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【#2】初めての海外ひとり旅ゴールドコースト・ブリスベン~空港からホテルへ~

2024/09/03~2024/09/09まで、オーストラリアのゴールドコーストとブリスベンに初めてひとりで海外旅行に行った。
前日午後8時ごろに成田空港を出発。10時間近く飛行機で過ごしついにブリスベン空港に到着したものの、ほとんど寝ることができずすでに疲労困憊状態。この日は旅行中で体力的にも精神的にも最もしんどかった。

前回の記事はこちら


2日目・ブリスベン空港に到着

入国手続き

09/04、午前6時半くらいに空港に着いた。天気はいいが思ったよりも寒い。
行きではバスで飛行機まで向かったが、到着ではそのままターミナルに直通だった。

飛行機内で渡された入国カードが英語のみだったのでドキドキしながら機内で記入したが、空港内には他の言語対応の入国カードも用意されていて、カウンターには人だかりができていた。

さらにその先の通路わきにまた別の人だかりができていて、映画館の自動券売機みたいな端末が並んでいる
事前に、「日本のパスポートは入国審査が自動でできる」とネットで見ていたのでおそらくこれがその端末だろうと判断。列に並ぶことにする。
係員の男性が並んでいる人に向けて説明をしていた。当然すべて英語で、かつオーストラリア訛りがある。「この奥にもあるけどすごく混んでるからここでもうすこし我慢して待って手続きしていって」というようなことをおそらく言っていたと思う。
どうしよう全部英語だ…とド緊張していて内心パニックである。
端末は言語を日本語にできるので、画面操作は困らなかった。パスポートを読み取って自分の写真を撮影したらおしまい。

人の流れにしたがって進む

預けていた荷物がつつがなく流れてきたので引き取る。
その後、税関へ向かう。食品の検査がけっこう並んでいてここが一番時間がかかった
カウンターで荷物を開けて係員に見せている人が遠くから見えた。おそらく入国カードの持ち込み品の項目になにかチェック入れた人が中身を確認されていたのだと思う。
列にいると係員の方が来てHow are you?と話しかけられ入国カードを渡す。確認するといったん入国カードを返された。後ろの人はどこかの項目にチェックを入れていたようで「どうしてここチェックしたんですか?」「肉を持ってきてるんです」というような会話をしていた。
その後もしばらく待っていたが、ふたたび係員の方がやってきて入国カードを持って行った。ここでなにか言われたのだけれど、よく聞き取れず!
カウンターの列へ行けばいいのかな?どうしよう?と思っていたら他の人が横から外に出て行っていたので、何もなければ行っていいようだと判断して出口へ向かった。

カフェや両替所、SIM販売などがある

出られたのが午前8時くらい。
このあと電車に乗るので荷物を整理する。まわりキャリーケース開けてる人が全然いない!すみっこでコソコソ終わらせた。

SIM購入

到着前はホテル近くまで行けばモールがあってスーパーもあるしそこでSIM買えばいいと考えていたのだけれど、ネットが使えないのは不安すぎると思いなおし空港で買っておくことにした

OPTUSという会社でSIMを購入。「何日いるのか?」と聞かれて7日だと答えたら2種類あるらしくリストを見せられた。値段に違いがあるんだけれど、内容の違いがどこかイマイチよくわからない。なぜか安いほうが通信容量が大きい???のでは???しっかりとは覚えていないがたしか30ドルと40ドルだった。
「違いこれだけですか?」って聞いたら「YES」って言われて困惑。どちらにしろ、30日間使えるようだったので安いほうにしておく。
店員のお兄さんびっくりするくらい態度が雑でビビる。渡したパスポートを投げて返さないで…。
何か言われて一瞬ん?となったけれど「ここで入れますか?」というようなことだったので、スマホを渡してSIMの設定をやってもらった
品物の額面を見ると45ドルと書かれているので、空港でも割引価格にしているのかもしれない。

