TRPG遍歴あれこれ
どうも寺です
普段は身内とTRPGやゲームを遊んでいる人間です。
出来事でnoteに登録したんですが普段はTwitterもといXで思いついたことを呟き散らかしているので、長文にまとめて書くのが苦手なんですよね。
でも何か自分の好きな事を共有したい気持ちは一丁前にあるので。せっかくですしTRPGを好きになったキッカケや大好きなシナリオについて書き綴りたいなと思います。
TRPGに触れたキッカケ
TRPG自体を知ったのは中学3年の頃、ニコニコ動画でゲーム実況を見漁る人間だった私は、何の拍子でたどり着いたかゆっくり音声のTRPGリプレイ動画にたどり着きました。多分ゆっくり実況を色々タグとかで探してた時期かな?
ゆっくり達のジャズエイジクトゥルフという、なんとかかんとか様投稿の動画を発見してこれにどハマり。豊富な知識とコミカルな掛け合いがクラシックスタイルのセッションの良さをこれでもかと引き出してました。そしてこの方の投稿しているシリーズを全て視聴し、その後はCoCのリプレイ動画を見漁るようになります。
そうなればまぁ、プレイしたいと思うのも当然なわけで。ただ当時ネットワークに繋がるデバイスがPSVitaしかなかったもので、ネットで一緒にプレイできる人を探すのは中々至難の技でした。
ただ高校生活で転勤が訪れます。
高校の頃に部活内でTRPGが少し流行り、手探りで卓をすることができました。今思うとオフセができたって結構貴重な経験だった様に思います。その後地元で行われていたTRPGセッション会に参加したり、友人と創作の延長でいろんなシナリオを踏破ないし制作したり……
その時使っていたセッションツールはTablkというチャット形式のテキストセッションツールでした。機能が非常にシンプルだったのとログの見返しやすさでココフォリアがでる以前はずっとここで遊んでいたと思います。100近くログが残ってるのではないか……?オリジナルの展開を思いつきでRPしながらダイスを転がす、なんてことが楽しくて遊び耽ってました。
遊び方の傾向
さて、私が遊ぶTRPGは大体がクトゥルフ神話TRPGです。最初に触れた動画は世間一般でいうクラシックスタイルでしたが、私の遊ぶシナリオはいわゆる同人シナリオというものが殆どです。シナリオ作者様の描くストーリーに触れながら、そこで自分の考えたキャラクターを動かして遊ぶというのが好きですね。考えたらやってきたゲームも固定主人公より自機をキャラクリエイトできるゲームばっかりだったしな……
嬉しいことに自分が普段仲良くさせてもらってる人達もTRPGを遊んでいて、CoCでは長編シナリオなどに誘ってもらえたりと恵まれた環境にいるなと感じます。庭師は何を口遊む、VOIDや奇奇怪怪同好会、ソープスクール、傀逅、誰がロックを殺したか、Bye-Bye-SummerDaysなど……まさか十二星座殺人事件も通過できるとは思いませんでした。大感謝です。頭上がりません。
私といえば酷い飽き性なのもあって長編シナリオのKPが中々務まらず、タイマンシナリオやソロシナリオを中心にKPをしています。はい、ちゃんといつかは4PLシナリオ回します……
あと単純に好みもあるんでしょうか。私の好きなシナリオは大抵「夢」「よくわからない」「幻想的」「胡乱」「静けさ」のどれかをかすっている、もしくはシュールさや手の込んだぶっとんだ展開があるんですが。そういうのタイマンとかがやりやすいんですよね。私が個人を掘り下げるキーパリングをするのもあるかもしれません。
PCを作る時はつい向上心や好奇心を積んだ人間を作りがちです。なんでかってセッションで動かしやすいからですね!!!!あと好みでもあります。頑張る人間好きなんですよ。かわいい。
あと人間初心者作りがち、積む感情が重い、正の感情がぐちゃぐちゃなどのお声をいただきます。性癖だからしゃーないね。
