第6話 オリジナル曲『マカロンサラダ』の巻
皆様ごきげんよう
誉梓です。
音楽家(作曲·ピアノ演奏·シンガーソングライター)として活動しております。
本日はオリジナル曲『マカロンサラダ』を歌詞と楽曲に込めた思いなどを綴ろうかと思います。
学生時代の嫌な思い出と嫌な思い出。
負けず嫌いな私の歌、
そして、勇気を出して欲しいあなたに贈る歌。
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『マカロンサラダ』
ひとくち食べなさい
お残しいけません
どうにも飲み込めないのマカロニサラダ
○を□にくり抜くなよ
端切れも含めて私よ
年長者ってだけで気取んなよ
そんでどれだけ偉いの?
ありふれたもんがありふれてる
こっから脱出するのさ
♡に魔法をかけれるのは
この世で1人の私ね
ひとくち食べなさい
お残しいけません
どうにも飲み込めないのマカロニサラダ
あゝ好きなモノだけ食べたい
あゝ我慢はもはや毒だって
あゝ☆とアメーバの出逢い
ハロー·マイセルフ·ミチナル·フィーリング
ひとくち食べなさい
お残しいけません
どうにも飲み込めないのマカロニサラダ
「高い学歴が武器です」
覗けば筒抜けマカロニ
独断で答え押し付けんなよ
当たり障りない「マヨ」なの
でも
あなたにはなくて私にはある
不思議な力とやらで
マカロニをマカロンにするのさ
素敵な願いを込めてね!
あゝあなたに逢えてラッキー
あゝ最高だったありがとう
あゝ後はスパイスにしまぁす
グッバイ·マイセルフ·イニシエノ·エモーション
ひとくち食べなさい
お残しいけません
どうにも飲み込めないのマカロニサラダ
NONONO!
ひとくち食べたし
お残し、さて置き
どうにも溶け込みたくない
だから
マカロンサラダ
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こちらも『パセリのうた』(※第3話に掲載)につづき毒舌混じりな楽曲。
この詩は個性を尊重するもの。
そして、否定してくる者に対して自身の強い理念や理想を掲げ、自らがそれに進んで旗を勝ち取りに行くそんな強気な詩となっている。
とくにこの詩で注目したいのは「自尊心」だ。
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ここからは私の実体験。
小学校3年生くらいの頃のお話。
学校で押絵羽子板を作る課題があり、
基本デザインは全員同じで、月から白兎が顔を覗かせているというもので、うさぎの顔や背景の色合いはそれぞれが自由に書くというものだった。
こんな内容で何が起こったかというと、
兎の顔を書き直させられたのだ。
突然私の後ろから
「兎の目は赤でしょ?その上から赤で書き直してくださいねぇー。」
そんな風に言われ、「皆さんも兎の目は赤ですからね。押絵羽子板は伝統的なものなので。いいですか?赤ですよぉー。」
私はその時は素直に先生の言うことに従った。
あ、いけなかったんだ、黒はダメなんだ……。
黒のが可愛いと思ったのに……。
怒られるから言うこと聞かないと……。
その日は親子参観のような形式で授業が進められており、後ろには親もいた。
私がクラスの代表となって注意されて、すごく恥ずかしい思いをした。絵を描くのが大好きだった私は半べそ書きながら、赤ペンでグリグリと目を塗潰した。
家に帰ってから、母から「可哀想に。あんな言うこと聞かなけりゃ良かったのに、聞いてない人いたよ?皆同じで可愛く無くなってた。」と。
私も言う事聞かなれければ良かったぁー!!!!と心の底から思ったけど"先生が言ったから……"諦めの気持ちのが大きかった。
ここで味方をしてれる人がいて本当に良かったと私は心から思った。
このあとから私はちょっとずつ強くなっていく。
他にもエピソードはある。
「まつ毛は書かないでください。正面からは見えないでしょ?」
「こんな色の花ありません、やり直しぃー。」
ほかの場面だと、
「クラスの皆さんに○○さんがよかれと思ってお土産持ってきたみたいですよぉー。」
音楽では学年伴奏に選ばれ、音をミスってしまった瞬間があり、「あ〜、やった。」と後ろからボソッと言われた。
この頃、どんどんと自信を無くしていき、学校がとてつもなくストレスで本当に行きたくなかったし、友達と呼べる友達も居なかったし先生はほぼ全員敵と思い込み。全てがつまらないし常に人の顔色を伺いながら過ごしていた。
意外と小学生の頃に傷ついた記憶は今でも根に持っていたり覚えていたりするもの。
因みにこれらの発言は全て同一人物。
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では、自信喪失している私とその先生の鮮明に覚えているギャグのような一コマをご紹介しよう。
私が、休み時間にプリントの裏に絵を描いたら
クラス全員の前で怒られた話。
👨🏫「紙は昔はとても貴重なものだったんです。
職人さんが1枚1枚作ってうんぬんかんぬん…
もう授業受けないのね?