昨年行ったベトナムではネットのみのSIMと電話番号つきのSIMとがあって、電話番号があるほうが値段が高かったのでSIMはそういうものかと思っていたのだけれど、オーストラリアではどれも電話番号つきのようだった。
使用期間とデータ容量で値段が変わるらしい。

ドル両替

オーストラリアはほぼキャッシュレスと聞いていたけれど念のため現金も用意しておきたかった。

空港の両替は手数料が高くATMでキャッシングするのがよいとネットで見ていたので、ATM機械でドルを借りようとしてみたのだが…。事前に見ていた操作説明の動画と様子が違う。動画では言語変更が出来ていたのだけれど、どうやらこのATMは英語のみのようである。
不安すぎて途中で操作をキャンセルして、窓口で両替することにした。この際、手数料は気にしないことにしよう。

お店へ向かって、窓口で「日本円からオーストラリアドルに変えてほしい」と伝える。おそらく店員さんがレートや手数料について軽く説明してくれた。が、値段についてよく理解できなかった。
1万円を渡し、およそ89ドルになった。お金は各種お札と小銭と色んな額に分けてくれた。

電車に乗る

ゴールドコーストまでは公共交通機関を使う。
電車に乗ってHelensvale駅まで行き、路面電車に乗り換えホテル最寄りのBroadbeach South駅まで。およそ3時間の予定。
乗り場までの行き方はAirtrainが公式動画を出しているのを見ていたし空港にはTrainという看板もあったので迷わなかった。

紙の切符を通す改札口は無くて、通路にタッチ式の端末と人のいる窓口がある。
タッチ式のクレジットカードでも電車は乗れるようなのだが、対応していないバスなどもあるようなので駅の窓口でGoCardというSuicaのようなカードを買った。

駅に向かう途中で見たカラスのような鳥
早朝だからか駅はすいていた

ホームはひとつしかないので、ゴールドコースト方面で来た電車にそのまま乗る。

どこかスッキリとした印象の車内

しばらく電車に揺られながら、Veltoraで明日行くツアーの予約をしておく。観光先はどんなのがあるか見てはいたけれどまだ確定した予定を立てていなかった。日本語のツアーは数が少ない。

車内では日本と同じように次に止まる駅や乗り換えの案内のアナウンスが流れる。アナウンスはあまりオーストラリア訛りを感じない。

ここでアナウンスを聞きながらふと気づく。この電車、Helensvale駅まで行かないんじゃないか?!途中駅どまりだ!!!

Park Road駅

人の少ない車内だが周りがいちように下車するので終点で間違いないようだ。
駅員さんが車内をのぞいて残った客がいないか確認していた。
オーストラリアの駅員さんは日本のような制服を着ていない。私服の上にカラフルなゼッケンのようなものを着ている

間違った電車に乗ったのか?このさきどう行けばいいのか?眠い頭でだいぶ不安で心臓がバクバクした
ネットで路線図や行き方を検索する。

ここでオーストラリアの公共交通機関を使うならMyTranslinkというアプリが便利という記事を見る。日本でもよく見る乗り換え案内のアプリだ。
ダウンロードしてBroadbeach Southまでの行き方を検索すると乗る電車の時刻やホーム番号まで表示してくれた。先にダウンロードしておけばよかった…
このアプリはこの先もなんども利用した。Googleマップの経路で電車やバスも検索できるのだけれど時刻表の情報が古いようで、Mytranslinkのほうが正確だった。

ホームを歩く駅員さんが「2分遅れです」というようなことを言いながら歩いている。オーストラリアの電車はほぼ時刻表通りに運航するのだろうか。

乗る電車がくるまで20分近く待ったので乗り間違えないかかなりドキドキした。違う行き先の電車を3本くらい見送る。
電車の外についている電光板で行き先を確認してふたたび乗車。

