付けるのだけれど、裏面みてもよくわからない!
預け荷物の機械そばで係員のお姉さんがいたので「合っていますか?」と尋ねたら「ばっちりでーす!」と明るいテンションで言われた。

預け終わってレーンから出る際になぜか誘導されたレーンが行き止まりになっていて出られない!いっしょのタイミングでいたカップルと「出口なくないですか?!」と話す。適当に仕切りをまたいで外に出た。

空港内や飛行機で暇だろうなと思ったので、本屋で文庫本を買うことにした。レジのおじさんが「カバーかけますか?」と聞くのでお願いしたらカバーかけながら「小さく用意しすぎちゃった!」と話してくる。事前に文庫本の縦サイズが合うように用紙を用意しておいたはずだったのだろう。陽気な人だった。

手荷物検査は余裕じゃなかった

去年と同じだろう、と水筒に入っていた水だけをすてて他は気にせず進んでいったら止められてしまった。
中身からっぽでも水筒は分かるように出しておいた方がいいようだ。
さらに、ペンケースのなかに小さなカッターを入れっぱなしにしていたので没収されてしまった。うっかりしてたんですごめんなさい。

X線通る前に、係員さんに「これもこれも!」って体の前で手をバタバタされて「?」って思っていたら着ていたパーカーだった。上着も脱ぐんだっけ?チャックがあるから?

そわそわしながら搭乗する

自販機で水を買った。空水1本がぶ飲みする。妙に喉がかわく。乾燥しているのだろうか。
機内用にもう1本買うことにする。天然水が130円で150円の空水より安いので買ったらcoldってなっているのにぬるい!どう考えても常温。
冷たいのが欲しかったのでもう1本空水を買う。

下の待合場所には自販機がないので、行く前に買っておいた方がいい
待合場所は階段下で窓もない。人は少なくて静かだった
飛行機まではバスに乗った

バスで行くのは初めてだ。バスの横幅が普通よりも広い気がする。遠いのかと思ったが飛行機まで1分もかからなかったかもしれない。直接地面から飛行機のタラップに乗るのって不思議な感じがする。


成田空港を飛び立つ

狭いところが苦手なのであえて通路側を指定した。
隣は若い女の子ふたりづれのようだ。

座席のモニターの使い方がよくわからない!人のマークは乗務員さんを呼ぶものだったらしい。灯りボタン?の隣にあったのでつけてしまったら「はい?」って来てしまって困った。すみません
日本語が出来る乗務員さんだったが、言葉は丁寧なのに愛想がなくてちょっとこわい…

配られたオーストラリアの入国カードがすべて英語だった。先に書き方調べておけばよかった!すでにインターネットはつながらない。必死に単語を解読してカードに記入する。

夕食タイムなのか購入した乗客に食べ物や飲み物が配られる。
LCC初めてだから何が有料で何がサービスかイマイチわかっていない。水はサービスなんだろうか?

22時くらいに電気が消えて暗くなる。まだ乗客はたいてい起きているのでそこかしこが明るいし賑やか。

オフラインに保存しておいたYouTubeの動画を見る。乗る前はすごく眠かったのにだんだん目がさえてきてしまった。どうしよう。
ウトウトしては目を覚まして、で寝られない。ふくらはぎと太ももの裏が痛い。あと腰。

後方の席はけっこう揺れる。一番後ろがトイレになっているので何度か席を立って後ろに行くのだが、ぐらぐらして使いづらい。
トイレ前のスペースには窓もあるが、夜なのでなにも見えない。

乾燥がパない。2本のペットボトルは飲み切ってしまった。

夜は冷える。上着は着ていたけれど、ストールも手元に置いておくべきだった。

4時に灯りがつく。

購入した人に朝ごはんが配られる。四角いパンみたいなやつ。

オーストラリアは食べ物に厳しいらしい。持ち込み禁止のものについてアナウンスがある。そんな厳しいの?
持ってきた煎餅とチョコを食べる。パンとか持ってきてもよかったかも。お腹すいた。

隣のお姉さんと少し話す。友達と旅行のようだ。
朝日がちょうど窓側に見えて、お姉さんが撮ってくれた。やさしい。
数か月前にスマホを落としてしまったために私のスマホのレンズはヒビが入っている…。ご自分で撮った写真も共有してくれた。やさしい。

飛行機の窓から見るオーストラリアの朝日


初日にして知らない人とよく話す日になった。普段はコンビニ店員さんと袋いりますか?くらいの会話しかしないのに。
幸先がよい。

そしてブリスベン空港へ。

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