そも一緒に遊ぶ人達の中でもTRPGをゲームとして強く捉えがちなので、CoCだとKPレスもよく遊びますし、探索の時はフラグを回収したくなってしまうので死亡ルートを突き進みかけては同卓者に諌められてます。すみませんいつも。
CoC以外だとフタリソウサやエモクロアは大体わかる部類です。フタリソウサは2人いれば遊べるという手軽さや感情をつみやすいゲームシステムでRPが好きな方にはオススメです。
エモクロアは自由度が高く、様々な怪異ネタを自由に取り扱えるのが魅力的だなぁと。キャラ作成する時のワクワク感がかなり高いです。せっかくシナリオ集買ったので卓立てたいですね。
推しシナリオの存在
そんなこんな色々遊んでいるわけですが、私がTRPGに最近またのめり込むようになったキッカケのシナリオがありました。たのちぴあ様作のかいぶつたちとマホラカルトと白粉屋様作のロトカ•ヴォルテラの愛堕討ちというシナリオです。
かいぶつたちとマホラカルト(以下かいマホ)は自分の作成したキャラがずっと自分に刺さっているのと、自陣が最高にカッコよくてたのもしい仲間達だったなぁと。今でも彼らの日常を思い浮かべては楽しくなっています。
ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち(以下ロトあだ)はいわゆるうちよそ、というカップリングを組まさせていただいたんですが。まぁ……刺さりに刺さって……。1年過ぎた今でも継続してシナリオを遊んでます。この調子だと全然2年いくな。
この辺りからPC達のその後を見たい!!という願望が強くなり継続シナリオやソロシナリオをKPすることが増えたかなと。
そしてなんといっても
腐乱腐乱
蜜蜂竣工様作のこのシナリオなくして私のTRPG遍歴は語れないでしょう。私の大好きが全て詰まった推しシナリオです。みんなも夜の街をわけもわからないままふらふらしよう。私がわがままを言ってこれを回してもらった時、ずぅっと心が楽しいで満たされてたことを思い出します。苦しさがないんですよね。
もちろん感情を揺さぶられるシナリオも大好きです。黒柄エチル様作のムーンリットの終点でがとても大好きです。
私が腐乱腐乱が好きな理由のひとつとして「無理に理解しなくていい」「ただ楽しんでいい」シナリオだからというのもあるでしょうか。
わからないからこそ、それとの付き合い方はとても個性が出ます。このシナリオを通していろんなPCやPLの考えとプレイングに触れました。みんな「なんだコレ?!」をそれぞれに楽しんでくれていて、だから何度でも回したいと思うんです。
みんな!!腐乱腐乱は2も3も4もあるぞ!!!
このシナリオに関しては身内以外の方にも回してみたいなと思ったりするので、勇気を出して野良卓……するかも……?
それとこの辺りからドリームランドシナリオが大好きになって、ドリームランドあたりの原作やサプリを買って読む様になりました。
月刊かびや様作エメラルドの罅はKPレスでできる旅の良さがいっぱい詰まっててオススメです。ドリームランドの地名に詳しくなれるかも。
これから遊びたいシナリオ
蜜蜂竣工様、月刊かびや様のシナリオで気になるのがいっぱいあるんですよね。Dreamboxやずぶぬれずんだもちかいぶつ教の真実、蜜蜂とグッバイ、ラビュリントの北極星
PXY、月夜蟹になって椅子足を喫する、ヘクストラクト……
ごちそうルールズ様作の夢堕ち、まどろみ映写室様作のメサイア、虚白館様作ダンウィッチの怪……上げ出したらキリがないな。
さいごに
これからものんびりTRPGをやっていきたいと思います。また唐突にシナリオについて語り出すかもしれませんが、よろしければお付き合いください。
余談
前述したラビュリントと北極星は現在テキセでソロ回し中。本文がそこそこの量になったら小冊子にしてもいいなぁと思ったり。本当に全ての表現が美しいです。読み物としても最高です。頑張って回せるようになりてぇなぁ。
あと部屋の綺麗な作り方がいまだにピンときていません。許せ