疲れでものすごく眠い。おまけにちゃんと到着できるかものすごく不安だ。気を張った状態で眠いのに寝られない状態で頭がふらふらする。お腹もすいた。
Googleマップを開いて自分の現在位置を確認しながら車内アナウンスにも耳をそばだてて窓の景色を眺めていた

外では色んな看板が流れていった。NARUTOの自来也がいたのだが写真を撮るのが間に合わず残念。
牧場があるのか、牛が放牧されているのも見た。

Helensvale駅にようやく到着
Borobiというらしいマスコット。駅や公園などいろんな場所で見かける

路面電車に乗り換え

路面電車のホームはすぐそこなので、駅の外にすら出なくてもいい。
Helensvale駅は広々としていた。人も少ない。

残額がよくわかっていないのだけれど、GoCardのチャージが足りないかもしれないと思ったので券売機でチャージすることにする。
使い方がわからないのでネットで検索する。
途中でGoCardさっきまで手に持ってたのに?!落とした?!と焦る。カードケースに入れてたよ。

タッチして改札を過ぎ、乗車。
車内はすいていた。

つり革は高い位置にあって数も少なかった

空港からの電車もそうだが、路面電車もオーストラリアではボタンを押さないと扉が開かない。青梅線みたいだな、と思いながら乗っていた。

また車内には吊り広告が全くない。さっぱりして見える。オーストラリアでは広告はどこに出すのが一般的なんだろう。

ホテル到着

ホテルのあるBroadbeach South駅はサーファーズパラダイスを超えたさらに先だ。

駅についてホテルを探すが、地図だと入り口がどこかわからない…。どこの道から行くの?!
どうやら泊まるホテルは駅から川を渡るようでぐるっと大回りしなくてはいけないようだ。キャリーケースを転がしてとぼとぼ歩く。時刻はまだ11時ごろなので、チェックインには早い。荷物だけ先に置きたい

ホテルにようやくついてフロントのお姉さんに「今日予約しているんだけれど荷物を置かせてほしい」と伝える。
頭がぼんやりしていてお姉さんの言っていることがいまいち理解できない…。
すると、そのまま手続きを進めて部屋のカードキーを渡してくれた。部屋にもう行ってもいいようだ。

ホテルのエレベーターはカードキーをタッチしてからじゃないとボタンが押せないようになっていた。初めてで戸惑う。
日本のホテルみたいに館内案内がエレベーターにない!ルーム番号の先頭の番号が階数でいいんだよね…?

やっとたどり着いたホテルの部屋

部屋をざっと見たあと、お風呂に入ることにする。さっぱりしたい。
シャワー浴びながら排水溝に生きてる蛾を見つけてショック…。水を浴びせてあとでゴミ箱に入れた。ゆるしてください。

しかし窓際にさらに2匹の蛾がいたので、タオルをふりまわしてなんとか窓から逃がす。つかれた。

ゴールドコーストを散策

セブンイレブンで買い出し

寝たい気持ちが強かったが、ここで寝ると夕方に目を覚まして何もせず1日が終わってしまう。
歩いて近くのビーチを見てからショッピングモールに行くことにした

お腹がすいていたし、空港からずっと飲み物も飲んでいないのでコンビニに寄る。

ホテル近くのセブンイレブン
日本ではないお菓子類がたくさん
ドーナツやサンドイッチもある

店内は日本と雰囲気が少し違っていて、外国映画に出てくる雑貨屋さんみたいだった。レジは日本のタバコ屋さんみたいな感じでガラスで仕切られていた。
水のペットボトルとチョコレートバー、バナナケーキを買って出る。

ブロードビーチでスポーツイベント

ビーチに向かっていくと、なにやらフェンスで仕切られていて旗が見える。なにかイベントしてる?

ライフセイバーの大会が開催されていた

人が多いのだけれどアジア系がほとんどいなくて、日本を出たんだなーと実感した。
大会を見ながら買ったバナナケーキを食べる。おいしい!