いらないのねそのプリント。
捨てますよ。」
👧🏻「いいえ」
👨🏫「すーてーまーすーよ。」
👧🏻「いいえ」
👨🏫「今すぐ描いたもの全部消しなさい。」
👧🏻「…………(ケシケシ)……消しました。」
👨🏫「はい、もう二度としないで下さい。」
👧🏻「はい」
👨🏫「わーかーりーまーしーたーか?」
👧🏻「はい」
👨🏫「座りなさい。」
今となればなんでこんな奴の言うこと聞いてしまったんだとしか思わない。
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これ、誰にでも注意してる訳ではなく、
ことある事に私が立たされたり名指しされたり、
難癖されたりと、理不尽且つ頭ごなしな対応をされた記憶がある。
とにかく恥欠かされたし侮辱されたし、自尊心やプライドも傷つけられた。
どうせ毎日のように何かしら怒られるから学校には行きたくなかったが、母の説得もあって、なんとか腹痛も堪えつつも学校へ行った。
偉い。
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2番の歌詞はよく物語っている。
"高い学歴が武器です
覗けば筒抜けマカロニ
独断で答え押し付けんなよ
当たり障りないマヨなの
「でも!」
あなたにはなくて私にはある
不思議な力とやらで
マカロニをマカロンにするのさ
素敵な願いを込めてね!"
私の自由を縛り付けるな。
私の価値をあなたが勝手に決めるな。
自分の固定概念押し付けるな。
何も知らないヒトが気安く口出しするな。
今となれば、「はは〜ん?嫉妬だろ?嫉妬〜」
なんて面と向かって言ってやるさ!
「あなたはそう思うんだね?私はそうじゃないから〜アデュ〜♪」くらい軽くテキトーにあしらえるのになぁ〜!悔しい!
今の私が当時に戻れるなら絶対に言うこと聞かない自信がある!!
ってくらいには大っっっっっっっ嫌い♪
私にも嫌いな人くらいは居るさ。
これは先生以外に限った話ではなくて、自分の考えをねじ伏せようとしてくる人には要注意!!ってこと。
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もし
落ち込みそうになったら、否定されたら
私にあなたのその考え方教えて?
色んな考え方や見方に興味があるし、
その個性は私が守る!
そのくらいには強気だし、同じ思いをさせたくない。ましてや私は作曲家♪
もしかしたら
私の思いは誰かの代弁者になれる可能性もある。
自由な発想と様々な経験や感情こそ全て。
端くれだけど曲がりなりにも表現者。
自分がいなくなってしまいそうな人の心を救い出してあげたい。言い返すかの如く強気になるのでもいいし、静かに自分に"私は私"と言い聞かすでもいい。とにかく自信を持って欲しい。
誰かの考えの言いなりになるんじゃない。
誰かの色に、ルールに染まらなくていい。
自分の考え方にちゃんとプライドと自信を!!
足枷があっての自由。
だから面白い。
ただ、足枷にならなくていい足枷なら
今すぐに振りほどいて欲しい。
自分に生きて!!
それでは聴いてください!⬇️
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『マカロンサラダ』
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いつも誉梓の活動を応援し、見守ってくださる方々ありがとうございます。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
誉梓
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次回 第7話
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