会場を大回りして降りられるビーチを探す
海は波が高くて東京や由比ガ浜とは雰囲気が違う

靴で浜に降りたら砂がサラサラしていて足がしずむ。ビーチサンダルじゃないとダメかも。
この日は風が強かった。

ジェラート屋さん

モールを目指して歩いていると途中でジェラート屋さんがあった。ご夫婦が買おうとしている。おいしそうだったので自分もここで休憩することにした。
たくさん種類があったが色がきれいだったのでブラッドオレンジを注文した。コーンかカップか、シングルかダブルか、などいろいろカスタマイズできるようだった。

老若男女誰でも立ち寄っていく
ブロードビーチのモニュメント

オーストラリアの信号機

路面電車があるので道路を渡る機会が何度もあるのだが、横断歩道は日本と仕様が違っていた

横断歩道は横のシマシマ模様がない。縦の破線だけだ
歩行者用のボタン

歩行者用のボタンは日本よりもボタンが大きい。一度押すとわきの灯りがつく。
信号からは歩行者信号が赤のときピッピッと音がして、青になるとプププププという音に変わる
渡るときいつも押すことにしていたが、このボタンが歩行者が渡るときに押すものなのか、それとも視覚障がい者のための補助のものなのかが最後までよくわからなかった。
歩行者はみんな押していたので歩行者用ボタンだったのだと思う。

日本の信号は青点灯→青点滅→赤点灯だが、オーストラリアでは青点灯→赤点滅→赤点灯だ
さらに赤になるのがものすごく早い。青点灯は1秒くらいしかない。赤点滅もそれより少し長いだけだ。私ですら小走りで渡った。足腰が弱い人どうするのだろう…。

ショッピングモール

Pacific Fair Shopping Centreというとても大きなショッピングモールへ。
入り口どこ?すごく広い。ユニクロの看板がある。

ゴールドコーストは川が多い
噴水やベンチも多い

服飾品や、スーパー、フードコートなどいろんなお店があって全部を回りきるのはとても大変そうだ。
越谷のレイクタウンより全然ひろい。
手直にまわれそうなところだけ看板を見ながら見て回った。

フードコートには寿司やラーメン、ベトナム料理やハンバーガーなどいろんな種類のお店が入っていた。なんか食べたいな。

フードコート以外の場所にも各階にカフェがあるので休憩にとても便利だと思った。買い物している人も多いが混んでいる印象がまったくない。

映画館。トランスフォーマーの大きなフィギュアが置いてある
カートのまま乗れる段差のないエスカレーター

スーパーをのぞきたかったのだが、このモール内にColesとWoolworthsとKmartの大手3種類全部ある
日本だと専門店はいろいろ入ってもスーパーは系列店1種類になると思うのだけれど、競合とか気にしないんだろうか?

近かったので今回はWoolworthsへ行ってみることにした
入り口に駅の改札のようなゲートがある。とくになにかする必要はなくて近くへ行くと自動で開く。

量り売りの野菜と果物
ものすごい種類があるシリアル

ぶらついていたらだんだん気分が悪くなってきた。つかれすぎた。
とりあえず飲み物がほしい。
もったいないけど今日はあきらめてホテルで寝ることにしよう。

水のペットボトルとコーヒー牛乳、ベーコン味のスナック、ティムタムを買って帰る。

ホテルでおやすみ

部屋に戻って速攻寝た。
ふと起きると夜8時くらいだった。それから明日からの予定を考えていると11時くらいになってしまった。

もう一度シャワーを浴びて洗濯をする。
洗濯が大変。他の人はどうしてるの??洗えても乾かなくない??

0時半くらいに寝ようとすると、部屋の窓際にまた蛾を2匹見つける。
眠くてしかたがないが、そのまま放って寝ることができないのでタオルを再び振り回してなんとか窓から逃がす。どこから入ってくるの!!

1時くらいにようやく寝る

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